ダンスを踊るためには、柔軟な体が重要です。しなやかな動きや大きな可動域を確保するためにも、レッスン前後のストレッチ(柔軟体操)は欠かせません。ここでは、ダンスレッスンに必要な柔軟体操の種類とやり方を解説します。
1. ダイナミックストレッチ(動的ストレッチ)
レッスン前に行うべきストレッチで、体を温めながら筋肉を伸ばします。関節の可動域を広げ、怪我を防ぐ効果もあります。
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レッグスイング
- 片足で立ち、もう片方の足を前後に振る。
- 15回ずつ行い、反対の足も同様に実施。
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アームサークル
- 両腕を前後に大きく回して肩周りをほぐす。
- 各方向20回ずつ行う。
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ツイストストレッチ
- 足を肩幅に開き、上半身を左右にひねる。
- 15回ずつ行い、体幹をしっかりほぐす。
2. スタティックストレッチ(静的ストレッチ)
レッスン後に行うべきストレッチで、筋肉をじっくり伸ばすことで疲労回復や柔軟性向上に役立ちます。
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前屈ストレッチ
- 両足を揃えて立ち、上体を前に倒してつま先を触る。
- 30秒キープし、呼吸を意識しながら行う。
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開脚ストレッチ
- 足を大きく開いて座り、片方ずつ上体を倒す。
- 各方向30秒キープし、無理のない範囲で行う。
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ヒップフレックスストレッチ
- 片膝を立てた状態でもう片方の足を後ろに伸ばし、股関節をストレッチ。
- 30秒ずつ両側行う。
3. 柔軟性向上のためのポイント
- 呼吸を意識する:ストレッチ時には深呼吸をしながら行うことで、筋肉がよりリラックスしやすくなります。
- 無理をしない:痛みを感じるほど強く伸ばさず、心地よい範囲で行うことが大切です。
- 継続が大事:毎日少しずつでも柔軟体操を続けることで、柔軟性が向上し、ダンスのパフォーマンスも向上します。
ダンスを楽しむためにも、柔軟体操をしっかり取り入れて、怪我の予防とパフォーマンス向上を目指しましょう。