こんにちは渋谷のマンツーマンボイストレーニングスクール「ナユタス渋谷校」でボイストレーナーをしておりますゆってぃ☆です！
さぁ今回は歌の抑揚をつけるには！？気持ちが伝わる歌い方のヒント
というテーマで筆を取らせていただこうかと思います！！早速まいりましょう♪
歌を歌っていて音程やリズムが正しくても、なんだか淡々として聞こえてしまう…。そんな経験、ありませんか？
逆に、ちょっとした声の表情やリズムの変化で、ぐっと感情が伝わってくることもありますよね。
歌に抑揚をつけるコツって、実はたくさんあるんです。今日は、いくつかの視点からヒントをまとめてみました。
1. 歌詞の世界に寄り添ってみる
まずは、その曲がどんな雰囲気なのか、どんな気持ちを描いているのかを味わってみるところから始めてみるのもいいかもしれません。
歌詞をざっと読むだけでも、嬉しいのか、切ないのか、静かな決意があるのか…
そんな「空気感」に目を向けてみると、自然と声のトーンや歌い方にも変化が出てくることがあります。
朗読してみたり、自分だったらどんなふうに感じるかなと想像してみたりするのもおすすめです。
2. 声の強さに変化をつけてみる
声を張るところ、少し抑えるところ。
歌の中にメリハリをつけると、聴いている人にとっても印象が残りやすくなります。
例えば、サビの前を少し控えめに歌って、サビで一気に気持ちを出すと、よりドラマチックになりますよね。
「ここはちょっと語りかける感じで」「ここは思い切って」など、部分ごとに歌い方を変えてみると面白いかもしれません。
3. リズムの揺らぎを味方にする
メロディをカラオケのガイドメロディ通りにきっちり歌うのも大事ですが、ときには「ちょっとだけ待つ」「少しだけ前に出す」ことで、歌に表情が出てきます。
これは「揺らぎ」や「ルバート」と呼ばれたりしますが、感情の起伏を表すのにとても効果的なんです。
映画のセリフのように、「間（ま）」を使ってみるイメージで試してみると良いかもしれません。
4. 声の質感を使い分けてみる
同じ声でも、少しだけ息を混ぜてみたり、芯のある声で力強く歌ってみたりするだけで、伝わる印象がガラッと変わることもあります。
たとえば、切ない気持ちを歌うときは、吐息交じりの声にするとグッと雰囲気が出たりしますよね。
場面ごとに声の出し方を変えてみると、より感情が乗ってきやすくなることもあるかもしれません。
5. 好きな歌手の表現を観察してみる
「この歌い方、なんか惹かれるな」と思ったときは、その歌手がどんなふうに声を使っているのか、じっくり聴いてみるのも勉強になります。
どこで強くしているのか、どんなタイミングでブレスを入れているのか、あえて崩している部分はないか…
まねをしてみる中で、自分の中の表現の引き出しも増えていくかもしれません。
おわりに
歌に抑揚をつける方法は、決してひとつではないですし、正解も人それぞれです。
大切なのは「どんなふうに届けたいか」という気持ちを、少しずつ歌にのせていくこと。
それだけで、自然と歌に表情が生まれてくるように思います。
まずは楽しみながら、いろいろ試してみてください！
最後までご愛読いただきありがとうございました！
それではまた！！
ゆってぃ☆
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