こんにちは～
NAYUTAS武蔵小杉校のATSUSHIです！
高音を出そうとすると、気づいたら肩がグッと上がってしまう…
そんな悩み、よくありますよね。
実はこれ、あなたが悪いわけではなく“身体の自然な反応”なんですよね。
まずは、その理由から見ていきましょう。
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■ 肩が上がるのは「吸う息のクセ」が原因
人は息が足りない、もっと力を出したい、と身体が感じると、
無意識に肩を使って息を吸おうとするクセがあるんですよね。
これは専門的には「胸で吸う呼吸」と呼ばれ、肩まわりの筋肉が動きやすくなります。
高音を出すときは、
・強い息が必要
・緊張しやすい
この2つが重なるので、自然と肩が上がりやすくなるんですよね。
医療の分野でも
「緊張すると呼吸が浅くなり、肩が上がりやすい」
ということが確認されています。
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■ 肩が上がると声にどう影響するの？
肩が上がる＝身体に力が入る、ということなんですよね。
その力は首やのどにも伝わってしまい、
・高音が苦しくなる
・声が細くなる
・裏返りやすくなる
・音程が安定しなくなる
といった問題につながりやすいと言われています。
つまり、「肩の力み」はそのまま「声の力み」になりやすいんですよね。
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■ 無意識の力みを減らす方法（初心者向けの簡単ステップ）
① 息を吸うときに“お腹まわりがふくらむ”意識をつくる
いきなり難しい腹式呼吸を完璧にしようとする必要はありません。
まずは、息を吸うときに肩が動かないようにすることだけ意識してみましょう。
やり方は簡単で、
両手を肩に置いて、肩が動かないように軽く押さえながら
吸ってみると分かりやすいですよね。
② ハミングやリップロールで高音に行く前の準備をする
「ん～」と鼻に響かせるハミングや、唇を震わせるリップロールは、
息の量をちょうどよく保ちながら声帯の負担を減らす効果があります。
これを高音に行く前にやっておくと、肩に力が入りにくくなるんですよね。
③ 首の前側を軽くほぐしてから歌う
高音が苦しくなると、首の前側が固まりやすいんですよね。
歌う前にゆっくり首を回すだけで、のどの位置が安定し、肩の力も抜けやすくなります。
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■ まとめ
高音で肩が上がってしまうのは、
あなたのクセではなく“身体が頑張りすぎているサイン”なんですよね。
息の吸い方を少し工夫するだけで、
肩の力みは大きく減りますし、声も楽に出るようになっていきます。
焦らず、少しずつ身体の反応と向き合いながら、
快適な高音を目指していきましょう！
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