こんにちは!ナユタス船橋校・津田沼校のボーカル講師の森居朱美です。
今日はミュージカルの起源についてお話しします。
ミュージカルの起源は、19世紀ヨーロッパのオペレッタと、アメリカの大衆娯楽文化が融合したことにあります。
ヨーロッパではオペラから派生した、より軽快で台詞を多く含む音楽劇が発展しました。
特にイギリスのギルバートとサリヴァンによる作品は、物語性・音楽・風刺的ユーモアを組み合わせた形式で人気を博し、
後のミュージカルの基盤を築きました。
一方アメリカでは、移民文化を背景にヴォードヴィルやレビューといった歌・踊り・コントを盛り込んだ娯楽ショーが盛んでした。
1866年に上演されたThe Black Crookは、物語と音楽、ダンスを長編形式で融合させた初期の成功例とされ、
近代ミュージカルの出発点の一つと考えられています。
20世紀に入ると、ニューヨークのブロードウェイを中心に作品は洗練され、
物語と楽曲がより密接に結びつくようになります。1943年初演のオクラホマ!は、歌やダンスが物語展開に不可欠な役割を果たす「統合型ミュージカル」を確立し、大きな転機となりました。
このようにミュージカルは、ヨーロッパの音楽劇の伝統とアメリカのショービジネス文化が結びつきながら発展し、現在の多様で洗練された舞台芸術へと成長していったのです

