みなさんこんにちは!ボイトレ講師の木皿です。
2024年秋から冬にかけてのシーズン、大規模な音楽イベントを思い切り楽しめる日々が戻ってきて嬉しい限りです♪
仙台は日中はまだ日が出ると暖かいですが、朝晩は冷えるようになってきました。
寒くなってくると聴きたくなるのが私は
石川さゆりさんの
津軽海峡冬景色ですね。
本当に素晴らしい歌声だな…と聴くたびにしみじみ思います。
カラオケでも盛り上がるので必ず歌うのですが、演歌ってちょっとコツがいる!
ポップスやソウルなどいわゆるポピュラーな音楽と違うので、難しい…!と感じる方も多いです。
演歌も、声の響かせ方や言葉の運び方が奥深い。
今回は”津軽海峡冬景色/石川さゆり”の歌い方を研究してみましょう!
石川さゆり「津軽海峡・冬景色」 LIVE Ver.(40周年記念 石川さゆり音楽会 感じるままに-歌芝居「一葉の恋」より)
♪1.
上野発の夜行列車おりたときから
青森駅は雪の中
北へ帰る人の群れは誰も無口で
海鳴りだけを聴いている
まず第一声。「う」の声を深い位置からはじめます。
でもここだけにアクセントを置くのではなく、喋るように母音をなめらかに運んでいます。
安定した声ですが、声は額あたりの上の位置で響いています。
これが演歌の特徴ですね~~
まるで三味線のような、強く鋭く、でも切なく透き通った良い声!
お腹の前・上の部分で強く声を前に出しながら、上手く鼻に響かせるのがコツ。
そして、高音も低音もバランスよく、どちらかだけが大きくならないように、やはり「喋るイントネーション」を意識するのが重要です。
フレーズの最後に余韻を持たせて、オンテンポではなくかなり後ろに言葉を置いています。
「タメ」をつくって歌詞の印象を強くするのも演歌を歌うポイント!
2.
私もひとり連絡船に乗り
こごえそうな鷗見つめ泣いていました
一文字目の「わ~~~~」はWをしっかり発音します。
口を丸く深く使って、太い声で伸ばしましょう。
身体を下から使います。深く吸って下腹部から声を持ち上げましょう。
「せんに~のり」は、「せ・え・え・ん・に」でひとつずつ音程が変化します。
はじめはゆっくり音を撮って、徐々に早く歌えるように練習してみましょう。
「こ(k)ごえそ(s)うなか(k)もめみつ(t)め」
引き続き安定した呼吸で歌いますが、子音をしっかり強く発音して言葉をより強調します。
3.
ああ 津軽海峡冬景色
ここでもしっかり息を吸って、下腹部~背中~腹筋上部から深い声を出します。
歌のはじめと比べて声は奥歯の方に乗っている感じ。
途中で裏声に抜きます。お腹の力はそのまま抜かずに支え続けて、強さは保っています。
声の揺れで感情の揺らぎも表現していますね!
「冬景色~~」も、子音をはっきり発音しています。Fはしっかり唇を使いましょう。
最後ののばすところは、すぐに口を閉じてしまわずに、歌声を丁寧に運んで余韻を生みましょう。
ポップスと違うのは、鼻腔を閉じた鋭い歌声を出すところ。
演歌ではあまり口を縦に開きません。
インドの音楽もちょっと似たものがあるような気がします!
アジアの伝統音楽の歌声って、やっぱり骨格が似ているから、近いものがあるかもしれませんね!
細かく聴きこんでみると、日本の音楽文化ってとても情緒豊かで個性的で、本当に素敵だな~と改めて感じますね!
ぜひカラオケで挑戦してみてくださいね♪
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最後まで読んでいただきありがとうございました!
それではまた👋
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