ブログ
ボイストレーニングコース

【NAYUTAS 二子玉川校】🌌映画『秒速5センチメートル』主題歌🌸米津玄師「1991」歌詞考察|出会いと喪失の狭間に刻まれた“原点”という光

今日は米津玄師さんが映画 秒速5センチメートル 実写版の主題歌として書き下ろした「1991」について、深掘りします✨

「1991」という数字。

それはただの年号ではなく、“出会い”“記憶”“変化”のスイッチになっています。

映画の主人公が出会った年、生まれた年、そして歌い手自身が背負う時間。

そこに触れるだけで、単なる過去ではなく「自分の中の原点」が静かに揺れ始めます📍

この曲は、言葉やメロディの合間に「振り向いた瞬間」「失ったもの」「忘れてしまった気持ち」が映っていて、聴き手に“あの頃の私/僕”を思い起こさせます。

「ああ、あの光景には戻れないけど、確かにそこにいた」という感覚。

米津さん特有の“切なさ”が、柔らかく、しかし確かな輪郭を持って紡がれています✨

🌱出会いの年「1991」が映すもの

まずタイトルから!

1991年という年が選ばれたことに、三重の意味があります。

ひとつは映画内で主人公とヒロインが出会った年であること。

ふたつめは、米津玄師さん自身と監督がともに1991年生まれという偶然性。

さらに、視聴する私たち自身の“90年代”という共感できる背景✨

この年号が“原点”を示すことで、歌は過去だけを懐かしむものではなく、「ここから始まる私/君」の物語をも暗示します。

つまり、“出会いの瞬間”を取り戻したい、あるいは再び立ち戻りたいという気持ちが浮かび上がるわけです!

🎐気づけなかった「こんなに簡単なこと」――後悔と優しさ

ねえ こんなに簡単なことに気づけなかったんだ 優しくなんてなかった 僕はただいつまでも君といたかった

「気づけなかった」「優しくなんてなかった」という言葉がこの曲の核心として語られています。

優しさや想いを当たり前に思っていた日々を、過ぎてからやっと振り返る――そんな構造です📝

過去の自分が気づかず、言えず、手放してしまったもの。

その“簡単だったこと”に気づいたとき、歌手も私たちも立ち止まります。

そして“恋をしていた”“君といたかった”という願いが、今の自分と当時の自分とを繋ぐ時間の糸になります✨

過ぎた時間がくれたのは、失った痛みではなく“気づき”だったのかもしれません。

❄雪のようにひらりひらり落ちる桜――矛盾する美しさ

雪のようにひらりひらり落ちる桜 君のいない人生を耐えられるだろうか

これは、春の桜なのに雪のように静かに舞うという矛盾を孕んでいます。

それは、出会いの季節と終わりの季節の間に立っているような感覚。

明るかった日々はもう戻らない、けれどその記憶はふわりと存在し続ける。

「君のいない人生を耐えられるだろうか」という問いは、答えのない問いでありながら、その問いを投げかけることで、歌は“生きる意味”を問いかけています💭

耐えるという言葉の裏には、変化を経ていく自分自身の姿があります。

🌊映画とのシンクロ――物語の中の「私」と「君」

この曲が映画『秒速5センチメートル』の主題歌であるという背景も、歌詞の解釈に深みを加えています。

映画の主人公・遠野貴樹と篠原明里の出会いと別れを、歌手自身が“自分の物語”として書き下ろしていると語っています。

つまり、映画の物語と、歌手の人生と、私たちの記憶が重なり合っている。

だからこの1曲には、“共感”“回想”“変化”という三重構造が存在するのです✨

あなたが感じた「出会い」「失ったもの」「それでも手放したくないもの」全てが、この音の中に刻まれています。

🕯時間を抱きしめるということ――“原点”の意味

タイトルが示す「原点」は、「生まれた年」「出会った年」「記憶が始まった年」であり、同時に「今」「これから」の基盤でもあります。

 “過去”を振り返り、“未来”を見据える歌。

それが「1991」の持つ強さです!

この曲が伝えてくれるのは、時間が過ぎ去ったからこそ光る何かがあるということ。

小さな手放し、小さな後悔、小さな気づき。

それらが積み重なって生きる意味になる。

そして、もう一度前を向くために、私たちは“原点”を抱きしめるのです😌💞

🌿「1991」は、私たちそれぞれの物語

米津玄師さんの「1991」は、ただ過去を懐かしむ歌ではありません。

それは、出会いと喪失を抱えながら、なお“前を向く”すべての人への静かな贈り物です。

もしあなたが「昔の自分に戻れたら」「あの時もう少し言えたら」と思う瞬間があるなら。

この曲は、そんな思いをそっと肯定してくれます✨

過ぎ去った時間はもう戻らないけれど、その時間を持つ私たちは、今も確かにここに立っている。

さあ、“1991”という年に、あなた自身を重ねてみましょう。

そして今、この瞬間に響く歌声から、あなた自身の物語を見つけてみてください📚

米津玄師の歌声には、静けさの中にも激しさがあり、まるで一枚の絵を描くように、声で世界を創り上げていく力があります!

言葉の奥に潜む感情を丁寧に紡ぎ、繊細な息遣いで“聴く人の心を物語に引き込む”その表現力。

それは、天性の才能だけでなく、声と真剣に向き合ってきた積み重ねから生まれたものです✨

ナユタス二子玉川校のボイストレーニングでは、ただ上手に歌うことだけが目的ではありません。

息の流れ、共鳴、声の響かせ方を学ぶことで、“自分の声で何を伝えたいか”を明確にしていく時間でもあります。

米津玄師のように、声を“表現の道具”として使いこなすために、基礎から丁寧にトレーニングを重ねることで、あなたの中にある感情や世界観を、より深く、自由に届けられるようになります🎶

誰かの心に残る声を持ちたい――。

その想いがあるなら、今こそボイストレーニングを始めるタイミングです。

あなたの声にも、まだ描かれていない物語が眠っています!

無料体験レッスンは、公式LINEもしくは公式ホームページよりお申し込み可能!

◆ナユタス二子玉川校公式LINE 🎤 

◆公式ホームページ無料体験申し込みフォーム🎤✨

***新規入会キャンペーン***
体験レッスン当日入会なら「入会金(11,000)」が「無料」!!!