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ボイストレーニングコース

反復記号の基礎知識!楽譜をスムーズに読み解く方法

こんにちは!ボイトレ講師の木皿です。

前回は楽譜の読み方の基礎についてお話しいたしました。

 

楽譜を読んでいて、「あれ?途中で歌詞が飛んでる・・・次はどこを歌えばいいの!?」みたいになった方。

しっかり実践練習していて素晴らしい。

 

楽譜には、「反復記号」が出てきます。

これは、曲を効率よく繰り返すためのもので、反復記号があるおかげで楽譜の長さを最小限に抑えることができます。

ポップスは1番2番があるのが一般的で、すべてのメロディを記載するとものすごい長さになり大変ですので、反復記号が大活躍します。

 

それぞれの意味をしっかり覚えれば、スムーズに読むことができますよ~。

それでは説明していきます!

1.一般的な反復記号

① リピート記号(𝄆 𝄇)

「ここからここまで繰り返す」 という意味。𝄆(リピート開始) と 𝄇(リピート終了) で囲まれた部分を繰り返す。

 

  • ポイント

・何も指定がない場合、1回繰り返して次に進む

・楽譜によっては回数指定(×2, ×3) されていることもある

例えば下記の場合、リピート内を繰り返し、2回目に2カッコへと進むようになります。

 

2.ダル・セーニョ(D.S.)とダ・カーポ(D.C.)

楽譜の特定の位置に戻る指示記号です。

  • ダ・カーポ(D.C. / D.C. al Fine / D.C. al Coda)

D.C.(ダ・カーポ) = 「最初に戻る」

D.C. al Fine = 「最初に戻って “Fine”(終わり)まで演奏」

D.C. al Coda = 「最初に戻って、”To Coda” の指示が出たらコーダに飛ぶ」

 

  • ダル・セーニョ(D.S. / D.S. al Fine / D.S. al Coda)

D.S.(ダル・セーニョ) = 「𝄋(セーニョ記号)に戻る」

D.S. al Fine = 「𝄋 に戻り、”Fine”(終わり)まで演奏」

D.S. al Coda = 「𝄋 に戻り、”To Coda” の指示でコーダに飛ぶ」

 

  • コーダ(Coda, 𝄌)

「曲の終わり部分へ飛ぶ」 という意味

“To Coda”(ここからコーダへ)と書かれたら、𝄌(Codaマーク) へジャンプ

曲の最後を締めくくる部分

例えばこの楽譜は、A→B→C→D→Bの順で演奏します。

ではこちらはどうでしょう。

答えは、A→B→C→B→Dです。

★練習のコツ

・実際に楽譜を見ながら指でたどる(ペンで反復経路を記載すると分かりやすい)

・簡単な楽譜でD.C.やD.S.の動きを確認(歌詞付きの楽譜だと理解しやすい)

おわりに

ここでも前回紹介した歌本が活躍しますね。

知っている曲ならより理解しやすいと思います。

繰り返し練習して、自然に理解できるようになりましょう!

興味がある方はぜひ体験レッスンにもお越しくださいね♪

 

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最後まで読んでいただきありがとうございました!

 

それではまた👋

 

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