みなさんこんにちは！
川崎でボイトレとダンスのマンツーマンレッスンを行う
NAYUTAS（ナユタス）川崎校です♪
今回は…
初心者必見！英語歌詞でカタカナ英語にならないためのコツを解説していきます！
先日歌詞解説をした「NEW LOOK」でもそうですが、J-POPmusicやKPOPmusicでも歌詞に英語が含まれることが多いです。
洋楽以外でも登場することの多い英語歌詞ですが、なかなかカタカナ英語から抜け出せないという悩みを抱える方も多いのではないでしょうか。今回は初心者の方向けにカタカナ英語になってしまわないようにする発音のコツを解説していきます。
カタカナ英語にならないためのコツ
１. 母音の違いを意識する
日本語の母音は「ア、イ、ウ、エ、オ」の5つですが、英語の母音はそれよりも多く、音の種類や微妙な違いがたくさんあります。
例えば
- /æ/ （例：cat, apple）
日本語の「ア」に近い音ですが、口を大きく開いて発音します。口を広げながら「ア」と「エ」の中間くらいの音を出すイメージです。 - /ʌ/ （例：cup, sun）
これは「ア」に近い音ですが、少し喉の奥で出すような感じです。「ア」よりもやや短く発音します。 - /i:/ （例：see, eat）
日本語の「イ」に似ていますが、より口を横に引いて「イー」と長く発音します。 - /ɪ/ （例：sit, bit）
「i:」よりも短く、やや軽く発音します。例えば「sit（座る）」と「seat（席）」の違いです。
このように同じ音に聞こえても微妙な違いがあるため英語の母音を使い分けられるといっきにネイティブな感じが増します。
YouTubeには母音の発音の練習のための動画もいくつかアップされているので聞きに行ってみてください。
２. 音の違いを理解する
英語には日本語にない音や、似ているけれど異なる音があります。
例えば、次のような音に注意が必要です。
- RとLの違い
日本語にはない音ですが、英語では「r」と「l」の発音の違いが重要です。- 「R」は舌を後ろに引いて喉の奥で発音します（例：「red」）。
- 「L」は舌を歯の裏につけて発音します（例：「love」）。
- VとBの違い
- 「V」は下唇を上の前歯に軽く当てて発音します（例：「very」
- 「B」は唇を閉じてから開く音です（例：「berry」
- thの音
英語の「th」には二種類あり、舌を軽く前歯に当てて発音します。- 「this」のように濁る音（有声音）
- 「think」のように濁らない音（無声音）
日本語は口をあまり大きく動かさなくても発音できますが、英語は口の形や舌の位置が非常に重要です。
英語の発音をする際は、口を大きく開けたり、舌をしっかり動かすことを意識しましょう。
３. リズムとイントネーションを意識する
英語の歌はリズムやイントネーションが日本語と違います。
英語の音は音節（syllable）によってリズムが決まり、強い音と弱い音がはっきりしています。
- ストレス（強勢）
英語は、強く発音する部分（ストレス）と弱く発音する部分が交互に出てきます。
歌詞でもこのリズムを意識すると、自然な発音に近づけます。
例えば、「important」という単語では「im-por-tant」のように「por」の部分にストレスがあります。 - 音の連結
英語では単語同士が滑らかに繋がることがよくあります。
特に歌では、単語の最後の音が次の単語の最初の音とつながって発音されることがあります。
例えば「want to」が「wanna」に聞こえるなど、歌のスムーズさが出ます。
４. 英語の音を意識して聞く
洋楽を聴くとき、ただ楽しむだけでなく、発音やリズムを意識して聞くことが大切です。
曲を流しながら歌詞を見て一緒に口ずさむのも非常におすすめです。
特に音が連結している分スムーズに発音しすぎてしまうとカタカナ英語になってしまいます。
例えば「get up」を「ゲラァ」と発音してしまう方は要注意です。
文字にすると「げらっｐ」となる程度には「ｐ」の音が存在しています。
本来あるはずの音を無視すると雑な感じになりカタカナ英語になる原因です。
英語の音をしっかり意識して聞いてみましょう♪
最後に
ネイティブな発音で歌えるように音の違いを意識して歌詞をよく見る、聴く、発生してみるを繰り返してみましょう。
特に発音については録音して聞いてみると、本来の発音と聞き比べて違和感ないか確認しやすいのでお手持ちのiPhoneで録音してみることをおすすめします。
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