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ボイストレーニングコース

高音の出し方と練習方法

こんにちは!NAYUTAS(ナユタス)町田校のボーカル講師・MIZUHOです。

7月からボーカルトレーナとして担当しております。どうぞよろしくお願いいたします。

 

私と生徒さんとの最初の出会いは体験レッスンから始まります。

50分のレッスンの中で、生徒さんの声質、声量、歌い方やクセなどを瞬時に把握し、レッスン内容を組み立てるために、まずは1曲歌い慣れている曲を歌っていただきます。

皆さん恥ずかしながらも一生懸命歌ってくださるのですが、ここ最近「高い声が出ないので(苦手なので)男性の曲を歌ってもいいですか?」とおっしゃる女性生徒さんが増えています。

勿論、何を歌ってもOKなので「いいですよ!」とは言いますが、なぜ男性の低い楽曲を歌われているのか伺うと、

「カラオケなどでお友達と歌うときに必ず高音は擦れてしまい恥ずかしいので声の擦れない男性の低い曲を選ぶようにしています。でもやっぱり男性目線の歌詞だから、歌詞に気持ちが乗らないので歌っていてもあまり楽しくない時もあります。」

と話してくださいました。

実際歌っていただくと、とても高音が出せる声質なのです!!

 

意外に皆さん、高音を出すことに高いハードルを感じていて諦めていませんか?

そこで今回は、高音を練習するときの基礎練習の1つをお伝えしたいと思います。

それは、ハミングです!!ハミングとは、口を軽く閉じて息を鼻にあてて鼻腔を共鳴させる方法です。(いわゆる鼻歌)

この方法は、声帯に負担がかからないため声も消耗せず、また高音の通り道を作ってくれるのでお勧めです!

ポイントは、指2本くらいを鼻骨に軽く当てハミングしている時にビンビン振動しているかをチェックしてください。

振動が足りない時は、息圧が足りないので吐く息が弱々しくならないように思いっきり鼻に息をあててください。

(ここでも歌の基本となる呼吸法が活かされるので、呼吸法をしっかりマスターすることは歌うまの近道にもなりますよ!)

 

ハミングで出ない高音は、実際歌っても今はほぼ出ないか、もしくはかなり声帯を痛めて歌っていると思います。

逆に、ハミングで高音が出るのであれば練習次第で倍音を活かした透明感のある歌声を奏でられます。

ハミングで高低差のある音域を行ったり来たりできるようになったら、早速声を出してみましょう!

その際の発声練習は「ん~ん~ん~ん~んまぁ~~~~」と練習してみてください。

音階の登りの「ん~」のところはハミングで、高い音になったら「んまぁ~」で音階を下りてみてください。

この時音程は然程気にせず、滑らかにアーチを描くように発声してみてください。

 

最初から出来たら先生いらず!(笑)私もそうでしたが、最初から完璧にできる人はいません。

歌は体が楽器です! 歌は消耗品です! 歌を歌うことはアスリートと同じです!

少しずつ、少しずつ体に、喉に、声帯に馴染ませていきましょう。

私のレッスンでは、生徒さんにレッスン風景を録音していただく事をお勧めしています。

50分の限られた時間の中で、私の34年間の歌い手人生で学んできた手法をたっぷりとお伝えしたく、ご自宅に帰った後もお時間ある時に聞き流すだけで体や声帯が記憶して習得していくと思います。

これからも沢山の生徒さんのお役に立てれば嬉しいです。


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