みなさん、こんにちは!
NAYUTASなんば校、校舎スタッフです♪
前回のブログでは声質のタイプについてお話しました!
なので、今回は…
「じゃあ、その声ってどう伸ばせばいいの?」
「もっと魅力を引き出すにはどこを鍛えればいいの?」
って思いませんか?
なので、今回はそんな疑問にお答えする 声質タイプ別の練習ポイントについてご紹介します🙌
前回ご紹介した声質タイプ
| 声質タイプ | 特徴・声の使い方 | 魅力・印象 |
|---|---|---|
| ① クリアボイス (Bright) |
明るさのコントロール/子音を軽く/少し息を混ぜる | 透明感・抜け感・爽やかさが際立つ |
| ② スモーキーボイス (Airy / Soft breath) |
息量を調整/語尾に空気を混ぜる/子音を立てる | 儚い・柔らかい・しっとり感が出る |
| ③ パワーボイス (Strong) |
響きの支点を前へ/息で押し出す/強弱のメリハリ | 迫力・芯の強さ・ライブ映えする存在感 |
| ④ スウィートボイス (Sweet / Pure) |
語頭を軽くハッキリ/やわらかい息づかい/音程の輪郭を意識 | 優しい・透明感・親しみやすさ・癒し系 |
| ⑤ ニュートラルボイス (Mix Neutral) |
強弱・息・色味の自在な調整/“ニュートラル+〇〇” が作れる | 万能・曲に馴染む・表現幅が広くプロっぽい |
| ⑥ ダークトーンボイス (Dark / Warm) |
深い響き/胸と鼻腔のミックス/暗さの幅を調整 | 落ち着き・深み・温かさ・余裕のある響き |
声質タイプ別・伸ばし方&練習ポイント
① クリアボイス(Bright)
明るく抜ける、透明感のある声のクリアボイスは、声の明るさを
コントロールできるかどうかが鍵になってきます!
同じ明るさで歌っていると歌に感情がなくなってしまって、単調なものになってしまうので、
明るさの幅を広がして感情の引き出しが増えますよ!
明るさの調整だけじゃなくて、子音を強く立てず、語頭のアタックをやわらかくすると、
声の明るさが抑えられて落ち着いたトーンになるので、クリア声の単調さを防ぎ、
表現幅がひろがりますよ🙌
また、声にほんの少し息を含ませると、明るさが和らぎ、柔らかく大人っぽい質感になるので、
バラードやしっとり系で一気に色気が出ます👀
🔸こんなトレーニングが効果的
● ハミング → 母音解放
柔らかい響きを作ると声の幅が増えます!
● 「は・ふ・ほ」で息量をコントロール
明るさを抑えたトーンも手に入ります!
🔸相性の良いジャンル
ポップス・ K-POP・アニソン・アップテンポ
② スモーキーボイス(Airy / Soft breath)
息が混ざった、柔らかく儚い印象のスモーキーボイスは、息の使い方が大切なポイントです!
息を使いすぎると、音が弱くなったり、音程がフワッと不安定になってしまいます💦
ですが、腹圧を使いながら、語尾は空気を減らして短くしてみたり、逆に語尾にだけ空気を
混ぜたりと、息の量を意図的にコントロールできるようになるだけて、表現の幅が広がります!
また、子音をしっかりと発音して言葉を立てると、聞き手に言葉がしっかりと届くので、
より感情のこもった楽曲になります🙌
🔸こんなトレーニングが効果的
● 「はぁ〜」で息の量を安定
細く長い息を流せるとクオリティが上がります!!
● ウィスパーボイス → 通常発声で切り替え練習
息のコントロール力が一気に育ちます!
🔸相性の良いジャンル
バラード・シティポップ・アコースティック
③ パワーボイス(Strong)
圧倒的な声量、太い芯、強い存在感のあるパワーボイスは、サビ・盛り上がり・高音で
持っていける声として圧倒的ですが、響きの位置が高すぎると叫び声になりやすく、
低すぎると重く潰れてしまうので要注意です⚠️
力で声を出すんではなくて、響きの支点(軟口蓋〜鼻腔)を意識して、
息で声を前に押し出す感覚を掴めるようになると、喉を傷めずにパワーを出すことができますよ!
全てを強く歌うのではなくて、強く押す場所と抜く場所のメリハリがめちゃくちゃ大事になります👀
🔸こんなトレーニングが効果的
● 「アー」短いアタック+息の支え
声帯を押さずにパワーを出す練習に最適です!
● 高音の裏抜け防止ミックス練習
芯のある強い高音が安定します!
🔸相性の良いジャンル
ロック・アニソン・パワーバラード・ミュージカル
④ スウィートボイス(Sweet / Pure)
優しく、やわらかい印象を与えるのがスウィートボイスも、
息が多すぎて聞こえづらくなることがあります👀
そこで大事なのが 甘さと芯のバランスを調整することです!
語頭を少しハッキリ出してから柔らかく歌うと、表情がついて伝わりやすくなり、
子音を少し立てて上げることで聞き取りやすくなりますよ🙌
また、音程の輪郭を作るように、しっかりと音を意識して歌うことで、
弱々しさではなく優しさとして成立します!
🔸こんなトレーニングが効果的
● 子音だけで歌詞を読む練習
優しい声でも言葉がよく伝わるように!
● ショートフレーズを強めに発声
弱→強→弱のコントラストを作る練習。
🔸相性の良いジャンル
バラード・アコースティック・ポップス
⑤ ニュートラルボイス(Mix Neutral)
癖が少なく、どんな曲にも馴染むことのできる、素直でまっすぐな声ですが、
個性が埋もれやすいという弱点があります。
なので、表現力を広げるために必要なのが「強弱」「色味」「息の量」 を
自由に調整できることなんです!
また、あえて癖を作ることで一気に魅力も増し、音色でバリエーションを作ることもできるんです!
語尾を少し抜くと優しく、語頭をわずかに強めると明るく、息を少し混ぜるとしっとり…と、
「ニュートラル+〇〇」の作り方ができると一気にプロっぽい歌になります✨
🔸こんなトレーニングが効果的
● 明るい声・暗い声の切り替え練習
声のカラーを増やすだけで一気にプロ感がでますよ🙌
● アクセント強弱トレーニング
個性が出て曲の世界観が広がります!
🔸相性の良いジャンル
オールジャンル
(特にJ-POP・ロック系)
⑥ ダークトーンボイス(Dark / Warm)
低めで落ち着いた、深みのある声が特徴的なので、重心の低さと温かい響きを
深く使えるかどうかがポイントになります!
ただ深い声のまま歌い続けると、曲によっては重すぎたり、抜けにくく単調に聞こえてしまうので、
暗さの幅(深さの調整) を作ることが大切になります!
語尾を少し軽くしたり、明るさを少し混ぜることで、表情が一気に豊かになりますよ!
また、喉の奥だけで響かせるとこもりやすいので、胸の響き+鼻腔の少し上のポイントを足す
意識をすると、重すぎないダークトーンになります!
🔸こんなトレーニングが効果的
● ロングトーンで胸の響きを安定
身体の下に響きを落とす感覚が育ちます!
● 明るめ母音(い・え)で発声
深い声でも明るさが加わりますよ!
🔸相性の良いジャンル
バラード・ジャズ・シティポップ
声質は「変える」より「引き出す」
声質はボイトレを通して変えることもできます👀
ですが、 一番伸びるのは 自分の声の良さを最大限に活かしたときなんです✨️
声質は生まれつきの部分もありますが、扱い方を知ればどのタイプでも魅力は無限に広がります👏
さいごに
自分の声質を知ることは、歌い方を最短で上達させる近道でもあり、
自分の声を好きになるための大事な一歩でもあります!
一人ひとり違う声質をもっているので、ボイトレを通して、
自分の声が一番輝く歌い方みつけてみてください!
きっと、もっと歌うことが好きになりますよ🙌


あのアーティストみたいに歌に挑戦してみたい…
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