みなさん、こんにちは!
ナユタスなんば校、校舎スタッフです♪
9月23日、グランキューブ大阪にてライブを開催していた「amazarashi」✨️
みなさんは、amazarashiの楽曲を聴いたことはありますか?
まるで1冊の小説を音楽を通して読んでいるような感覚になるほど、
楽曲の世界観と歌詞のワードチョイスが魅力的なロックバンドなんです!
今回は、そんなamazarashiの代表曲「季節は次々死んでいく」をご紹介しながら、
amazarashiについてもご鍾愛させていただきます🙌
amazarashiについて
amazarashiは青森県在住の秋田ひろむを中心とするバンドです!
日常に降りかかる悲しみや苦しみを雨に例え、僕らは雨曝だが「それでも」というところから
名づけられたamazarashiは「アンチニヒリズム」をコンセプトに掲げ、
絶望の中から希望を見出す辛辣な詩世界を持ち、前編スクリーンをステージ前に張ったまま
タイポグラフィーと映像を映し出し行われる独自のライブを展開しています!
3DCGアニメーションを使ったMVは文化庁メディア芸術祭で優秀賞を受賞するなど
国内外で高く評価されているんです👀
言葉の力
Amazarashiの楽曲は、応援歌が多いのですが、ただ背中を押すような楽曲ではなくて、
包容力のようなamazarashiにしか表現のできない方法で応援してくれます。
「元気だして!応援してる!」ではなくて「辛いよね、わかるよ」と一緒に共感してくれて、
どうしようもできないような現実を一緒に受け入れてくれて、そして「悪いことだけじゃないよ」
とほんの少し前を向く手伝いをしてくれるような歌詞が魅力的なんです。
季節は次々死んでいく
私がamazarashiを知ったきっかけは「東京喰種」のED曲でもあった
「季節は次々死んでいく」です!
初めて聴いた時は、東京喰種の作品の世界観ともマッチしていて、
いい曲だ、とふわっとした感想でした。
でも、MVが公開されてはじめてフルで楽曲を聴いた時の、
言葉の選び方と伝え方に感動したことを覚えています。
歌詞が本当に素敵で、情景も想像しやすく惹き込まれる楽曲なので、
少し深堀りしながらご紹介させていただきます!
季節は次々死んでいく
絶命の声が風になる
色めく街の 酔えない男
月を見上げるのはここじゃ無粋
この楽曲、タイトルはどこか悲観的に感じる方が多くいらっしゃるかと思います。
Aメロの始まりも「季節は次々死んでいく」とタイトルでもあるこのワードから始まります。
「絶命の声が風になる」って、なかなか聴くこともないですし、使うこともない言葉なのに
「季節が移り変わること」だとわかるんです。
そして、そんな世界にある賑やかな街で男が佇んている様子も想像できます。
泥に足もつれる生活に
雨はアルコールの味がした
アパシーな目で彷徨う街で
挙動不審のイノセント 駅前にて
ここで登場するアパシーとは、当たり前にできていたことができなくなる、
無気力・無関心な状態を表す言葉なんです。
日々過ごしていた日常がふとした瞬間に、全てに無関心になったけど、
生きているような様子が伝わります。
僕が僕と呼ぶには不確かな
半透明の影が生きている風だ
雨に歌えば 雲は割れるか
賑やかな夏の干涸びた生命だ
「雨に歌えば 雲は割れるか」という言葉を否定するように
「賑やかな夏の干涸びた生命だ」と続きます。
世界に訴えたとしても、なにも変わらないという
現実を突きつけられているような感覚になるんです。
拝啓 忌まわしき過去に告ぐ 絶縁の詩
最低な日々の 最悪な夢の
残骸を捨てては行けず ここで息絶えようと
後世 花は咲き君に伝う 変遷の詩
苦悩に塗れて 嘆き悲しみ
それでも途絶えぬ歌に 陽は射さずとも
過去を切り離そうとしても、切り離せない現実の残酷さと、たとえ自分自身が
世界から消えたとしても変遷しなが世界に残るかもしれないという過去と未来への
感情の対比がサビに描かれています。
明日は次々死んでいく
急いても追いつけず過去になる
生き急げ僕ら 灯る火はせつな
生きる意味などは後からつく
生きていれば、時間は待つことなく過ぎ去っていくからこそ、
人生は一瞬で意味もなく常に走り続けているのかもしれません。
生きる意味なんで、そうやって走り続けていればわかってくる、
とほんの少し陽がさしたような歌詞がここで登場するんです。
君が君でいるには不確かな
不安定な自我が 君を嫌おうと
せめて歌えば闇は晴れるか
根腐れた夢に預かった命だ
自我は時間経過とともに変化していくと示しながらも、
その自我は曖昧なもので揺れ動いているからこそ、不安は積もっていきます。
ここまでの歌詞も、ずっとどこか悲観的で、同じ日々を繰り返していることに対しての
ギモンを感じさせられるような歌詞が続いています。
ですが、Cメロからがamazarashiらしい展開になっています。
疲れた顔に足を引きずって 照り返す夕日に顔をしかめて
行こうか 戻ろうか 悩みはするけど しばらくすれば 歩き出す背中
そうだ 行かねばならぬ 何はなくとも生きて行くのだ
僕らは どうせ拾った命だ ここに置いていくよ なけなしの
夕日から目を逸らせば、楽になるかもしれないけど、
時間がすぎれば過去のことは薄れていくものだと言っているような歌詞が初めにきます。
そして、「何はなくとも生きていくのだ」と「理由はなくても生きる」と伝えているこの歌詞が、
個人的には手を引っ張ってくれているような感覚になるんです。
拝啓 今は亡き過去を想う望郷の詩
最低な日々が 最悪な夢が 始まりだったと思えば 随分遠くだ
どうせ花は散り 輪廻の輪に還る命
苦悩にまみれて 嘆き悲しみ それでも途絶えぬ歌に
陽は射さずとも
どれだけ大変な日々が続いていても、時間の流れは残酷でただ過ぎ去っていくばかりなんです。
ですが、残酷だからこそ、最低な日々も時間とともに遠ざかっていくから、
ただ走って生きるしかない、と現実を受け入れながら、前を向くしかないと言っているような
歌詞がこのラスサビから伝わってくるんです。
そして、最後はこの1言で終わります。
生まれるではなくて、生き返るんです。
この言葉チョイスが、辛いことも繰り返されるけど、同じように良いことも繰り返される、
と言っているような歌詞だな、と個人的に感じています!
さいごに
いかがでしたでしょうか?
「季節は次々死んでいく」のように、amazarashiの楽曲は悲観的な状況や
つらい出来事を忘れようとしたり、無理に明るくと共存して生きていくための手助けを
してくれているような楽曲がたくさんあるんです。
ぜひ皆さんも一度聴いてみてください!
素敵な楽曲に出会えること間違いなしです🎧️
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