皆さんこんにちは大場真紀子です。
今日は私の幼少期について少しお話ししたいと思います。
私は東京で生まれ、父の転勤で九州地方で育ちました。
幼稚園、小学校、中学校と何度も学校が変わり、そのたびに住む環境や友達、先生、食べ物までもが変わりました。
このような目まぐるしい変化に対応する中で、子どもながらに大きなストレスを感じていたと思います。
その経験のおかげで、柔軟性やコミュニケーション能力が身につきました。
一方で、ストレスが体調に現れることもあり、お腹が痛くて学校に行きたくない時期もありました。
私は、本を読んだり、音読したり、自分の声をラジカセに録音したりすることが好きでした。
記者だった父の影響も少なからずあったと思います。学校にいかず、ベッドの中で好きなことをして過ごしたこともあります。
中学生になると、ラジカセが私の宝物になりました。
お小遣いでCDを買ったり、ラジオから流れる音楽をカセットテープに録音して繰り返し聴いたり。
こうした時間が、いまの私につながっているのかなと思うことがあります。
幸いなことに、私には打ち込めることがあり、運動も好きで友達にも恵まれていました。
そのおかげで、再び学校に普通に通えるようになりました。
いまの時代、不登校で悩む親子が増えているのを感じます。
私自身、さまざまな方から話を伺ったり、相談に乗ることもあります。
でも、大丈夫です。成長とともに人は変わっていきます。
一時的に学校に行けない時期があっても、自分の世界に楽しさを見つけることができれば、大人になったときに「あの頃があったから今の自分がある」と思える日がきっと来ると思います。
レッスンを通じて、生徒さんにとって楽しい時間や自分の居場所、生きがいを感じてもらえるように、これからも精一杯頑張っていきます!