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舌根が上がってしまう人へ|声がラクに出る「舌出しトレーニング」とは?

歌っているときに「声が詰まる」「高音が苦しい」と感じたことはありませんか?
その原因の一つとして多いのが、“舌根(舌の付け根)が上がってしまう状態”です。

舌根が上がるとのどの空間が狭くなり、声の通り道がふさがれてしまいます。その結果、無理に押し出す発声になり、のどを痛める原因にもなります。

今回は、舌根が上がる原因と、その改善に効果的なトレーニングについて解説します。


なぜ舌根は上がってしまうのか?

舌根が上がる原因はいくつかあります。

まず一つは、「頑張って声を出そうとしすぎていること」。特に高音になると無意識に力み、舌の奥に力が入ります。

そしてもう一つ重要なのが、
「舌を後ろに下げすぎていること」です。

舌を下げようとしたときに、“前ではなく後ろに引くように下げてしまう”と、舌根が引っ張られて逆に上がりやすくなります。

つまり、「下げているつもりが詰まっている」という状態です。

このクセは、自分では気づきにくいため、多くの人が無意識にやってしまっています。


舌根が上がるとどうなる?

・声がこもる
・高音が苦しい
・のどが締まる
・疲れやすい
・裏声が安定しない

こういった悩みがある方は、舌の状態を疑ってみる価値があります。


効果的!舌出しトレーニング

舌根の力みを取るためにおすすめなのが、「舌出しトレーニング」です。

やり方

① ベロを前にベーっとしっかり出す
② そのまま声を出す(あーでもOK)
③ この状態で発声を繰り返す

ここで一番大事なポイントがあります。

舌が“柔らかい状態”かどうかを必ず確認してください。

ベロを出したときに、

・固くなっている
・ピンと張っている
・震えない

こうなっている場合は、舌に力が入っている証拠です。

逆に、良い状態は

・ベロがダラーンと力なく出ている
・少し揺れるくらい柔らかい
・コントロールしようとしていない

この状態で初めて、舌根の力みが抜けていきます。


なぜこのトレーニングが効果的なのか?

舌を前に出すことで、舌根が後ろに引っ張られるのを防ぐことができます。

さらに「柔らかい状態」を保つことで、余計な力みが抜け、のどの奥の空間が自然に広がります。

つまり、

・後ろに引くクセを防ぐ
・力みを抜く
・のどを広げる

この3つを同時に改善できるのが、このトレーニングです。


よくあるNGパターン

・舌を出しているだけで力んでいる
・大きな声を出そうとする
・舌を無理に伸ばしている

特に、「頑張ってベロを出している状態」は逆効果です。

あくまで“脱力した結果として出ている”状態を目指しましょう。


通常発声に戻すときのポイント

慣れてきたら、舌を戻して発声します。

そのときに大事なのは、

舌を戻しても“柔らかさ”が保てているか

です。

もし戻した瞬間に詰まる場合は、まだ後ろに引くクセや力みが残っています。

その場合は、もう一度舌出しトレーニングに戻りましょう。


まとめ

舌根の力みは、

・頑張りすぎ
・体の力み
・舌を後ろに引くクセ

によって起こります。

そして改善のカギは、

「舌を前に出すこと」+「柔らかく保つこと」

この2つです。

ここができるようになるだけで、声の出しやすさは大きく変わります。


一人で難しいと感じたら

「力が抜けている感覚が分からない」
「これで合っているのか不安」

そう感じる方も多いと思います。

NAYUTASでは、舌の状態やのどの使い方を細かくチェックしながら、あなたに合ったトレーニングを行っています。

自己流では気づきにくいクセも、しっかり改善していきます。

まずは体験レッスンで、あなたの声の状態を一度チェックしてみませんか?

無理なく、ラクに声が出せる感覚を一緒に身につけていきましょう!

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