オンライン会議や日常の会話で、 少し言葉がもつれる、以前より聞き返されることが増えた、など… そんなわずかな違和感を覚えることはありませんか? それ、年齢のせいではなく 舌の筋肉が落ちているだけ かもしれません。 普段意識することは少なくとも、舌は筋肉です。 正しく動かせるようになるだけで、滑舌も、声の通りも、表情の印象までも変わります。
滑舌と筋肉の関係
Q: 滑舌をよくするにはどうすればいいですか? A: 滑舌を左右するのは、「舌筋(ぜっきん)」と「口輪筋(こうりんきん)」の柔軟性と筋力です。 特に、舌の付け根(舌根)を鍛えることで、発音が明瞭になるだけでなく、 喉が疲れにくくなり、顔全体の引き締まった印象にもつながります。
舌は筋肉。使わなければ衰え、動きも鈍くなる
滑舌が悪くなる主な理由は、舌の可動域が狭くなることです。 ● 舌筋の役割 タ行やラ行など、素早い動きを必要とする発音は舌の筋力が支えています。 ● 表情筋との連動 口周りの筋肉(口輪筋)をしっかり使うと、声が前に出やすくなり、明るく聞こえる効果も。 舌と表情筋には、思っている以上に密接な関わりがあります。
【実践】今日からできる舌ストレッチ
舌の動きは、日常生活で意識する機会が少なく、気づかぬうちに可動域が狭くなりがちです。 でも、ちょっとしたトレーニングを取り入れるだけで、舌の柔軟性や筋力はしっかり戻ります。 ● 舌の旋回運動 舌先で歯の表面をゆっくり大きくなぞり、舌の付け根までしっかりストレッチします。 ● 早口言葉の“筋トレ”化 速さを競うのではなく、一音ずつ「舌をどこに当てるか」を意識してゆっくり発音してみましょう。
滑舌が整うと、声だけでなく顔つきにも変化が出る
舌の位置が安定し、筋肉が活性化すると、思わぬメリットも生まれます。
● フェイスラインが引き締まる 舌を正しい位置(上顎に軽く触れる位置)でキープ出来るようになると、 あごの下のたるみケアにもつながります。 ● 喉が疲れにくくなる 舌がリラックスして動くようになることで、喉への負担が減り、 長時間話しても声が枯れにくくなります。
あなたの「声」を、もっと自由に
滑舌を鍛えることは“話すことに自信を持つ”ための第一歩。 無理の無い範囲で続けられるトレーニングを取り入れるだけで、 声の通りや表情の印象はぐっと変わっていきます。 ボイストレーニングスクール『ナユタス』では歌だけでなく、 ナレーションや話し方にフォーカスしたコースもご用意しています。 「最近、話しにくい」を、「話すのが楽しい」に変えてみませんか。
出典
・日本口腔リハビリテーション学会「舌圧と構高音機能の相関に関する知見」 ・日本耳鼻咽喉科頭頸部外科学会「咽頭と舌の協調運動に関する解説」
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