みなさん、こんにちは!
中野でマンツーマンのボイストレーニングが受けられるNAYUTAS中野校です!
最近、中野校では、お笑い芸人として活動する方がボイストレーニングを受講するケースも増えてきています。
「芸人なのに、なぜボイトレ?」と思う方もいるかもしれません。しかし、芸人の仕事を考えてみると、劇場での漫才やコントだけではなく、MC、イベント、YouTubeやライブ配信、ナレーションなど、声を使って相手へ情報や感情を届ける場面が数多くあります。
もちろん、ボイトレを受ければ仕事が増えると単純に言い切ることはできません。仕事の機会や評価には、ネタの内容、キャラクター、構成力、経験、現場との相性など多くの要素が関係します。
一方で、「聞き取りやすく話す」「必要な場面で声を届ける」「長いセリフでも言葉を崩さず話す」といったスキルは、芸人にとっても重要です。
今回は、お笑い芸人や芸人を目指している方に向けて、ボイトレでどのような部分を練習できるのか、舞台・MC・配信などでどう活かせるのかを整理していきます。
目次
芸人にとって「声」は大切な表現手段
漫才やコントでは、面白い内容を考えるだけでなく、その内容を観客へ届けなければなりません。
たとえば、声の使い方には次のような課題が現れることがあります。
1:声が小さく、客席まで言葉が届きにくい
2:語尾が弱くなり、最後の言葉が聞き取りにくい
3:早口になりすぎて、セリフが伝わりにくくなる
4:子音が曖昧になり、言葉が不明瞭になる
5:抑揚が少なく、一本調子に聞こえる
6:緊張すると普段より声を出しにくくなる
特に漫才では、ボケとツッコミのテンポや言葉の掛け合いが重要になる場面があります。コントなら、役によって声の高さや話し方、強弱を変える必要が出てくることもあるでしょう。
つまり芸人にとって声は、単に「大きければよい」ものではありません。
声量・滑舌・テンポ・間・抑揚などを、場面や表現に合わせて調整できることが、一つの表現技術になります。
ボイトレで確認したいポイント1|声量と声の届き方

「舞台では大きな声を出さなければ」と考え、喉に力を入れて叫ぶように話してしまう人もいます。
しかし、単純に声量を上げることと、相手へ聞き取りやすく声を届けることは同じではありません。
発声練習では、姿勢や呼吸、口の開け方などを確認しながら、自分がどのように声を出しているかを整理していきます。
たとえば普段は問題なく話せても、舞台になると緊張して身体へ余計な力が入り、いつもと違う声になる人もいます。
反対に、本人は十分な声量だと思っていても、録音して聞くと声がこもっていたり、語尾が弱くなっていたりすることもあります。
自分の感覚だけで判断するのではなく、録音やレッスンを通して「実際にどう聞こえているか」を確認することが大切です。
プロフェッショナル・ボイスユーザーを対象にした研究では、ボイストレーニングによって一部の声に関する指標や、声に対する知識・意識などに変化がみられた研究もあります。
ただし、研究条件や対象者には違いがあるため、「トレーニングをすれば誰でも必ず声のパフォーマンスが向上する」と一律に考えることはできません。
ボイトレで確認したいポイント2|滑舌とセリフの聞き取りやすさ
芸人にとって、滑舌も重要なテーマです。
ただし、「滑舌が良い=とにかくゆっくり、一音ずつはっきり話す」ということではありません。
テンポの速い漫才ならスピード感が必要ですし、キャラクターによっては、あえて少し崩した話し方が魅力になることもあります。
大切なのは、狙って崩しているのか、それとも自分でも気づかないうちに言葉が潰れているのかを区別することです。
たとえば、自分の話し方には次のような特徴がないか確認してみましょう。
1:早口になると特定の音だけ聞き取りにくくなる
2:文章の後半になると口の動きが小さくなる
3:語尾だけ急に声量が落ちる
4:特定の言葉や音で噛みやすい
課題が具体的にわかれば、その部分を重点的に練習できます。
早口言葉をただ速く読むのではなく、最初はゆっくり正確に発音し、その後徐々にテンポを上げていく方法もあります。
漫才やコントの実際の台本を使い、本番に近いスピードでどこまで言葉が伝わるか確認するのも一つの方法です。
ボイトレで確認したいポイント3|「間」と話すテンポ
芸人の話し方を考えるとき、声量や滑舌だけでなく「間」も外せません。
話すタイミングによって、同じ言葉でも印象は変わります。たとえば、次のような違いです。
1:すぐ次の言葉へ進む
2:一瞬止まってから話す
3:相手や客席の反応を待つ
4:あえてゆっくり言う
5:特定の言葉だけ強調する
ただし、ボイトレを受ければ「笑いが取れる間」が自動的に身につくわけではありません。笑いのタイミングはネタの構成や相方との関係、客席の反応などによっても変わるためです。
ボイトレで確認しやすいのは、自分が意図したテンポで話せているかという部分です。
緊張すると早口になる人なら、文章のどこで息を取るのかを決めたり、意識的に間を置いたりする練習ができます。
普段の会話では気にならなくても、録音してみると「思った以上に急いで話している」と気づくこともあります。
ネタだけじゃない!MC・配信でも声の使い方は重要

現在、芸人が声を使う場面は劇場だけとは限りません。
イベントMC、ネット配信、動画、ラジオ、ナレーションなど、マイクを通して話す仕事もあります。
特にMCでは、ネタを演じるときとは異なる役割が求められる場合があります。代表的なものとして、次のような役割が考えられます。
1:会場へ情報をわかりやすく届ける
2:出演者の話を引き出す
3:イベントや番組の流れをつなぐ
4:場面に応じて声のテンションを調整する
配信の場合も、映像があるからといって声を軽視できるわけではありません。
視聴者がイヤホンやスマートフォンで聞くこともあるため、声量だけでなく、聞き取りやすさや話すスピードにも意識を向ける必要があります。
NAYUTAS中野校では、歌唱を中心としたボイストレーニングだけではなく、発声や滑舌、話すテンポなどを扱う話し方レッスンも用意されています。
芸人だから歌のためのボイトレをする、という考え方だけではなく、「話す仕事のために声を整える」という活用方法も考えられます。
ネタの練習にボイトレを取り入れるなら「実際の台本」を使おう
芸人の方がボイトレを受ける場合、一般的な発声練習だけで終わらせる必要はありません。
自分が実際に使っている漫才やコントの台本があるなら、練習素材として活用する方法があります。
録音したネタを確認するときは、一度にすべてをチェックするのではなく、次のように項目を分けて聞いてみましょう。
1:言葉がきちんと聞き取れるか
2:声量に大きなムラがないか
3:早口になりすぎていないか
4:強調したい言葉が伝わっているか
5:語尾まで声が残っているか
全部を同時に直そうとすると、かえって話し方が不自然になることがあります。
「今日は滑舌」「次は声量」「その次はテンポ」というように、課題を分けて取り組む方が変化を確認しやすくなります。
また、本番と同じように立って話す、マイクを持つ想定で練習するなど、実際の環境を意識することも大切です。
マンツーマンなら芸人それぞれの声の課題に合わせやすい
芸人といっても、必要な声は人によって違います。
テンポの速い漫才をする人もいれば、一人コントで複数の人物を演じる人もいます。落ち着いたトークが中心の人もいれば、大きなリアクションを武器にする人もいるでしょう。
そのため、「芸人なら全員この発声法」というものはありません。
マンツーマンレッスンの特徴は、自分の仕事内容や苦手な部分に合わせて練習テーマを絞りやすいことです。
たとえば、芸人や芸人を目指す方であれば、次のような悩みを相談することが考えられます。
1:ネタになると声が小さくなる
2:ツッコミのセリフが聞き取りにくい
3:早口になると滑舌が崩れる
4:MCでは緊張して声が上ずる
5:長時間話すと声を出しにくくなる
6:配信で自分の声を聞くと違和感がある
NAYUTAS中野校では、ボイストレーニングをマンツーマンで行い、一人ひとりの目標に合わせてレッスン内容を組み立てています。
自分が実際に感じている課題を講師へ具体的に伝えることで、レッスンで何を優先するのかも整理しやすくなります。
ボイトレを受ければ「芸人の仕事が増える」とは限らない

ここは大切なので、分けて考えておきましょう。
ボイストレーニングを受けたこと自体が、出演本数や仕事量の増加を保証するものではありません。
芸人としての仕事には、ネタ、企画力、キャラクター、人間関係、営業活動、オーディション、所属環境など、多くの要素が関わります。
一方で、声を使う仕事である以上、次のような技術を磨くことは、自分の表現を安定させるための一つの準備になります。
1:聞き取りやすく話せる
2:狙ったテンポで話せる
3:場面によって声の出し方を変えられる
「ボイトレ=仕事を増やす方法」と考えるより、仕事のチャンスが来たときに、自分のネタや言葉をきちんと届けるための土台づくりと考える方が現実的です。
よくある質問
芸人でも普通のボイストレーニングを受けて大丈夫ですか?
目的を講師へ伝えたうえで相談するとよいでしょう。
歌唱力ではなく、発声、滑舌、話すテンポなどを改善したい場合は、話し声を目的としたトレーニングを選ぶ方法があります。
大きな声を出せるようになれば漫才にも有利ですか?
単純に大声を出せればよいとは限りません。
会場の広さ、マイクの有無、ネタの内容などによって必要な声量は変わります。声量だけでなく、滑舌、語尾、テンポなども含めて確認することが大切です。
自分のネタを使って練習するのは有効ですか?
実際に使う台本で練習すると、自分がどの言葉で噛みやすいのか、どこで早口になるのかなどを確認しやすくなります。
ただし、ボイストレーニングによってネタそのものの面白さや、オーディション・出演の結果が保証されるわけではありません。
芸人を目指している段階でもボイトレは受けられますか?
可能です。
特に「人前で話すと声が小さくなる」「滑舌に自信がない」など、具体的な悩みがある場合は、活動開始前から発声や話し方を確認しておく方法もあります。
まとめ|芸人のボイトレは「面白さを声で届ける」ためのトレーニング
芸人にとって最も重要なのは、もちろんネタや表現そのものです。
しかし、どれほど面白い言葉を考えても、観客に聞こえなければ十分に伝えることはできません。
芸人が声について確認したい主なポイントは、次のように整理できます。
1:声量
2:滑舌
3:話すテンポ
4:間
5:抑揚
こうした自分の声の特徴を理解し、必要に応じてコントロールできるようにすることは、舞台だけでなくMCや配信などにもつながる基礎になります。
NAYUTAS中野校では、マンツーマンのボイストレーニングに加え、発声・滑舌・話すテンポなどを扱う話し方レッスンにも対応しています。
「ネタには自信があるけれど、声が通りにくい」
「早口になると聞き返される」
「MCや配信でも話し方を磨きたい」
そんな課題を感じている方は、まずは自分の声が実際にどう聞こえているのかを客観的に確認することから始めてみてはいかがでしょうか。




