みなさんこんにちは!
ボイトレ講師の木皿です。
だんだん暖かくなり、節目の季節が近づいています。
卒業シーズンは、別れと新しい門出が交差する、人生でもっとも感情が動くときの一つです。
校舎での思い出、共に過ごした仲間、そして支えてくれた人々への感謝……
そんな言葉に尽くせない想いを届けるために、音楽は最高の相棒となります。
特に、自分の声と楽器だけで奏でる「弾き語り」は、聴く人の心に直接届く力強さと繊細さがあります。
送別会などの機会に、お世話になった人に特別な形で感謝を伝えたい方は、ぜひ弾き語りをおすすめしたいです!
やってみたいけど、ちょっと難しすぎるんじゃ…と自信の無い方もいるかと思います。
が、「想い」を伝えるには、上手く演奏するより、たどたどしくても心を込めて自分の気持ちを音と言葉にのせる方が、心に届くものですよ♪
今回は、定番卒業ソングの紹介と、ピアノやギターでそれらの名曲を魅力的に弾き語るためのコツを解説します!
弾き語りをする際は、自分の得意な楽器に合わせて楽曲を選ぶことが、成功への第一歩ですよ♪
目次
1.楽器別!弾き語りにおすすめの楽曲とポイント-ピアノ弾き語り向け
ピアノは強弱や音域の幅を出しやすいため、王道のバラードなど、壮大な楽曲と相性が抜群です。
レミオロメン「3月9日」
Key:F
黒鍵を使うのは基本的にB♭のみ。
コード進行もシンプルで、5つのコードだけで弾くことができます。
Aメロ→|F Am|B♭C F |
Bメロ→|Dm C|B♭ F |
サビ→|Dm Am|B♭C F |
テンポもゆっくり一定、歌のリズムも4拍子で取りやすく、鍵盤と歌を合わせるのが初めての人にもおすすめの曲になります。
Point!
原曲のような厚みを無理に出そうとせず、和音と浅めのペダルで歌のための空間を確保しましょう。
音数を増やさなくても、伴奏は左でルート・右手で和音を押さえておくだけで充分素敵な仕上がりになります。
また、この曲は抑揚がつけやすく、歌う人も聴く人もしっかり世界観に浸ることができます。
A、Bメロは話しかけるように、サビはロングローンに感情を込めて歌いましょう。
アンジェラ・アキ「手紙 〜拝啓 十五の君へ〜」
アンジェラ・アキ「手紙 ~拝啓十五の君へ~」 Music Video (HD)
Key:A♭/途中E♭
ピアノ弾き語りの代表格であり、リズムの「押し引き」が表現の鍵となります。
キーがA♭と黒鍵が多いですが、もし難しい場合は、-1下げてGで演奏しても良いかと思います。
とても素敵な歌詞なので、言葉をかみしめながら歌いたいですね!
Point!
基本的なリズムはゆったり大きくとりましょう。
ピアノのアルペジオはテンポを安定させ、歌に気持ちを込められるようにしたいですね。
強くはっきり鍵盤をたたくよりは、スムーズに指を体重移動させるように弾くと綺麗なアルペジオになります。
ボーカルは、「負けそうで 泣きそうで」といった子音のアタックを明確にすると言葉がしっかり伝わります。
途中、転調してキーが変わる「♪人生のすべてに意味があるから~」の箇所は、一転してリズムを細かく刻み、踊るような心で演奏するのがコツ。
右手は和音を軽く刻みましょう。
歌もそのビートにのって軽やかに歌います。
2.楽器別!弾き語りにおすすめの楽曲とポイント-ギター弾き語り向け
アコースティックギターはリズムのストロークやアルペジオで感情を演出しやすく、アンプにつながなくても音がしっかりなるため、屋外やカフェライブなどでも映えます。
スピッツ「空も飛べるはず」
Key:C
長く愛されるスピッツの名曲。
サビ部分はみんなで一緒に歌う演出も心が温まりそうです。
Point!
ギターは8ビートの基本的なストロークで、さわやかに伴奏。
歌は、明るいメロディと少し切ない歌詞のコントラストを活かしましょう!
地声主体で歌いますが、張りすぎないことが大切です。
ラストは重くせず、明るく抜くように終わると、卒業の爽やかさが際立ちます。
ゆず「栄光の架橋」
Key:E(C→Capo=4)
バレーコードがまだ苦手な方は、カポ4で弾きやすい押さえ方になります。
卒業までの努力や経験したことを讃えるファンファーレのような、勇気づけられる1曲ですね!
Point!
Aメロとサビでしっかり抑揚に差をつけることで、ストーリーが生まれます。
Aメロのギターはアルペジオで優しく。
ボーカルはアクセントをつけすぎず、言葉のイントネーションが聴きやすいように歌いましょう。
サビは気持ちよく歌いあげましょう。
「♪いくつもの~」は「u」の母音で高音になる点が難しいポイントですね。
アゴ・首をリラックスさせることがポイント。
下あごに力を入れず自然に口を開き、口腔を少し縦に使うと高音が出やすいです。
3.プロが教える「聴かせる」ための戦略
どのような楽曲であっても、弾き語りにおいて共通して重要なポイントがあります。
①「隙間」の美学
原曲を完璧に再現しようとするよりも、伴奏はあえてシンプルにすることがおすすめです。
弾き語りをするときは、意識を歌:楽器=7:3くらいのバランスにすることで、歌声やメッセージがしっかり届きます。
楽器は自動演奏できるくらいまで練習できれば完璧ですが、どうしても楽器に気をとられてしまう場合は、音数を減らすのも手です。
いやいやむしろ楽器に自信あり!の方は、しっかりビートを刻んでソロパートもがっつり弾いちゃっていいと思います。(笑)
そんな方はどんどんライブに挑戦しましょう!
②サビ前のダイナミクス
サビを聴かせるための流れをしっかり作りましょう。
一旦落とすのか、徐々に強くしていくのか、曲によってその強弱のつけ方が変わります。
原曲を聴いて、本人の歌い方を真似してみましょう。
③ミックスボイスの活用
低音から高音までを滑らかに繋ぐ技術は、卒業ソングなどの情感豊かなメロディを歌いこなすために、身につけておけると良いですね。
ミックスボイスのポイントは、おおよそ下記の通り。
・顎~首~肩をリラックスする
下あご、首筋に力を入れないことがポイント。
歩きながら歌ったり、腕を大きく動かして歌ったりすると、上手く脱力できます。
・姿勢よく、体幹で支える
上半身をお越して、骨盤を立て、胸に光が当たる姿勢にすると歌いやすいです。
・筋肉をしなやかに使う
お腹に力を入れるときに、グッ!!とかためるのではなく、肋骨を持ち上げ・広げながらしなやかに声を飛ばします。
拳をぎゅっと握っている方は緩ませてくださいね。
・口腔を広く使い、鼻腔に響かせる
頭蓋骨の上半分に声が響くようにイメージして、少し口を縦に使いましょう。
ミックスボイスや高音を楽に出すコツについては、以前ブログでも紹介しているので、ぜひご一読してみてください!
まとめ
いかがでしょうか?
卒業は人生の大きな節目です。
あなたが奏でる一曲は、単なる演奏を超えて、仲間や先生、家族の記憶に一生残る「贈り物」になります。
しかし、いざ一人で練習を始めると、「コードがうまく押さえられない」「サビの高音で声が枯れてしまう」「自分に合ったキーがわからない」といった壁にぶつかることも多いはずです。
また、卒業ライブやSNS動画用など、目的に合わせたイントロや構成、エンディングの構築といったアレンジの悩みも尽きないでしょう。
「この春、最高の弾き語りで大切な人を驚かせたい」 「自分の声をもっと磨いて、堂々とステージに立ちたい」
そんな想いをお持ちの方は、ぜひ一度、プロの講師によるアドバイスを体験してみませんか?
ナユタス仙台駅前校の体験レッスンでは、今回ご紹介したような「聴かせるための技術」はもちろん、あなたの声質やスキルに合わせた最適キーの設定や、伴奏の隙間の作り方まで、マンツーマンで丁寧にお伝えします。
正確な技術を身につけた上で、あなたの「感性」を解放したとき、音楽は初めて真に心へ届くものになります。
卒業という特別な日を、最高の音楽で彩るために。
最初の一歩を、私たちと一緒に踏み出しましょう。
皆様に会えるのを心よりお待ちしております♪
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お気軽にお申込みくださいね♪
最後まで読んでいただきありがとうございました!
それではまた👋
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この記事を書いた人
〇木皿菜々(きさらなな) 【プロフィール】
仙台出身のボーカリスト。FMいわぬまラジオパーソナリティ。
オリジナル曲、ソウル, R&B, 歌謡曲, 特撮・アニソンを主に、弾き語りやバンドで演奏活動するほか、クラシック・ミュージカル声楽家として結婚式場や披露宴会場で歌唱。CM・ドキュメンタリーなどのナレーション業も行う。
レーベル所属バンドマン、トップライバー、プロ歌手など累計1000人以上に指導。

