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【ATSUSHI先生】同じ曲なのに毎回違う歌い方になるのはなぜ?脳のクセとパフォーマンス理論 |NAYUTAS武蔵小杉校

こんにちは~
NAYUTAS武蔵小杉校のATSUSHIです!

何度も練習している同じ曲なのに、歌うたびに
「今日は上手くいった」「今日は何か違う…」
と感じること、ありますよね。
実はこれ、気分や調子の問題だけではなく、
脳の使い方のクセが大きく関係しているんですよね。


まず知っておいてほしいのが、
歌は「筋肉の記憶」だけで成り立っているわけではない、
ということですよね。
人の脳は、声を出すときに
「音程」「リズム」「歌詞」「感情」「呼吸」など、
たくさんの情報を同時に処理していますよね。
そのため、集中しているポイントが少し変わるだけで、
歌い方も変わってしまうんですよね。


例えば、
・音程を強く意識した日は声が硬くなる
・感情を優先した日はピッチが甘くなる
・歌詞に意識が行きすぎると息が浅くなる

こういった経験、思い当たる方も多いですよね。
これは脳が毎回、違う「優先順位」で指令を出している状態なんですよね。

さらに、人は無意識に「うまくいった感覚」を再現しようとしますよね。
でもその記憶は、実はかなりあいまいなんですよね。
「あのときは調子が良かった」という感覚だけを頼りに再現しようとすると、
毎回違う身体の使い方になりやすいんですよね。


ここで大切なのが、
再現性は感覚ではなく手順で作るという考え方なんですよね。
プロの歌手ほど、
「今日はここでこう息を使う」「このフレーズはこの母音を意識する」
といった、脳内のチェックポイントを持っていますよね。
だからコンディションが多少違っても、歌い方が大きくブレにくいんですよね。

おすすめなのは、毎回の練習で

・歌い出し前の呼吸
・一番不安定になるフレーズ
・高音に入る前の準備

この3点だけを固定して練習してみることですよね。
すべてを完璧に揃えようとすると脳が混乱するので、
まずはポイントを絞ってみましょう。


同じ曲を安定して歌うためには、
「今日はうまくいくかな?」と考えるより、
「今日はいつもの手順をやる」と脳に覚えさせることが大切なんですよね。
歌い方が毎回変わるのは失敗ではなく、
成長の途中で起きる自然な現象なんですよね。

焦らず、少しずつ再現性を高めていきましょう。

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