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【NAYUTAS 二子玉川校】あの光は幻だったのか──back number「ブルーアンバー」歌詞考察

「君のことを思い出すたびに、胸がちくりと痛む。」

back numberの「ブルーアンバー」は、失恋や未練をテーマにした楽曲で知られる彼らの、真骨頂とも言える一曲です✨

美しく、どこか冷たさを湛えた“ブルーアンバー(青い琥珀)”というタイトルは、幻想的で儚いものの象徴として、物語のすべてを静かに照らしています☄

この楽曲では、“もう終わってしまった関係”をあえて綺麗に飾ることなく、痛みを抱えたまま、記憶の中で回想するように描かれています。

しかし、その語り口は決して悲観的ではありません。

むしろ、失ったからこそ輝いて見える思い出の美しさが、哀しさとともに胸に沁みてくるのです😌💞

 

タイトル「ブルーアンバー」に込められた意味

「ブルーアンバー」とは、“青い琥珀”を意味します。

天然の琥珀の中でも、青く光るものは非常に稀で、美しく神秘的な存在。

この言葉には、手に入らない美しさ、触れられない憧れ、あるいは過去に確かに存在した光を示唆しているように感じられます🤔

愛していた誰かとの時間も、それが終わってしまえば幻のようなものになります。

けれど、その幻は確かに存在していたし、自分にとってはかけがえのないものだった…。

伝えなかった言霊が もうひとつの私になって 身体の内側で何かを叫んでる ああ 欲しかったのに 悔しかったのに 駄目だよ全部隠しておくの

この曲の主人公もまた、“過去の恋”という琥珀の中に、今でも閉じ込められているように見えます😌🎶

しかし、その記憶を「壊したい」とは一度も語りません。

むしろ、「このまま記憶の中で輝き続けてほしい」と、どこか願っているようにも聴こえるのです。

 感情が“止まってしまった”人のモノローグ

こんな色になるまで泣いていたんだね 綺麗よ 渡しそびれた心から 流れた青い雫

back numberの失恋ソングの魅力は、「未練の中に自分を見出す」表現にあります✨

この曲の主人公もまた、終わった恋を忘れることができずにいます。

しかし、「やり直したい」「戻ってきて」とは一言も言いません。

ただ、あの日のまま時間が止まったように、記憶をそっと撫でるように思い出しているのです⌛

抱きしめられた記憶から 流れ出た赤い雫

たとえば、ふと見かけた風景や、無意識に耳にしたメロディ、誰かの仕草。

そんな何気ない“スイッチ”で、大切な人の記憶が呼び起こされ、胸を刺します💜

その切なさは、「あの人のことを忘れられない」と悩む浅い痛みではありません。

もっと深く、静かに、じわじわと染み込むような喪失感なのです🥺

 “何もできなかった自分”への後悔

歌詞の中には、「もっとできることがあった」「言いたかったことを飲み込んだ」といった、語り手自身の後悔がさりげなく滲んでいます。

人様に浴びせるものじゃないの 余とこなく飲み込んで 遠くの海の底に沈んで そのまま宝石にでもなれるのを待つわ

恋が終わる瞬間に、すべての思いを伝えきれるとは限りません。

多くの場合は、すれ違いの中で静かに終わっていくものです。

そして後になって、「あの時、自分が少しでも変われていたら」と悔やむのです…😞

恋しさに溺れた瞬間のままで 息も出来ずただ 愛してるの

この曲の主人公も、大切な人を失ったことそのものよりも、「何もできなかった自分」に苦しんでいるように感じられます。

それでも、その後悔すら美しく描いているのが「ブルーアンバー」という楽曲のすごさ。

感情を叫ぶこともなく、まるで静かに封じ込めるように描かれているからこそ、余計に胸に迫ってくるのです。

 back number流の“愛の在り方”

back numberの楽曲には、「手に入らなかったけど、確かに愛していた」という視点が一貫して存在しています。

「ブルーアンバー」も、まさにその延長線上にあると言えるでしょう。

この曲の主人公は、今でも大切な人をどこかで思いながら、それでも“幸せを願っている”ように感じられます😌💞

つまり、「自分が幸せにすることはできなかったけれど、大切な人には幸せでいてほしい」と願っているのです。

それは未練ではなく、“成熟した愛”とも言えるのではないでしょうか。

叶わなかった恋を、歪めることなく、「美しい記憶」として持ち続けているのです💕

それは簡単なことではありません。

だからこそ、この曲に込められた愛のかたちは、いっそう尊く、そして切なく感じられます。

音と言葉が作り出す“余韻”の美学

「ブルーアンバー」のサウンドは、決して派手ではありませんが、静かで繊細なアレンジによって、歌詞の情景をより深く彩っています。

リバーブのかかったギター、軽やかなビート、透明感のあるピアノ。

それらはまるで“思い出の中にある光”のように、淡く、やさしく響きます👂🎶

清水依与吏さんの歌声も、感情を押し付けることなく、ほんの少し距離を置いて語りかけるように歌われており、聴く人の心に“想像する余白”を与えてくれます。

まるで、自分自身の記憶の中の誰かを、そっと思い出すような感覚で聴ける。

それがこの曲の最大の魅力なのです✨

忘れられないのは、きっと愛していたから

「ブルーアンバー」は、忘れられない過去を否定せず、むしろ大切なものとして静かに受け入れるという、優しさと強さに満ちた一曲。

人は誰しも、終わった恋に「意味があったのか」と考えてしまいます。

しかしこの曲は、「あの時間が存在したこと自体が尊い」と、そっと語りかけてくれるのです😌💞

悲しいのは一人で十分だからと これ以上醜くなりたくないのと 私の中で誰にも見付けられずに こんな色になるまで泣いていたんだね 綺麗よ ごめんね ねぇ綺麗よ

その記憶が痛みを伴っていたとしても、決して消す必要はありません。

むしろ、その痛みこそが、誰かを本気で愛していた証だからです。

back numberは、過去に取り残された感情の一つひとつに光を当て、「忘れなくてもいい」と、そっと私たちの背中を押してくれるのです✨

back numberのように、日常の中にある小さな恋心や切なさを、まっすぐに歌にできたら──そう思ったことはありませんか?

清水依与吏さんの歌声は決して派手ではありませんが、聴く人の胸をぎゅっと締めつける力を持っています✨

その“届きそうで届かない距離感”を描く声は、感情だけでなく、繊細な発声や表現力。

ナユタス二子玉川校のボイストレーニングでは、自分の声の個性を見つけながら、感情を丁寧に届ける技術を学ぶことができます。

「ただ上手く歌いたい」ではなく、「誰かの心に届く歌を歌いたい」と思ったその瞬間こそが、第一歩なのです!

back numberのように、あなた自身の声で、誰かの記憶に残る歌を届けてみませんか?

きっとあなたの中にも、まだ知らない“響く声”が眠っています🥰

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