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TAB譜の落とし穴?~音楽的に理解しよう~

こんにちは!NAYUTAS松本校ギター、ベース講師のきよたです。
今日はギター、ベースを始めたばかりの方にとって身近な存在「TAB譜」について、ちょっと深掘りしてみたいと思います。

TAB譜って便利!でも…

TAB譜(タブ譜)は、ギターの弦とフレットの位置をそのまま示してくれる記譜法です。五線譜が読めなくても、どの弦の何フレットを押さえるかが一目瞭然。まさに「ギター初心者の味方」といえる存在ですね。でも実は、TAB譜だけに頼っていると「音楽的な理解」が浅くなってしまうという側面もあります。

音名がわからなくなる

TAB譜は上の図で言うと「3弦の2フレットをおさえる」という情報が表示されます。しかし、「この音がA(ラ)」とは教えてくれません。
この状態でTAB譜を使い続けていると、どんな音を鳴らしているのかがわからないまま演奏してしまうことになります。

例えばバンドで「Cのコードから始めよう!」と言われても、TAB譜しか読んでいないと即座に対応できない……という状況にも。

運指や音の選び方が固定されがち

ギターはピアノとは違い、”同じ高さの同じ音”のポジションが複数存在する楽器です。

弦の太さや響き方が微妙に異なるので厳密には全く同じ音という訳ではありませんが、TAB譜では特定のポジションのみが示されるので、「他のポジションで同じ音を出す」という発想が生まれにくくなります。結果として、よりスムーズな運指や表現の幅を自分で探す力が身につきにくくなるのです。

スケールやコードの理解が進まない

TAB譜はあくまで「どこを押さえるか」の情報なので、「なぜその音を使うのか」「どんなスケールやコード進行に基づいているのか」といった理論や、コードにおいて重要な「ルート(根音)」や「テンション」などの理解も進みにくいのです。

TAB譜をきっかけに、音楽の世界を広げよう!

もちろん、TAB譜は便利なツールです。特に初心者のうちは「すぐに弾ける楽しさ」を体験するにはとても有効です。私もギターを始めて1年くらいはTAB譜とにらめっこしながら練習していました。その結果、ある程度弾けるようにはなりましたが、学生の頃、コード譜を見ながら弾こうとしても全く応用ができないことに気が付きました。そこから、音楽理論の勉強を始めました。

大切なのは、TAB譜をゴールにしないこと。

TAB譜を使いながらも、少しずつ「この音は何?」「なんでこの音を使うの?」といった音楽的な疑問を持ってみてください。それが、演奏の幅を広げ、耳を育て、表現力を豊かにしてくれます。

レッスンでは、TAB譜から一歩進んで楽譜の読み方やコード、キーなども含めた「音楽的な理解」を大切にしたレッスンを行っています。
「理論って難しそう…」と思っている方も、マンツーマンだから安心。あなたのペースで、一緒に音楽を深めていきましょう!

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