「朝は声が出にくい」「寝起きだと声がかすれる」
このように感じたことはありませんか?
実は、寝起きは声帯や身体がまだ完全に目覚めていない状態です。筋肉が固まっていたり、呼吸が浅かったりするため、いきなり大きな声を出すと喉に負担がかかってしまいます。
そのため、歌う前には声をゆっくり起こすウォーミングアップがとても大切です。今回は、寝起きからでも無理なく声を目覚めさせる方法を紹介します。
①まずは腹式呼吸で身体を起こす
声を出す前に、まずは呼吸を整えることから始めましょう。
寝起きは呼吸が浅くなっていることが多いため、いきなり声を出すと喉だけで頑張ってしまいます。そこでおすすめなのが腹式呼吸です。
やり方はとてもシンプルです。
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背筋を軽く伸ばす
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鼻からゆっくり息を吸う
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お腹を膨らませる
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口からゆっくり息を吐く
この呼吸を数回繰り返すだけで、身体が少しずつ目覚めてきます。
呼吸が安定すると、声も出しやすくなります。
②エッジボイスで声帯を目覚めさせる
次におすすめなのがエッジボイスです。
エッジボイスとは、
「ア゛ア゛ア゛…」
というようなガラガラした小さい声のことです。
この発声は声帯を優しく振動させるため、寝起きのウォーミングアップにとても効果的です。
ポイントは
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小さな声で出す
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力まない
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息を押し出さない
ということです。
10秒〜20秒ほど行うだけでも、声帯が少しずつ動き始めます。
③リップロールで楽に声を出す
声帯が少し目覚めてきたら、次はリップロールです。
リップロールとは、唇を震わせながら
「ブルルルル…」
と息を流す練習です。
このトレーニングの良いところは、
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喉に力が入りにくい
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息の流れが整う
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声帯に優しい
という点です。
慣れてきたら、リップロールに軽く音程をつけてみましょう。
例えば
低い音 → 少し高い音 → また低い音
というように、ゆっくり音を動かしていきます。
この時のポイントは、絶対に無理をしないことです。
寝起きはまだ声が完全ではないので、軽く動かす程度で十分です。
④喉を開くトレーニング
寝起きの声が出にくい原因の一つが、喉の空間が狭くなっていることです。
そのため、喉を開く感覚を作る練習も取り入れてみましょう。
おすすめなのは、あくびの感覚を使う方法です。
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あくびをするような感覚を作る
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喉の奥が広がるイメージを持つ
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そのまま軽く「ほー」と声を出す
このとき大切なのは、声を押し出さないことです。
喉の空間を保ったまま、楽に声を出すイメージを持ちましょう。
この感覚が作れるようになると、声がとても響きやすくなります。
⑤最後に軽く歌ってみる
ここまでできたら、
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腹式呼吸
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エッジボイス
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リップロール
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喉を開く練習
で声の準備が整ってきています。
その状態で、簡単な曲を小さな声で歌ってみましょう。
最初から大きく歌うのではなく、
「軽く確認する」くらいの感覚で大丈夫です。
すると、徐々に声がスムーズに出てくるようになります。
まとめ
寝起きの声が出にくいのは、とても自然なことです。
だからこそ、いきなり歌うのではなく声を起こすウォーミングアップをすることが大切です。
今回紹介した流れをまとめると、
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腹式呼吸で身体を起こす
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エッジボイスで声帯を目覚めさせる
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リップロールで楽に発声する
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喉を開くトレーニングをする
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軽く歌って声を慣らす
この順番で行うと、寝起きでも無理なく声を出せるようになります。
もし
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朝は声が出にくい
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歌うとすぐ喉が疲れる
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正しいウォーミングアップが分からない
という方は、発声のやり方を少し変えるだけで声が大きく変わることもあります。
当教室では、一人ひとりの声の状態に合わせて無理のない発声方法やウォーミングアップを丁寧にレッスンしています。
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