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ボイストレーニングコース

【NAYUTAS川崎】こっちのけんとさん”はいよろこんで”歌い方解説

皆さんこんにちはボイトレとダンスのマンツーマンレッスンを行うNAYUTAS川崎校です♪

本日は公開から3ヶ月!YouTube再生数8800万再生越え!人気3位のmusicビデオにもなっている曲

こっちのけんとさんの”はいよろこんで”について解説していきます。

”はいよろこんで”を歌うこっちのけんとさんは俳優の菅田将暉さんの弟でもあり大人気スターの弟であることへのプレッシャーや苦悩を経験しています。

彼自身が鬱病の経験もあり今回の楽曲”はいよろこんで”は【この世界に生きるすべての生きづらい人】へ向けた曲になっています。

なので歌詞にも生きづらい人へ向けたメッセージが込められています。

「はいよろこんで」歌い方解説

まず、気を付けるべきポイントはアクセントの位置です。

歌詞だけ見ると前向きな良い人に見えるかもしれませんが、元気に心の底から「はい!よろこんで!」と思っているわけではなく

何かを我慢したり抱えながらも耐えている”生きづらい人”が「はいよろこんで」と言っているんです。

イメージとしては上司や取引先にもまれてる感じが言葉ともマッチしやすいでしょうか。

なので少し落ちるように2文字目にアクセントの後は少し落ちていく様に歌うのがコツです。

また、”あなたがたのため”も本当に心からあなたのためにと思ってない訳で、緑の部分はウィスパーボイスぎみに歌うことでより耐えている感じが出ます。

休符からここはスタートします。

本家のこっちのけんとさんは息継ぎの音を入れることでしゃくり泣いていている雰囲気を出したりしていますが、加減も難しいのでまずは「・」の部分は休符を意識して歌いましょう。

”はいよろこんで”では文字の区切りでリズムを出している部分が多いです「/」の部分は小さい”つ”が入ってるつもりで切るといい感じに歌いやすいです。

また、水色の色がついている部分は裏声が混じっているところです。裏に一瞬だけ行って帰ってくるように歌います。

”嫌嫌生き延びて”の”いやいや”の部分は”や”を強く言うため”い”がほぼ発音せず”やーやー”と発音しています。

”わからずやにたて”で”て”に()がついているのは次のはいよろこんでがすぐに入ってくるため”て”がほとんど発音されないためです。

この文字としてはあるけど発音しない音たちにも注意しながら歌いましょう。

”はいよろこんで”はこっちのけんとさんが日々SOSを出す癖をつけたいと思い作成した曲です。

「・・・」はモールス信号でSを意味しています。

「・・・---・・・」はモールス信号で”SOS”を意味しています。

はじめはSまでしか言えなかったかもしれないがもう一歩勇気を出して”SOS”を発信してと歌っているのです。

また、”3~6マス”は心電図での正常値内を示しており、心電図の正常値である3~6マスの間に”SOS”を出して!という意味があります。

何となく歌っている人も多いと思いますが歌詞の意味も知ると深いんです😭

モールス信号はSだけの時「・・・」「ぷんぷんぷん」と発音しています。この時の”ん”も弱い音なので注意が必要です。

SOSの時「・・・---・・・」は「トントントンツーツーツートントントン」頭にアクセントをつけて歌いましょう。

”ギリギリダンス”と歌詞上は表記されていますが歌を聴いているとget it don(ギリギリド(ン))と発音しています。

ちなみにget it doneはやり遂げろという意味があります。”SOS”を出すのをやり遂げろ!と言っているのではないでしょうか。

また、ギリギリダンスの後の歌詞たちに小さい”つ”がはいっているようにここは語尾を捨てるように歌うのがコツです!

”⤴”ではしゃくって”⤵”では少しフォールを利かせてみましょう♪

しゃくってすぐフォールを入れるのはなかなかテクニシャンですが気分の浮き沈みのように上下させて歌いましょう。

またここは歌詞考察になるのですが、”救われたのは僕のうちの1人”ということは救われなかった僕がいるということですよね、、、。

”過去の僕”はたまた”本音の僕”なのかは本人のみが知るところですが、救えなかった僕がいるだけに低く歌う部分で難しいところです。

後半早口で辛い部分かもしれませんが、どこでアクセントをつけて、どこで区切るのかを意識すると歌いやすいです。

息が続かない人はロングブレストレーニングなど行ってみるのが効果的です。

最後の「トントントンツーツーツートントントン」はだんだん感情がこもるように強く歌うのがポイントになります。

最後に

長くなりましたがいかがでしたか?

歌詞を聴けば聴くほど意味の深さにもびっくりしますし、こっちのけんとさんの過去を語った分もSNSにはあるのでそれを読んだ後にこの曲を聴くとさらに心にしみるものがあります。

”はいよろこんで”のMVは「かねひさ和哉」さんがイラストレーターを担当しておりかねひさ和哉さんの描く古風なキャラクターがより憂鬱さを表しているのでMV見ていない人は是非イラストと合わせて曲を聴いてほしいと思います。

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