皆さんこんにちはボイトレとダンスのマンツーマンレッスンを行うNAYUTAS川崎校です♪
今までのコラムの中でいろいろな発声テクニックを解説してきました。
テクニックをうまく活用するためには呼吸が上手くできていなければいけません。
今回は歌が上手く歌いたいなら出来ておきたい呼吸について解説していきます。
問題点が呼吸だけとは限らないので他も併せて練習は必要ですがこれまで解説してきたテクニックでも呼吸は基礎の部分なのでおろそかになっていないか確認しましょう。
腹式呼吸や胸式呼吸
これまでで散々出てきた言葉なので腹式呼吸や胸式呼吸はどんな呼吸か分かっている人が多いかもしれませんがおさらいです。
腹式呼吸はお腹を膨らませるようにして深く息を吸い、吐くときはお腹を引き締めるようにする呼吸方法です。
よく横隔膜を動かす呼吸ともいわれます。
腹式呼吸の対ともいわれる胸式呼吸は肺を膨らませるように息を吸い、息を吐くときは膨らんだ肺が縮んでいくような呼吸法です。
胸式呼吸自体は悪くはないのですがどうしても息を吸う際に肺が膨れる影響で首の筋肉に圧迫感を与え、
歌う際に余計な力が加わるのでたくさん息を吸って歌うときにはあまり向かない呼吸なります🥹
また腹式呼吸の方が深く息を据えるため肺活量アップや安定した歌声が望めます。
ただ普段意識しない横隔膜を意識してする呼吸なので腹式呼吸も慣れが必要だということを覚えておいてください。
呼吸の練習
①肋骨のみぞおちあたりに手を置きながら息を吐く
②①の時にみぞおちが一緒に絞める
③みぞおちを膨らませながら息を吸う
練習ポイント
・鼻から吸って口で息を吐く
・初めから全力で息を吸うのはダメ（胸式呼吸になっちゃう💦）
・呼吸の練習前は肩もくるくる回してリラックスの状態で行う
・腹式呼吸を意識するあまり力が入りすぎないように気を付ける（多少胸式になってもOK）
最後に
今回紹介した方法は前回紹介した床に寝転がったり壁にもたれる必要がない方法なので場所も選ばず腹式呼吸の練習が出来ます。
もちろん腹式呼吸だけでは歌の改善は難しいので口の開け方やの舌の使い方なども練習が必要です。
これまでの呼吸の仕方を改善するだけでも息苦しさの軽減にはなるので是非呼吸方法見直してください♪
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