皆さんこんにちは!NAYUTAS(ナユタス)町田校です。
前回に引き続き、「声量UP」する為に、毎日続けやすいトレーニングの方法をご紹介します!今回は3つ目です!
声量UPトレーニングその3 「口の開き方」「響き」「姿勢」を意識する
前回は表情筋を上手に使うために顔の筋肉を鍛えることをお伝えしました。
これは口を大きく開く為にやるんでしょ?と思われた方も多くいるかと思いますが、実は大きい声を出すためには、とにかく口を大きく開ければいいというわけではありません。
もちろん大きく開けた方が大きい声が出やすくなりますが、大切なのは口の中の空間を広くすることなのです。
1. 舌の運動
口の中の空間を広くする為に、舌の置き場所・居場所もとても大切になります。
- 舌を思いっきり外に向かって出しましょう(力強くあっかんべーをするイメージです)。
- その次に口内で舌を左右に大きく動かします。ほっぺの内側をベロで押し広げるように左右交互に動かしましょう。
舌が出来るだけ自在に操れるよう、トレーニングしてみましょう。
2.水・空気の移動運動
口内を上手にコントロールするイメージがつくようにトレーニングします。
- 水を一口含み、そのまま(飲み込まないように)水を片方の頬内に貯めます。方頬だけ膨らんだリスのようになればいいです。
- 次にその水を一気に逆側の頬に移動してみましょう。左右交互に移動し口内が広がる様な、口内をコントロールするようなイメージが沸いたらOKです。
口の中の空間を広げる感覚を養いましょう。(水の誤飲が不安な場合は空気を口に含んでやってみましょう!)
3.口の開き方
さて次は、響きを作ることができる口の開き方の紹介です。
- まず、上下の歯に2本〜2本半の指が入る位に口を開きます。この時、表情筋や唇を引き上げるようにして、上下の歯がしっかり見えるようにしましょう。
ポイントとしては、舌の力を最大限抜くようにすることです。どうしても力が入ってしまう場合は、歯医者さんで麻酔を打たれた時の感覚をイメージしてみましょう。
力が入らず、下あごに唾液が溜まってしまう様な感じです。又は、あくびをする際に口の奥のスペースが広がっていくのを感じてみましょう。
4. 姿勢
声を遠くに飛ばすためには、体に余計な力が入らないバランスの取れた姿勢を作ることが大切です。
腹式呼吸で作った息の流れを止めないように、通り道を作ってあげるようなイメージです。ストレッチから正しい姿勢の作り方までをご紹介します。
- 手のひらが天井を向くように両手を組み、肘を伸ばしできるだけ高く持ち上げます。
- その状態で顔も上を向け、口を大きく開き、舌を出し、口からゆっくりと息を吸います。
胸もお腹も全体的に風船のように膨らむよう意識しましょう。
- 息を吸い切ったら、3秒間ほど体を伸ばしたままキープします。
- 口を閉じ、鼻から息をゆっくり吐きながら、顔と腕をおろしていきます。顔は真正面、腕は深呼吸をするように横側におろしていき、肩と水平になる位置までおろします。(T字になるように。)
- 首・肩・胸といった上半身の位置を変えずに、腕だけの力を抜いておろしていきます。この時、首が真っ直ぐ上に少し伸びているような感覚を保てていれば、肩や胸の位置も変わりにくくなります。
※ポイントは、上半身(首・肩・胸)を持ち上げたまま、腕だけの力を抜いていくことです。
慣れてくれば様々な体制・姿勢で歌えるようになりますが、まずは声量をUPしやすくする為に息が通りやすい綺麗な姿勢を意識してみましょう。
次回は4つ目のトレーニングをお伝えしたいと思います(o^―^o)
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