みなさんこんにちは!ボイトレ講師の木皿です。
4月13日は、「喫茶店の日」!
1888年のこの日、東京・上野に日本初の本格的な喫茶店「可否茶館」が誕生したことに由来しています。
日本の喫茶店文化は独自の発展を遂げてきましたが、その中でも切っても切り離せないのが「音楽」との関係です。特に「ジャズ喫茶」という形態は、日本が世界に誇る独自の音楽鑑賞文化として知られています。
今回は、東北のジャズ文化の拠点である仙台に焦点を当て、美味しい珈琲とともに生演奏が楽しめる名店を紹介!
また、自宅でのティータイムを彩る「珈琲に合う音楽」も合わせてお届けします。
- 日本独自の「ジャズ喫茶」が果たしてきた役割
日本のジャズ喫茶には、単なる飲食店以上の深い歴史があります。
1920〜30年代の黎明期、レコードは非常に高価な贅沢品であり、喫茶店は蓄音機で最新の音楽を聴くための「文化サロン」として機能していました。
1950〜70年代の黄金期には、「音楽メディアとしてのジャズ喫茶」という側面が強まります。
当時は私語厳禁で、マスターの選曲を大音量・高音質で聴き入る「鑑賞」の場であり、若者たちの思想空間でもありました。
時代とともに家庭用オーディオが普及し、一時衰退を見せましたが、現代ではアナログレコードの再評価や、マスターの審美眼によるキュレーションを楽しむ体験型カルチャー空間として再び静かなブームになっています。
特にボーカリストや音楽家にとって、ジャズ喫茶は「音の解像度を体感し、間や余白の感覚を学ぶ場」として、現在も非常に価値のある環境です。
マイクに乗らない息のニュアンスやダイナミクスの幅を聴き取る耳を養うことは、上達への近道ですね!
歌うだけでなく、たくさんインプットすることもとても大切です。
- 東北ジャズのハブ!仙台で生演奏が聴けるお店
宮城県仙台市は、ミュージシャンの流通やツアーの受け入れ先として「東京のサテライト拠点」のような機能を果たしており、東北におけるジャズのハブの1つとなっています。
昼はカフェ、夜はライブバーという日本独自の進化を遂げた店舗が多いのも特徴です。
- JAZZ LIVE DOME STARDUST(スターダスト)
東北を代表する老舗ライブハウスです。プロ・アマ問わず頻繁にジャズライブが開催されており、ビッグバンドやボーカルライブにも対応できる、本格的なライブを楽しみたい時に最適なお店です。
丸椅子とテーブルが常設で、だいたい100名程度収容。ドリンク・フードも充実しており、ゆったりとライブを楽しむことができます。
ほぼ毎日何かしらのイベントが開催されており、出演者も錚々たるラインナップ。
ぜひウェブサイトでスケジュールをチェックしてみてください。
- Foods&Jazzy Bar-Mondo Bongo(モンド・ボンゴ)
バー形式でライブを楽しめる空間です。セッションイベントが多く、プレイヤー参加型の側面が強いのが特徴。演者同士のネットワーク形成にも強い“プレイヤー寄り”のスポットです。
音楽好きな仲間が欲しい方は、事前に興味のあるイベントをピックアップして、足を運んでみるのがおすすめ!
- Live Space & Bar Cafe B.B.
ジャンル横断型のライブバーです。地元ミュージシャンたちの拠点となっており、親しみやすい雰囲気が魅力です。
私も演者として何度もお世話になっておりますが、マスターと奥様もとても優しく、安心して演奏することができます。
そして、Cafe B.B.のひそかな魅力が、焼き餃子。
イベント時は終演後にオーダー可能です。
- LIVE RESTAURANT J’Z(ジェイズ)
食事を楽しみながら音楽に浸れるレストラン形式のお店です。特にボーカルライブとの相性が良い空間設計がなされており、ゆったりと音楽を堪能したい大人の方におすすめです。
お料理の質も非常に高く、特別な日のご褒美にもおすすめ。
全部とても美味しいですが、私のおすすめは生春巻きです。
- プロが厳選!珈琲の時間を彩るおすすめ楽曲リスト
喫茶店やバーで特別な時間を過ごすのも良しですが、家でちょっとしたコーヒータイムをするのも素敵ですね。そんな時間にぴったりの音楽を紹介します。
「珈琲と音楽」の相性を考える上で重要なのは、「温度感」「余白」「ゆったりとしたグルーヴ」の3点です。
■ 邦楽
・トロイメライ / YUKI
映画「コーヒーが冷めないうちに」の主題歌となった曲。ドイツ語で「夢見心地」という意味のこの曲は、日常と人間同士の距離感を柔らかく描いています。肩の力を抜いて一息つきたい時に。
・ばらの花 / くるり
イントロのシンセサイザーが軽やかながら奥行きを感じさせますね。
シンプルなアレンジと叙情的なメロディが、静かな時間を引き立ててくれます。
■ 洋楽(チルと洗練)
・Don’t Know Why / Norah Jones
カフェミュージックの定番です。スモーキーな歌声とジャズ寄りのコード感が、空間を優しく包み込みます。
・Sunday Morning / Maroon 5
イントロのピアノがグルーヴィ。聴いたことがある人も多いと思います。軽やかなグルーヴが、休日の朝のコーヒータイムを爽やかに演出します。
いかがでしたか?
喫茶店で聴く生演奏や、こだわりのオーディオから流れる音楽には、デジタルな配信では得られない没入感、その場所でしか味わえない音の質感があります。
紹介したほかにも、レコードのあるカフェや音響設備にこだわったバーが仙台にはたくさんあります。
ドリンクも音楽も、マスターが「これを体験してほしい!」と準備したものばかりなはず。ちょっとした非日常を感じに出かけてみてください!
仙台のライブスポットを巡ることは、単なる娯楽ではなく、あなたの感性を磨くインプットにもなるでしょう。
プロのボーカリストがジャズ喫茶を重宝するように、本物の音に触れることは、自分自身の声をコントロールする技術向上にも直結します。
「あんな風に、お店の雰囲気に合わせて自在に歌えたら」「自分もあの楽器たちと呼吸を合わせてみたい」と感じたことはありませんか?
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最後まで読んでいただきありがとうございました!
それではまた👋
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この記事を書いた人
〇木皿菜々(きさらなな) 【プロフィール】
仙台出身のボーカリスト。FMいわぬまラジオパーソナリティ。
オリジナル曲、ソウル, R&B, 歌謡曲, 特撮・アニソンを主に、弾き語りやバンドで演奏活動するほか、クラシック・ミュージカル声楽家として結婚式場や披露宴会場で歌唱。CM・ドキュメンタリーなどのナレーション業も行う。
レーベル所属バンドマン、トップライバー、プロ歌手など累計1000人以上に指導。

