こんにちは(*ˊᵕˋ*)ノ" ナユタス水戸校の風月Lです。 今回は、歌うことのベースになる大事な基本中の基本、4つの呼吸法について話していきます。 胸式・腹式・全呼吸・火の呼吸です✌ 声という楽器のベースになるもの、ギターで言えば、ボディにあたる部分と言いましょうか。 呼吸なしにはボイストレーニング・ボーカルトレーニングは語れない! 技術を習得していく中でつまづきまた基本から…や、負荷がかかりすぎて喉を痛める…などとならないよう、 しっかり習得していきましょう(^O^)/されど呼吸法!なのです! 呼吸法解説の前に、まず歌う呼吸の大前提として 「力を入れて大きくできる」や「沢山できる」などを目指すのではなく、 あくまで柔軟性をキープしながら、 『様々な呼気コントロールができる』が正解になります では行きましょう 【1つ目】胸式呼吸 胸式呼吸を先に書いた理由は… いきなり深い腹式呼吸をやれと言われても、普段無意識でやっているので難しいのです。 なので、ヨガや瞑想の呼吸法にもあるように、胸式→腹式→全呼吸と練習をスライドさせていくことによって、 全ての感覚を的確にとらえてゆくことがスムーズになります。 胸式呼吸のポイントは、 ①練習する前に、側屈やねじりの運動でほぐしたあとに行う ②上下に動くというよりは、全方位(背中側も)に広がることを意識して行う ③お腹を凹ませた状態で行う そうすると、より柔軟性をもちつつ、リラックスした胸式呼吸を習得することが可能になります。 【2つ目】腹式呼吸 胸式呼吸で吐ききったあと、ふっと吸いながら凹ませているお腹を脱力させると、自然におなかが膨らみます。 それが自然な腹式呼吸となります。 腹式呼吸のポイント ①胸式→腹式をなんどか行いコツをつかむ ②お腹が膨らむコツをつかめたら、お腹の動きを感じながら、リラックスして行う ③胸式呼吸と同じように、全方位に広がるを前提とし、気持ちよく行う 【3つ目】全呼吸 えっ?全呼吸ってなに? って方もいらっしゃるかもしれませんので説明しますと。 胸式+腹式+α完全に吐ききり・完全に吸う 呼吸法のことです。 集中力を要するので、慣れるまでは、あぐらか椅子で行うと、やりやすいです。
全呼吸のポイント ①吐き切るときは、肺の中の空気を全て出し切り、恥骨のあたりまでしっかり凹ますイメージで行う ②吸うときは、お腹も胸も(鎖骨のあたりまで)膨らむイメージで、できる限りめいいっぱい吸う ③苦しくて力が入ってしまうときは、軽く体をゆすったり、ゆっくり動いてみることで楽に呼吸ができます ④とっても疲れるので、2~3回を目処にやめるか休むかする はい!ここまでが、呼吸の柔軟性を高めるための基本の部分になります。 そして、最後の4つ目は、いよいよ歌っぽい呼吸法になりますよ٩(。˃ ᵕ ˂ )وイェーィ♪ 【4つ目】火の呼吸 慣れるまでは、あぐらか座禅で行ってください。 まず、ふっとお腹に一気に力を入れて、鼻で吐き切ります。次の瞬間にお腹の力を一気に抜き、 そうすると、鼻から空気が入ってきます。 それを、ご自身のペースで行ってください。 火の呼吸のポイント ①腹式呼吸・胸式呼吸・全呼吸ができるだけ自然に行えるようになってからトライしてみてください ②速さはご自身のペースで大丈夫。しっかり吐けてる・しっかり吸えてるが大切です ③オペラの歌唱指導などで、口で空気を出し入れするやりかたもありますが、喉や脳に様々なリスクを伴うので、 口でやってみたい方は、最初だけでもトレーナーに見守ってもらえる環境で始めてください 以上! いかがでしたか(*^ー^)ノ ボイス・ボーカルトレーニングに関することでしたら、ご質問・相談、いつでも受け付けておりますよ ナユタス水戸校公式ブログや風月Lのインスタの投稿などでお答えしていきますお気軽に 直接教わってみたいという方は、ぜひ無料体験レッスンをお申込みください 楽しく歌っていきましょう〜 ナユタス水戸校は、水戸駅から徒歩3分 自主練習なら無料でレッスンルームが使用可能です