みなさんこんにちは!
ボイトレ講師の木皿です。
年末が近づくと特番が増えてきますね。
特に、歌のモノマネ合戦は好きで、食い入るように観てしまいます!
あんなふうに自在に声を操れるモノマネのプロですが、異なる人の声をいったいどのようにして演じるのでしょうか。
きっと、その人の声にどのような特徴があるか、たくさん聴いて分析しているのだろうと思います。
一つとして全く同じ響きはない人の声ですが、何がその声を特徴づけているかご存じですか?
実は声は、「生き方」「その時の気持ち」「骨格・筋肉」などその人のすべての要素が複雑に混ざり合ってできているものなんです。
個人の心・技・体が現れたものが声なんですね!
これを知ると音楽って実に奥が深い。
今回は、歌声を作る要素の中で「身体の特徴」がどう影響するかについて考えてみたいと思います!
1.身長が高い人は声が低くなりやすい
まずは声の出るの仕組みについてお話しします。
我々の喉には2枚の声帯がついています。
これは弦楽器の弦に相当する部分で、声をだすときに声帯がぴたりと閉じ、拍呼吸が声帯を振動させることで声のもとがつくられます。
声帯の内側と周囲には筋肉があり、その筋肉が声帯をあらゆる方向に引っ張ったり緩めたりすることで、声の高さや太さを調節しています。
弦楽器に例えてみましょう。
ボディが大きく弦が長いコントラバスは低く深い音が出ます。
コンパクトで弦が短いバイオリンは高く繊細な音が出ます。
声帯も同様です。
身長が高く体格の大きい人は声帯も長い傾向にあり、声が低くなります。
小柄で華奢な人は声帯も短く薄いことが多く、声が高くなります。
もちろん例外はあります!
身長のほかにも肋骨や首の骨のかたちが音域に影響します。
2.人種による声の違い
身体の特徴は、人種によっても特徴が分けられます。
特に声に関係する、頭蓋骨のかたちを見てみましょう。
欧米人や黒人はアジア人に比べ口腔が縦に広く奥行きもあるので、豊かな響きになります。
また身体が大きく胸板も厚いので、胴体をしっかり使った強い声になります。
アジア人は額に響きやすく、ライトな声になります。繊細な印象はもちろん、細い弦を強く弾いた時のような独特なアタックが表現できます。
各地域の民謡にその特徴が如実に表れているといってもいいかもしれません。
日本の歌謡曲、インドのポップス、アフリカ系アメリカのゴスペルなどを聴き比べてみると、その違いがわかりやすいですね。
身体の特徴が生み出す声についてお話ししましたが、実は生まれ持った要素が声に影響するのはだいたい2割程度といいます。
残りの8割は、生き方、嗜好、訓練、その時の気持ちなど心と技によるものです。
ぜひ、自分だけの声の特徴を見つけてみてくださいね♪
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最後まで読んでいただきありがとうございました!
それではまた👋
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