こんにちは！ナユタス自由が丘校 ボイストレーナーのサラです🌻
ライブ、発表会、レコーディング、そして気軽なカラオケでも欠かせない“マイク”。
でも実は、「ただ持って歌えばOK！」ではないんです。
マイクの使い方ひとつで、声の伝わり方・聴こえ方・感情の乗り方が大きく変わります。
今回は、ボイストレーナーの視点から「マイクの正しい使い方・意識したいポイント」を、初心者の方にもわかりやすくお伝えします！
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① 口との距離は“握りこぶし1個分”が基本！
マイクは近づけすぎると「ブツッ」という破裂音が入ったり、声が割れて聴こえたりしてしまいます。
逆に遠すぎると声が小さく、輪郭のないぼやっとした印象に。
目安は口からマイクまで、だいたい拳1個分の距離。
ただし、これはあくまで「基準」です。
✔️ 声を張るとき（サビや高音など）：少しマイクを離す
✔️ ささやくような語りや裏声のとき：少し近づける
このように、自分の声の強さや歌っている場面に合わせて距離を調整することがポイントです。
練習のときから意識しておくと、本番での安定感がぐっと増します！
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② マイクの「正面」に声を入れよう
マイクは“正面の音”を拾うように設計されています。
そのため、斜めに持ったり、顔が動いてマイクから口が外れてしまうと、
声がちゃんと拾われず、聴こえづらくなってしまいます。
✔️ 歌っているときは、マイクが常に口の前にある状態をキープ
✔️ 顔を動かす癖がある人は、マイクも一緒に動かすようにすると◎
鏡の前で練習したり、動画で自分を撮ってみると「自分の癖」が分かりやすくなりますよ！
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③ 息が当たりすぎないように注意！
「ハッ」「スッ」といった息の多い発音は、マイクに雑音として入ってしまうことがあります。
これがあると、せっかくの歌が雑音混じりに聴こえてしまうので注意が必要です。
そんな時の対処法は…
✔️ マイクをやや下から角度をつけて口元に向ける
✔️ ポップガードをつける（特にレコーディング時）
これだけで息のノイズがぐっと減ります。
また、強い息を出す時の「コントロール」も、ボイトレでは大切な練習になります！
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④ マイクで“表現”をつけるテクニック
プロのアーティストを見ていると、ただマイクを固定しているだけではなく、
サビで遠ざけたり、語りで近づけたり、斜めに動かしたりしていますよね。
実はこれ、すべて声の音量や質感をマイクの位置でコントロールしているんです！
✔️ 盛り上がるサビ → マイクを少し引いて迫力をキープ
✔️ 感情を込めたい部分 → 近づけて“声のニュアンス”を強調
✔️ ストーリー性のある歌 → 距離を変えて“間”や“抑揚”を演出
手でできる“音の演技”のようなもの。
これに慣れてくると、表現力の幅がグンと広がります！
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おわりに
マイクの使い方は、ただの「道具の使い方」ではありません。
あなたの声や想いを、より良い形で“届ける”ためのテクニックです。
最初はちょっと意識するだけでもOK！
慣れてきたら、自分の声に合わせた“マイクとの付き合い方”を見つけていきましょう🌱
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