みなさんこんにちは！
ボイトレ講師の木皿です。
歌が仕事になってもやっぱり歌が好きで、ときどき仲間と時間が合えばカラオケに行っています。
バンドメンバー達と行くカラオケの楽しいこと。
なんてったってみんなそれぞれ好きなミュージシャンへの愛が強くて、歌真似どころか特徴を誇張しまくっています。
強すぎるリスペクト。
でもこれ、真面目な話、生徒さんたちにもぜひやってほしいんです。
プロの完コピ。
大事なのは「同じくらい上手く歌う」のではなくて、
「表情」「手のしぐさ」「息遣い」「発音」「マイクの位置」など、要素をじっくり観察してそれを真似ること。
憧れの歌手がいる方はなおさらです。
ライブ動画を隅から隅まで観て聴きこんでください。
そして、それを限りなく本人に近くなるように再現を試みてください。
もちろん、100％同じになることはありえません。
ですが、真似ることで生まれる「癖」こそがあなたの個性になるのです。
そして限りなく完コピできるようになると、カラオケで爆発的にウケます。
最高に気持ちいいので、ちょっと頑張って練習してみてください。
ポイントを説明していきます！
1.表情と手のしぐさ
顔の筋肉を動かせば声色も変わります。
例えば石川さゆりを歌いたいとき。
(木皿の鉄板)
少し眉間を寄せて悲しそうな表情をつくる。
目は開いておく。
そうすると声が鼻腔に響くようになります。
サビの「♪天城越え～」ではもちろん手を伸ばして遠くを追うように。
ここで手を使うことは重要です。
これをやることで絶妙な余韻が生まれます。
2.発音
歌詞の発音に癖をつけるのが、実は一番重要なポイントかも。
吉川晃司(COMPLEX)を例に解説します。
(仲間にこれが大得意な人がいるのでこっそり観察しました)
<サビ>
Don’t stop my love
恋を止めないで
どんなことからも守ってあげるから
Don’t stop my love
恋を止めないで
今を正直に恋をしようよ
吉川さんは「恋を」を「こいを」とは言ってない。
「kｸオィウォ」と言っている。(字面だけ見ると宇宙語みたいですが)
kの子音を誇張してここでしっかり息を吐き、頬や上唇周りの筋肉を持ち上げながら鼻に引っ掛けています。
「恋を」が何度も出てきますが全部この発音でやりましょう。
また、基本的に歌いだしがエッジボイスです。
このエッジボイスも思いっきり誇張して、本人よりも癖をだしちゃいましょう。
何事もやり切ったほうがかっこいい。
こう考えてみると、ライブ映像は盗める技術の宝庫です。
SNSの歌手公式アカウントにもたくさんの映像が上がっていますので、ぜひじっくり分析して、完コピを目指してみてください。
解説が必要な方は、体験レッスンにてお待ちしております。笑
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最後まで読んでいただきありがとうございました！
それではまた👋
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