こんにちは。NAYUTAS(ナユタス)川西能勢口校です。
今回は、K-POP史に残る名曲のひとつ、**EXOの「Growl(ウルロン)」**について、歌とダンス両面から講師目線で解説していきます。
「ウルロン」はEXOの代表曲であり、彼らの人気を決定づけた一曲です。一見シンプルに見える構成ですが、実は基礎力・表現力・チーム感のすべてが詰まった、非常に完成度の高い楽曲です。
「ウルロン」が難しい理由は“派手さがない”こと
この曲の最大の特徴は、激しいアクロバットや大きなジャンプがほとんどない点です。
だからこそ誤魔化しが効かず、一つひとつの動きの質がそのまま実力として表れます。
ダンス面では
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重心を低く保ったままの移動
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上半身の力を抜いたラフなシルエット
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細かいリズムの取り方と間(ま)の使い方
がとても重要です。特に下半身が安定していないと、どれだけ振付を覚えても「軽く」見えてしまいます。
ダンスのポイント:力を入れない=抜いていい、ではない
「ウルロン」を踊るとき、よくある勘違いが「力を抜いて踊ればいい」という考えです。
正しくは、必要なところだけ力を入れ、その他は脱力すること。
例えば
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歩くような振付でも、腹圧と内ももはしっかり使う
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肩や腕は柔らかく、でも芯はぶらさない
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視線と首の角度で“余裕”を演出する
このコントロールができると、一気にEXOらしい大人の雰囲気が出てきます。
歌い方のコツ:強く歌わない強さ
ボーカル面でも「ウルロン」はとても勉強になる曲です。
サビで一気に張り上げるタイプの曲ではなく、抑えたエネルギーの中で緊張感を保つことが求められます。
ポイントは
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息を多めに含んだ声でフレーズをつなぐ
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喉で押さず、下半身と体幹で支える
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子音を立てすぎず、言葉を前に流す
特にAメロ・Bメロは、声量よりも声の質感が重要です。ここが安定すると、サビの一言一言に説得力が生まれます。
「ウルロン」は基礎力のチェック曲
講師として見ていて感じるのは、「ウルロン」は今の自分の実力を知るのに最適な曲だということです。
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体幹が使えているか
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リズムを細かく感じ取れているか
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表情や立ち姿に余裕があるか
これらが自然にできていないと、どうしても単調に見えてしまいます。逆に言えば、基礎を積み重ねた人ほど、この曲の魅力を最大限に引き出せます。
NAYUTAS川西能勢口校で学べること
NAYUTAS川西能勢口校では、振付を覚えるだけでなく、
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体の使い方
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重心・脱力・呼吸
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歌とダンスを両立させる感覚
といった、長く使える基礎力を大切に指導しています。
「ウルロンを踊ると何か違うと言われる」
「歌いながら踊ると安定しない」
そんな悩みがある方こそ、基礎から見直すことで大きく変わります。
まずは体験レッスンから
EXOのように、シンプルな動きでも惹きつけられるパフォーマンスを目指してみませんか?
NAYUTAS川西能勢口校では、初心者から経験者まで、一人ひとりに合わせたレッスンを行っています。
ぜひ一度、体験レッスンで「ウルロン」に必要な身体の使い方を体感してみてください。
あなたの表現力が、きっと一段階レベルアップします。

