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ボイストレーニングコース

【ATSUSHI先生】ライトチェストの発声特性と対策 |NAYUTAS武蔵小杉校

こんにちは~
NAYUTAS武蔵小杉校のATSUSHIです!

「高音は出せるけど、声がカスカスに聴こえる」
「芯がなくて頼りない歌声になる」

…こんな悩みを持っていませんか?
これは**ライトチェスト(Light Chest)**
と呼ばれる発声状態に当てはまるケースが多いんですよね。

ライトチェストとは?

ライトチェストとは、
地声(胸声)の要素が弱くなりすぎた発声のことです。

特徴としては…

  • 息が多く漏れて軽く聴こえる

  • 響きに芯がなく説得力に欠ける

  • 喉の負担は少ないが伴奏に埋もれやすい

つまり安全ではあるけれど
「物足りない声」になりやすいんですよね…

声帯と甲状披裂筋(TA)の関係

改善に重要なのが、
**声帯の厚みを支える筋肉=甲状披裂筋(TA)**です。

地声では声帯が分厚く合わさる必要がありますが、
ライトチェストではTAの働きが弱く、声帯が薄く閉じてしまいます。
そのため息漏れが増え、芯のない響きになるんですよね💡

対策トレーニング

① 地声での中音域トレーニング

地声の芯を育てるため、中音域での発声を繰り返しましょう。
苦しい場合は音域を飛ばし、徐々に慣れていけばOKです🎵

② 母音を活かす

特に「あ」と「え」の中間母音は明るい響きを作りやすいです。
弱さを補うため、明るい母音で芯を出す練習をしてみましょう!

練習時の注意点

  • 疲労を感じたら休む
     声帯の筋肉を酷使するため、途中で小休止を入れるのが効果的です。

  • 苦しい音域は飛ばす
     無理に挑戦せず、慣れてから戻れば必ず出せるようになりますよね。

  • 録音して確認
     自分の耳だけでは分からない改善点も録音でチェックできます。
    芯の有無や息漏れを客観的に見直しましょう

まとめ

ライトチェストは「地声が弱すぎる」状態で、
声に芯がなく説得力を欠く発声です。

改善のカギは、

  • 甲状披裂筋(TA)を働かせる

  • 声門下圧を意識する

  • 息漏れを減らし芯のある響きを育てる

最初は中音域でも苦しく感じるかもしれませんが、
焦らず少しずつ慣れていきましょう!

もし「自分の声がライトチェストっぽい」「芯を持たせたい」と思ったら、
プロの指導を受けるのが近道です。
NAYUTASではあなたの声に合わせた完全オーダーメイド指導を行っています。

存在感のある歌声を一緒に育てていきましょう!✨

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