みなさんこんにちは!ボイトレ講師の木皿です。
本日は作曲に関するお話です。
曲の表現の幅を広げるディミニッシュコード(dim)について解説していきます。
お洒落な響きになるだけでなく、ピアノ演奏時はDimを挟むことでスムーズな運指になりますね。
ディミニッシュコードは、「不安定な響き → 解決」を生み出すのが特徴です。
具体的な使い方を見ていきましょう!
ディミニッシュコードとは
ルート音から短3度(半音3つ分)づつ音を重ねたコード。
3和音であればディミニッシュ(dim)、4和音であればディミニッシュセブンス(dim7)という。
例:Cdimの構成音→C,E♭,G♭(ド、ミ♭、ソ♭)
Cdim7の構成音→C,E♭,G♭,A(ド、ミ♭、ソ♭、ラ)
● 定番の進行
① I – I#dim – ii – V(ジャズやポップスでよく使う)
例:C – C#dim – Dm – G(キーC)
C#dimがCとDmの橋渡しになって、スムーズにコードが動きます。
|F G C C#dim|Dm G Em Am|みたいな風に使うとおしゃれな間奏に使えそう。
②ドミナントコード(Ⅴ7)やセカンダリードミナントコード(ⅲ7)をdimに置き換える
例1:C – Dm – G – C → C – Dm – A♭dim – C(キーC)
例2:G – E – Am – C→ G – A♭dim – Am – C (キーC)
両方とも、ポップス等で多用されます。
作曲するとき最初はこの方法が一番取り入れやすいのではないでしょうか。
ありきたりな進行だなあ…と思ったらdimに置き換えてみると、表情がガラッと変わります。
曲中で何度も使いすぎるとクドくなる可能性も?
バランスよく取り入れたいところですね!
③ クロマチック・ウォークアップ(半音上昇進行)
例:C – C#dim – Dm – D#dim – Em(キーC)
半音ずつ上がっていく。
逆に下がっていくパターンも多いです。
余談ですが、この進行はCLOUDY HEART/BOOWYのサビにも使われています。
実はその部分のコードとフレーズが、コブクロの赤い糸のイントロにオマージュでつかわれていることに先日気が付きました!
小渕さんがBOOWYの大ファンということで、リスペクトの意でしょうか。
同様の進行とメロディを、全く異なるアレンジの曲で見つけられるのも楽しいですね!
おわりに
次回も、作曲する上でのコードについて解説しようと思います。
お楽しみに!
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最後まで読んでいただきありがとうございました!
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