皆さんこんにちは大場真紀子です。
私はレッスンで必ず生徒さんに、何か運動されてますか?と聞いています。
歌は体が楽器なので、運動で鍛えた肉体は歌を歌う上でとても重要な役割を果たします。
例えばバスケットボールやサッカーをやっていた方は、下半身の体幹が特に鍛えられているからか、声量が大きい方が多いように思います。
また野球や水泳をやっていた方は、ミックスボイスやロングトーンが得意だったりします。
私も長年水泳をやっていた為、脱力したり、息を長く吐くことができるので、とても歌いやすいと感じます。
またダンスをやっている方はリズム感が良いです。
では筋トレをしすぎて筋肉ムキムキになればよいのか?というとそうでもありません。
筋肉が硬くなるほど力の抜き方がわからなくなるので、力んで声を出してしまいがちです。鍛えすぎには要注意ということですね。
バランスの良い食事、睡眠、運動こそが、精神や肉体を整え、歌を歌う上で必要不可欠なものとなっています。
歌が好きだからこそ、今一度自分自身の生活や心身を見直してみてはいかがでしょうか。
健康的な肉体と精神こそが、歌を歌う上で最も重要なことかもしれません。