みなさんは、どんな歌を聴いた時に「上手いな~っ!」って思いますか?
カラオケの点数が高い歌を聴いた時でしょうか?
ピッチ(音高)やリズムが正確で、高い歌唱技術を持っている歌手の歌を聴いた時でしょうか?
では、一方で、、、
歌を聴いて
「心が震えた」
「感動して涙が出た」
こんな経験はありますか?
「上手い」歌を聴いても、心が震えたり、涙が出たりまではしない事もありそうですね。
何が違うのでしょうか?
言葉やメロディの背後にある感情、情景、そして魂を汲み取り、聴き手の心に届ける表現力や感性がある。
そして聴き手が今まで経験してきた人生とシンクロした時、、、
そんな時、きっと涙するのだろうと思います。
「人を感動させる」
Singerにとっては一番の、そして永遠の課題かもしれません。
そんな理想へ一歩近づくために、「歌心(うたごころ)」も身につけられると良いですね!
では、「歌心」って?
歌心は、天性の才能のように語られることもありますが、主に以下のような感性と技術の融合によって成り立っています。
言葉への深い洞察(解釈力)
歌詞の一言ひとことが持つ意味や、その裏にある主人公の葛藤、喜び、哀しみを深く理解する力です。
言葉のイントネーションやニュアンスを繊細に汲み取り、それを声のトーン(音色)に反映させることで、歌詞が「単なる文字」から「生きた感情」へと変化します。
間(ま)と呼吸のコントロール(表現力)
優れた歌い手は、音のない瞬間にすら感情を込めます。
フレーズとフレーズの間の「息を吸う音(ブレス)」や、あえてテンポを揺らす「ルバート」などの技法を用いて、音楽に人間らしい生命的な揺らぎを与えます。
正確なメトロノーム通りではない、その人だけの「呼吸」が聴き手の心拍とシンクロしたとき、強い感動が生まれます。
独りよがりにならない「伝える意識」(客観性)
歌心とは、自分が気持ちよく歌うこと(自己満足)ではありません。
自分の内側から湧き出る感情をコントロールし、どうすれば聴き手に最も響く形で届けられるかを常に意識する、いわば「おもてなしの心」のような客観性が含まれています。
レッスンを始めたら最初の頃は、良い発声を習得しようとする事で精一杯かもしれません。
でも「歌心」は決して忘れてはいけません。
歌唱を通して、人間性なんかも見えてきたりします。
大好きなものって大切にしたいですよね。
大切に、大切に歌っていきましょう!
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次にステージに立つのは、あなたかもしれません。
NAYUTAS水戸校ボイストレーナーmidoriでした。

