こんにちは!NAYUTAS(ナユタス)町田校です。
ミックスボイスは、地声と裏声の中間に位置する発声法で、喉に負担をかけずに高音をスムーズに出せるテクニックです。
この記事では、男性向けにミックスボイス習得に効果的な練習曲を、初級〜上級レベルまで厳選して5曲ご紹介します!
曲ごとのポイントや、ミックスボイスを安定して出すための練習方法もしっかりと解説します。
これからミックスボイスの練習を始める方や、伸び悩んでいる方はぜひ参考にしてみてください。
ミックスボイスとは?
ミックスボイスとは、地声(チェストボイス)と裏声(ファルセット)の中間に位置する発声法で、ミドルボイスともいいます。
地声と裏声をバランスよく混ぜたような声が出せるのが特徴です。力強さと柔らかさを両立しながら、高音を無理なく安定して出すことができるため、多くのプロの歌手もこのテクニックを活用しています。
習得すれば、喉の負担を減らしながら幅広い音域をコントロールできるようになり、表現力や歌唱力が向上するでしょう。
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ミックスボイスを出すためのコツ
ミックスボイスを習得するためには、ポイントを押さえて練習を継続することが大切です。ここでは、すぐに実践できるコツと練習方法を4つご紹介します。
1. 腹式呼吸を意識する
胸式呼吸では息が浅くなり、喉に余計な力も入りやすくなるため、高音が苦しくなってしまいます。腹式呼吸を身につけることで息をしっかり送り込み、声の流れを保ちやすくなります。
練習のコツは、お腹に手を当てて、息を吸ったときにお腹がふくらみ、吐くときにへこむ感覚をつかむことです。寝た状態で練習すると、お腹の動きがわかりやすくなります。
2. 喉をリラックスさせる
喉に力が入ると声帯が固く閉じてしまい、苦しそうな発声になったり、裏声に切り替えにくくなったりします。喉をリラックスさせるには、まず深い腹式呼吸を行い、息の流れを感じながら軽くハミングをするのが効果的です。
また、首や肩の力みも喉に影響を与えるため、ストレッチやマッサージで体全体を緩めることもおすすめです。脱力した状態に整えることが、美しい発声の一歩になります。
3. 裏声と地声を行き来して感覚をつかむ
ミックスボイスは地声と裏声の中間にあるため、スムーズに行き来するための練習が必要です。地声から裏声へと自然につながる感覚をつかむことで、安定してミックスボイスを出せるようになります。
「あー」と発声しながら、地声から裏声へ滑らかに音程を上げていく練習がおすすめです。力まず息をコントロールしながら繰り返すことで、切り替えるポイントを感じ取りやすくなります。
4. 共鳴するポイントを探す
共鳴とは、声の振動が頭や鼻、胸などの空間に響くことで、力を入れずに声量や響きを出すために必要なテクニックです。ミックスボイスは、鼻腔から頭部にかけての頭声共鳴(ヘッドボイス)がカギとなります。
練習のコツは、鼻に僅かな振動を感じるようハミングしながら発声することです。高音になっても無理に喉から出そうとせず、響きに意識を集中することで、抜けの良い声が出せるようになります。
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ミックスボイス習得におすすめの練習曲5選
ミックスボイスを習得するためにおすすめの練習曲を厳選して5曲紹介します。歌いやすい曲から順に、練習する際のポイントも含めて解説しますので、ぜひ役立ててみてください。
高嶺の花子さん / back number
メロディの中に高音が多く含まれており、自然にミックスボイスを出す練習に適しています。
特にサビでは、地声から裏声にかけてのスムーズな移行が求められるため、喉を締めずに響かせる感覚をつかめます。
無理に声を張り上げず、息を多めに使いながら歌うのがコツです。歌詞の語り口調も多いため、感情を込めた表現力も同時に練習できます。
ロビンソン / スピッツ
柔らかく透明感のある高音が特徴の曲で、喉に負担をかけないミックスボイスの使い方を学ぶのにぴったりの曲です。
裏声のように優しく歌いながら、芯のある高音を出すことを意識しましょう。特にサビは高い音域が連続するので、力まずに響かせることに集中するのが大切です。
リラックスした発声と丁寧なブレスコントロールを意識すると、安定感が増します。
ひまわりの約束 / 秦基博
感情的なバラードで、高音を優しく丁寧に届けるテクニックが求められる曲です。サビでは地声だけでは苦しい音域が続くため、ミックスボイスの練習に最適です。
息の流れを大切にし、リラックスした状態で共鳴を意識すると、自然なミックスボイスが出しやすくなります。声に温かみを持たせながら歌うことで表現力も磨けます。
Pretender / Official髭男dism
広い音域を行き来し、高音部分も多いため難易度の高い一曲です。特にサビはミックスボイスを使わなければ美しく響かせるのが難しく、実践的なトレーニングにぴったりです。
喉を締めず、息と響きを使って高音を出すことを意識しましょう。滑らかな音の流れを意識すると、ミックスボイスの移行も自然になります。
白日 / King Gnu
地声・裏声・ミックスボイスの使い分けが非常に難しく、上級者向けの練習曲です。特に高音域では力まずに芯のある声を出す必要があり、ミックスボイスの実力が試されます。
音の跳躍が激しいため、声を切り替えるポイントを丁寧に探りながら練習するのがコツです。響きのバランスを意識して歌うことで、表現の幅も広がります。
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まとめ
ミックスボイスはすぐに身につくものではありませんが、正しい練習と曲選びで着実に上達できます。
この記事で紹介した曲や練習のコツを活用して、少しずつ感覚をつかんでいきましょう。
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