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歌っている途中で息が足りなくなるのは肺活量のせい?息が続かない本当の原因と改善方法を解説!

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こんにちは!ナユタス堺東校です😊

歌っている途中で、

「フレーズの最後まで息がもたない……」

「ロングトーンになると途中で苦しくなる」

「息継ぎをしたばかりなのに、すぐ息が足りなくなる」

こんな経験はありませんか?

すると気になるのが、

「自分は肺活量が少ないのかな?」

ということ。

確かに、呼吸できる空気の量は歌と無関係ではありません。

でも実は、歌で息が続かない=肺活量が少ないとは限りません。

むしろ、十分に息を吸えていても
歌い始めで息を使いすぎている、息のコントロールがうまくできていない、
息継ぎの場所が合っていないなど、別のところに原因が隠れていることもあります。

今回は、歌っている途中で息が足りなくなる理由と
長いフレーズを安定して歌うためのポイントを分かりやすく解説します!

そもそも「肺活量」って何?

まず知っておきたいのが、肺活量の意味です。

簡単にいうと肺活量とは、
できるだけ大きく息を吸ったあと、どれくらいの量の空気を吐き出せるかを示すものです。

そのため、

肺活量が大きい=歌が上手い

というわけではありません。

歌では、たくさんの空気を一気に吐き出す能力よりも
必要な量の息を必要なタイミングで使うことが重要になります。

例えば同じ量の水が入ったペットボトルでも、

一気にドバッと出せばすぐ空になります。

少しずつ一定量を出せば長く使えますよね。

歌の呼吸も、イメージとしてはこれに近いものがあります。

「どれだけ息を持っているか」だけでなく、「どう使うか」が大切なんです。

息が続かない原因① 最初に息を使いすぎている

歌で息が足りなくなる方に多いのが
フレーズの最初で息を使いすぎてしまうことです。

例えば長いフレーズを前にして、

「ここは息が続かないから、たくさん吸わなきゃ!」

と考えたとします。

そして歌い始めから、

「ハァーーー!」

と大量の息を声と一緒に出してしまう。

すると当然、後半で使える息は少なくなります。

特に、

声量を出そうとする

高音を出そうとする

感情を込めようとする

ときには、必要以上に息を吐いてしまうことがあります。

実は、たくさん息を吐けば大きな声や高い声が出るとは限りません。

まずは自分が歌い始めでどれくらい息を使っているのか確認してみましょう。

息が続かない原因② 「息漏れ」が多い

もう一つ考えられるのが、声に対して息が多く漏れていることです。

歌声は、肺から送られてきた空気によって声帯が振動することで生まれます。

ところが発声時に息が必要以上に漏れていると、

声にならずに出ていく空気

が増えてしまいます。

例えば、

「あーーー」

と声を出したときに、

「はぁーーー」

という息の成分がかなり多く聞こえる場合。

こうした発声では、同じフレーズでも息を多く消費しやすくなります。

もちろん、あえて息を混ぜた声で歌う表現もあります。

バラードなどで柔らかい雰囲気を出すために使われることもありますよね。

大切なのは、息漏れをなくすことではなく、自分でコントロールできることです。

息が続かない原因③ 息を「吸いすぎている」

ここは意外に感じるかもしれません。

息が足りないなら、

「もっとたくさん吸えばいい!」

と思いますよね。

でも、毎回限界まで息を吸えば歌いやすくなるとは限りません。

必要以上に大きく吸おうとすると、

肩が上がる

胸周りが力む

喉にも力が入りやすくなる

など、身体が緊張してしまうことがあります。

すると、せっかくたくさん吸ったのに、その空気をうまく使えないことも。

歌では、

「満タンまで吸うこと」

よりも、

「次のフレーズに必要な量を、素早く楽に吸うこと」

が重要です。

息が続かない原因④ ブレスの場所が悪い

発声だけでなく、どこで息継ぎをするかも重要です。

長い文章を一息で読もうとすると苦しくなりますよね。

歌も同じです。

例えば、

Aメロからサビまで、できるだけ息継ぎを少なくして歌おう!

とする必要はありません。

プロの歌手でも当然ブレスをします。

重要なのは、

歌詞の意味を邪魔しない

メロディーの流れを壊さない

次のフレーズに必要な息を確保できる

場所を見つけることです。

自分がいつも苦しくなる場所が決まっているなら
その直前だけを見るのではなく、もっと前のブレス位置から確認するのがおすすめです。

息がなくなる原因が、数小節前にあることもあります。

「腹式呼吸ができれば息が長くなる」は本当?

歌の呼吸といえば、よく聞くのが腹式呼吸です。

「腹式呼吸ができれば、息が長くなる!」

と思っている方もいるかもしれません。

ただし、腹式呼吸そのものが肺の容量を突然増やしてくれるわけではありません。

呼吸に重要な役割を持つ横隔膜が下がると肺が広がり、空気が入ってきます。

その際、お腹周りが膨らんで見えるため
「お腹に息を入れる」と説明されることがありますが、実際に空気が入るのは肺です。

歌で大切なのは、

お腹に空気を入れようとすること

ではなく、

余計な力を入れずに呼吸し、吐く息をコントロールしやすい状態を作ること。

腹式呼吸はそのための一つの考え方として捉えると分かりやすいでしょう。

高音になると急に息が足りなくなるのはなぜ?

普段は問題ないのに、

「サビの高音だけ急に息が続かない!」

という方もいます。

この場合も、肺活量だけが原因とは限りません。

高音になると、

「強く出さないと届かない!」

と考えて、息を大量に押し出してしまうことがあります。

さらに喉に力が入り、発声そのものが効率の悪い状態になると
余計に苦しく感じることもあります。

高音では、

息を増やす=音程が上がる

わけではありません。

高い声を楽に出すためには、声帯の使い方や響きなども関係します。

「高音になると息切れする」という場合は
呼吸だけでなく高音の発声そのものを見直す必要があるかもしれません。

ロングトーンが続かないなら「何秒出せる?」だけを気にしない!

息の練習として、

「あーーーーーー」

と声を長く伸ばすロングトーンをすることがあります。

この練習自体は、息や声を安定させるために役立ちます。

ただ、

「昨日15秒だったから今日は20秒!」

と時間だけを伸ばそうとするのはおすすめしません。

チェックしてほしいのは、

最初と最後で声量が大きく変わっていない?

途中から声が震えていない?

最後だけ無理に絞り出していない?

喉に力が入っていない?

という部分です。

15秒の不安定なロングトーンより
10秒でも一定した声を出せるほうが歌にはつながりやすい場合があります。

「スーーー」で息の使い方を確認してみよう!

自宅でもできる簡単な練習があります。

まず、無理のない範囲で自然に息を吸います。

そして、

「スーーーーーー」

と一定の細さで息を吐いてみてください。

このとき、

最初だけ強く、

「スゥーー!!」

と出してしまわないこと。

最初から最後まで、できるだけ同じ強さを意識します。

慣れてきたら、

弱く一定に吐く

少し強く一定に吐く

途中で強さを変える

といった練習もできます。

目的は「何秒息を吐けるか」の記録を伸ばすことではなく
吐く息の量を自分で調整する感覚をつかむことです。

実際の曲では「ブレス位置」を書き込んでみよう!

息が続かない方にぜひ試してほしいのが、歌詞カードへのブレス位置の書き込みです。

例えば息を吸う場所に、

「/」

を入れてみます。

そして曲を歌いながら、

ここで吸えば次のフレーズまで余裕がある

ここでは吸う時間が短すぎる

ここで吸うと歌詞が不自然に切れる

などを確認します。

さらに、

大きく吸う場所

短く補充するだけの場所

を分けて考えるのもおすすめです。

歌では、毎回同じ量の息を吸う必要はありません。

フレーズの長さに合わせて呼吸を設計することで
驚くほど歌いやすくなる場合があります。

「息が続く人」は肺活量がすごいとは限らない!

長いフレーズを余裕で歌っている人を見ると、

「きっと肺活量がものすごいんだ!」

と思ってしまいますよね。

もちろん呼吸機能には個人差があります。
しかし歌では、それだけでは説明できません。

上手な人ほど、

必要以上に息を使わない

声に変換されず漏れる息を調整する

適切な場所でブレスする

フレーズによって息の量を変える

発声そのものを効率よく行う

といった工夫をしています。

つまり重要なのは、

「大きなタンクを持つこと」だけではなく、「タンクの中身を上手に使うこと」。

息が続かないからといって、すぐに「自分は肺活量がない」と決めつけなくて大丈夫です。

初心者は「たくさん吸う」より「無駄に吐かない」を意識してみよう!

息が足りなくなると、どうしても

「もっと吸おう!」

と考えます。

でも一度、逆の発想をしてみてください。

「どこで息を使いすぎている?」

と考えるんです。

例えば、

歌い始めで大量に吐いていない?

高音だけ息を押し出していない?

必要以上に息っぽい声になっていない?

ブレスの直後に息を一気に消費していない?

こうした部分を確認してみましょう。

たくさん吸えるようになることよりも、
今持っている息を効率よく声に使えるようになること
歌いやすさが大きく変わることがあります。

まとめ|「息が続かない=肺活量不足」とは限らない!

歌っている途中で息が足りなくなると、

「自分は肺活量が少ないから仕方ない……」

と思ってしまいがちです。

しかし実際には、

フレーズの最初で息を使いすぎている

発声時の息漏れが多い

必要以上に息を吸って力んでいる

ブレス位置が合っていない

高音で息を押し出しすぎている

発声そのものに余計な力が入っている

など、さまざまな原因が考えられます。

大切なのは、

「どれだけ空気を吸えるか」だけではなく、「吸った空気をどう使うか」。

「息が続かないから肺活量を鍛えなきゃ!」と考える前に
自分がどこで息を消費しているのかをチェックしてみてください。

今まで苦しかったフレーズが、
呼吸や発声を少し見直すだけで歌いやすくなるかもしれません😊

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