こんにちは!Nayutas水戸校です!!
前回の記事の続きとなります!
前回↓
さてさて、BさんCさんパターンについても話を掘り下げていきましょう!
Bさんのパターン
Bさん「好きなアーティストのように歌いたい、その為には高い声も出せるようになりたい」
目標:歌いたい曲を歌えるように音域を広げる!キー+3しても歌えるように!(※原曲キーに寄せていく意)
はい、それでは質問です!
どんな練習をすれば良いでしょうか?
とにかく高い声を出す? ノンノン。
キーを少しずつ上げていく? うーん3割ぐらい正解。
裏声を練習する? うーーーん一番近いけど正解まではまだ半分!
おいおい、じゃあどうしろっていうんだよジョン。
落ち着けよトム、この話にはまだ続きがあるんだ。
筆者は最近疲れが溜まっていたなどと供述しており、
お待たせした分簡潔に言います!
問題となる音域が、
男性→真ん中のファ(F4)
女性→高いラ(A4)
より高い場合、正しい発声には地声と裏声の両方の協力が必要となります。
(あくまで平均的な方の音域です)
こちらについては、結構まぁとんでもなくだいぶかなりめちゃくちゃ難しいお話になりますので、機会があれば頑張って記事を書きたいと思います!笑
ごく一部のアーティストの曲を除き、サビ等の高いフレーズを地声のみを力で持ち上げていく発声は、リスクを伴います。
これはいわゆる「張り上げ発声」「プルアップ」と呼ばれているもので、どんなに限界まで鍛えても高いラの音(粉雪/レミオロメンのサビの高さですね)まで届くかどうか、です。
この声は、連発するとどんどん声が出なくなっていき、1曲~数曲ですぐに枯れてしまう、ひとしきり歌ったあとには喉に違和感や痛みが残る、といった具合です。もちろんこんなことを毎日のように続ければ、声帯ポリープや声帯結節になる可能性もあります。
なので、「出していればいつか出る!!」「気合いと根性!」でひたすら高音を無理に出し続けることは決してしないでください。
これは特に男性が陥りがちな、大きな大きな罠です。
無理はしない、筆者との約束です・・・!
じゃあどうやって練習していくか、ですよね。
キーを少しずつ上げていくという練習は、レッスン等により正しい発声へ導かれている前提においては、良い練習になります。
どこから不安定になるか、どこまでであれば自由に歌えるか、この辺をハッキリさせることが出来るからです。
キーを変更したところで、キーに合わせて喉が変形するわけもないので笑、基本的に不安定になる音域は変わりません。
現状の正確な分析が出来、また成長をいち早く感じ取ることが出来る、段階的に達成感を得られるという意味では、少しずつキーを上げることは決して悪いことではないんですね。
ただし、焦りは禁物です。
早く達成しようとするあまり新たな悪癖を獲得してしまわないよう、十分注意しながらステップアップをしていく必要があります。
最後の「裏声を練習する」という練習についてです!
きっと2つの意味に捉えられると思います。
①純粋に裏声歌唱の部分、もしくは地声じゃ出ない部分を裏声に変えて歌う
②ミックスボイス習得を見据えて、裏声を鍛えていく
想定したBさんの
「好きなアーティストのように歌いたい、その為には高い声も出せるようになりたい」
という希望から考えてみても、①②どちらの可能性もあるでしょう。
今回の記事で扱うのは、
①純粋に裏声歌唱の部分、もしくは地声じゃ出ない部分を裏声に変えて歌う
です。
②ミックスボイス習得を見据えて裏声を鍛えていく
という話は、結構まぁとんでもなくだいぶ(中略)難しいお話になりますので、いつかちゃんと記事にしたいと思います!
さてはて話を戻しましょう。
裏声歌唱の部分をしっかりと裏声として練習することは、とても良いです!!!!!
これはあなたの声にとっても後々かなりプラスになることでしょう。音質に気を付けて頑張ってくださいね。
地声じゃない部分を裏声に変えて歌うことについては、基本的には問題ありません!
ただし!裏声をそのまま地声に近付けようとして力を入れてしまうのはNGです。
裏声として出す以上は、地声とは全く違う”自由で丸みのある裏声”として出すようにしてください。
先ほどの例と同じように、新たな悪癖を手に入れてしまい、上達から遠ざかることになりかねません。
でも、裏声が綺麗に出るようになったりすると、つい欲張っちゃうんですよねぇ・・・ウンウンよくわかる(遠い目)
最後にちょっとだけ深い話をします。
ファルセットという呼び名でも知られる裏声そのものは、あくまで裏声でしかありません。
ただし、それは出てきた”声”の話です。
綺麗な裏声を発声するために獲得した神経発達や筋力のバランスは、その人の声に様々なものをもたらします。
正しくボイストレーニングを継続すれば、どの音域でも自由に抑揚や表情がつけられる声(いわゆるミックスボイス)を手に入れることも出来ます。
その状態は非常に楽に響く声を出すことが出来るため、十分な声量で歌い続けても声を枯らしたりしません。
そうです、その先に
Cさん「表現の道を進みたいので、表現力をつけたい(もっと自由に声を操れるようになりたい)」
目標:ミックスボイスの習得!換声点(地声と裏声が切り替わる音の高さ)をなくしたい!
このCさんの目標も達成され得ることになります。
筆者が前回と今回の2記事を通して伝えたかったことは、
「あなたの目標にとって致命的な遠回りにならないよう、練習には十分注意を払って下さい」
ということです。
インターネット上に非常に多くのメソッドやエクササイズが氾濫している現在、むしろ難しいとも思います。
それぞれの方法にしっかりとした意味も根拠も、効果もあるかとは思いますが、それがあなたにとって必要なものか、何に注意してすべきか、何を得るべきなのかは意外とハッキリしていないんです。
そのあたりを見極め、ともに自由で素敵な声になるようお手伝いするのが我々ボイストレーナーの役割です。
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一緒に解決していきましょう!\( ‘ω’)/
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結構まぁ(中略)難しいお話であるミックスボイスについては、皆さん気になる部分かと思いますので後日頑張って記事にしたいと思っております。
読んでくれる人がー!!もっと増えたらー!!やる気がもっと出ちゃうなァー!!!(突然の自我)
何卒よろしくお願いいたします。笑
それでは、また次の記事でお会いしましょう!
水戸校講師の助川でした👀️🙏