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なぜ歌手の声は遠くまで響くのか。“倍音の整理”の話 – NAYUTAS水戸校(助川)

こんにちは!NAYUTAS(ナユタス)水戸校です!

先に言っておきます!

今回の話、ちょっと難しいです!笑

 

プロの歌手の声って、

「そんなに怒鳴ってる感じじゃないのに、めちゃくちゃ通る」

ことがありますよね🤔

これ、単純な声量だけの問題ではありません。

大きく関係しているのが、

倍音の整理です💡

特に重要なのが、
以前も触れた

シンガーズフォルマントです✨

① 声には大量の倍音が含まれている

まず前提として、人の声には

基音(基本の高さ)

だけでなく、

倍音が大量に含まれています。

例えば100Hzの音なら、

・200Hz
・300Hz
・400Hz

みたいな、

整数倍の周波数が同時に鳴っています。

これを整数倍音と呼びます💡

実は、「音色」や「響き」は、
この倍音バランスでかなり変わります。

② 遠くまで響く声は「整数倍音が整理されている」

ここかなり重要です🔥

遠くまで通る声って、

倍音が“綺麗に並んでいる”ことが多いです。

つまり、

整数倍音が整理されている状態

ですね💡

こうなると、

・芯がある
・輪郭がハッキリする
・遠くでも音程が見えやすい

という現象が起きます。

逆に、倍音がバラバラに暴れていると、

・輪郭がぼやける
・ノイジーになる
・近くでは大きいのに飛ばない

という状態になります⚠

つまり、

「うるさい」と「通る」は別

なんです。

③ シンガーズフォルマントは“通る帯域”

ここで出てくるのが、

シンガーズフォルマント

です💡

これは簡単に言うと、

2,500〜3,500Hz付近に、
整数倍音がまとまって強調されている状態

のこと。

この帯域は、
楽器の音にも埋もれにくく、

人間の耳がかなり認識しやすい

と言われています。

つまりプロの歌手は、

“聞こえやすい場所”に倍音を集めている

んですね😳

だから、
そこまで押していなくても、

遠くまで歌声の輪郭が届くんです😊

④ なぜ倍音が散るのか

逆に、
声が飛ばない人は、

整数倍音が崩れやすい

ことがあります。

例えば、

・喉締め
・息の押し込み
・過剰な鼻声
・力任せの発声

こういう状態。

すると、

必要な倍音が整理されず、

ノイズ的な倍音が増えていきます。

これは例えるなら、

ピントの合っていない写真みたいな状態📷

エネルギー自体はあるのに、
輪郭がぼやけてしまうんです。

(この倍音が強力な個性を作る場合もありますので、
全てダメというわけではありません😊)

⑤ 「通る声」は、倍音の設計

ここかなり本質です💡

遠くまで響く声って、

単に強い声ではありません。

・整数倍音が整理されている
・シンガーズフォルマントが形成されている
・不要なノイズ倍音が少ない

この状態になることで、

輪郭がハッキリしたまま届くんです✨

だから本当に通る声って、

「ラクそうなのに聞こえる」

ことが多いんですね🎤

まとめ:「飛ぶ声」は“整理された声”

歌手の声が遠くまで響く理由。

それは、単純な大声ではなく、

整数倍音が整理されているからです💡

特にシンガーズフォルマントによって、

耳に届きやすい帯域へ倍音が集まることで、

声は遠くまで通ります。

 

逆に、倍音が散ると、輪郭はぼやけます。

つまり、「飛ぶ声」の正体は、

力ではなく、響きの整理なんです✨

 

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ここまで読んで下さり、ありがとうございました!

NAYUTAS(ナユタス)水戸校講師、助川でした🙇‍♂️