こんにちは♪
北九州・小倉でボイストレーニングを行っているNAYUTAS（ナユタス）北九州小倉校です！
最近ではカラオケが遊びの定番！という方も多いのではないでしょうか？
ちなみに皆さんは、どんな遊びが好きですか？ゲーム？スポーツ？それとも読書？
今回は、そんなカラオケや歌にまつわる「歌あるある」の中から…
「歌が棒読みになる問題」をテーマに、改善のコツをご紹介していきます！
「棒読みっぽい歌」になってしまうのはなぜ？
「感情を込めたつもりなのに、録音を聴いたら棒読みっぽかった…」
「なんだか平坦に聞こえる」「抑揚がないって言われる」
こんな経験、あるあるですよね。
実は、気持ちだけで歌っても、感情は伝わらないことがあるんです！
表現力をつけるには、“伝える工夫”が大切。
ここからは、自然な感情表現に近づくためのポイントを3つご紹介します！
ポイント①｜「人称」を意識して歌う
まず大事なのは、誰が誰に向かって歌っているのかを意識することです。
たとえば…
-
「僕」「私」などの一人称が中心の歌なら、
→独り言のように、やや内にこもるようなトーンで歌うと自然！ -
「君」「あなた」などの二人称が多い曲は、
→目の前に相手がいるイメージで、はっきり感情を伝えるように！
つまり、「誰に話しかけているか」を意識することで、表現にリアルさが加わります。
セリフを話すように歌う意識が大事です！
ポイント②｜「距離感」をイメージして歌う
次に意識したいのが、歌詞の中の相手との距離感。
たとえば…
-
相手がすぐそばにいる場面なら、
→声のボリュームを抑えてウィスパーボイス気味に。 -
相手が普通の会話距離にいるなら、
→自然な声量と話すトーンで歌ってみましょう。 -
相手が**遠くにいる（例えば川の向こう側）**なら、
→口をしっかり開いて、しっかりとした発声で届けるように！ -
相手が**会えない距離（遠く離れた存在）**の場合は、
→近くに感じるような繊細な感情表現を心がけると◎
（しゃくりやフォールなどのテクニックも有効です）
このように、相手との距離によって歌い方を変えると、グッと伝わる歌になります。
ポイント③｜感情は「込める」より「表現する」
「気持ちを込めて歌っているのに伝わらない…」
それは、気持ちを込めるだけで“表現”が伴っていないからかもしれません。
ここで大切なのは、“どう表現するか”を具体的に考えること。
-
切なさを出すために、語尾をやさしく落とす
-
喜びを出すために、語尾をはねるように明るく
-
緊張感を出すために、ブレスを短くする
などなど、歌詞とリンクさせて感情を“音にする”工夫が必要です！
自分の歌を録音して、表現が自然に伝わっているかをチェックしながら改善していくのもおすすめですよ♪
まとめ｜自然な表現で“伝わる歌”へ！
歌が棒読みになってしまう…というお悩みは、
ちょっとした意識の違いで改善できます！
改めてポイントをおさらいすると…
✔ 誰に向けた歌か（人称）を意識する
✔ 相手との距離感を想像して、声の出し方を変える
✔ 感情を“どう表現するか”を具体的に考える
この3つを意識するだけで、グッと心に届く歌声に近づきます！
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