こんにちは渋谷のマンツーマンボイストレーニングスクール「ナユタス渋谷校」でボイストレーナーをしておりますゆってぃ☆です！
さぁ今回は声量が足りない人の共通点と対策
というテーマで筆を取らせていただこうかと思います！！早速まいりましょう♪
「もっと声を出して！」「声が小さくて聞こえない！」
ボーカルレッスンやカラオケで、こんなことを言われた経験はありませんか？
今回は、歌における声量不足の原因と、その具体的な対策をまとめました。
「声量が出ない…」と悩んでいる方は、ぜひ参考にしてみてください！
声量が足りない人の共通点
1. 呼吸が浅い（腹式呼吸ができていない）
声量が小さい人に共通して多いのが、「胸式呼吸」になっていること。
胸だけで息を吸うと、声の支えが不安定になり、大きな声を出すのが難しくなります。
✔️ チェック方法：
歌っている最中、お腹が動いていない or 肩が上下している場合、呼吸が浅い可能性あり。
2. 声を喉だけで出している
喉に力が入っていると、声の響きが狭まり、通らない声になります。
喉声はすぐに疲れる上、声量も伸びにくいです。
✔️ チェック方法：
長時間歌うとすぐ喉が痛くなる、音がこもる感じがする人は要注意。
3. 息のスピードが足りない（息が弱い）
声は「息に乗せて響かせるもの」です。息の量ではなく、「スピード」がポイント。
息が弱いと、音が前に飛ばず、こもって小さく聞こえます。
4. 発声が口の中で完結している（響きの位置が浅い）
声を前に飛ばすためには、共鳴を意識する必要があります。
声が口の中だけで鳴っていると、響きが弱く、遠くまで届きません。
5. 自信がなくて、無意識に声を抑えている
「間違えたくない」「うるさいと思われたくない」など、心理的ブレーキがかかっている場合も。
この場合、技術より「メンタル面」のアプローチが大切です。
声量を上げるための具体的な対策
1. 腹式呼吸の練習を取り入れる
基本トレーニング：
仰向けに寝て、お腹に手を置く
鼻からゆっくり息を吸って、お腹がふくらむのを感じる
口から「スーー」と音を出しながら細く長く吐く
これを繰り返すことで、歌うときにも自然と腹式呼吸ができるようになります。
2. ロングトーンで息をコントロール
腹式呼吸を使って、声を一定に保つ「ロングトーン練習」はとても効果的です。
やり方：
・「あー」と1音を、息が続く限り安定した音で伸ばす
・最初は10秒、慣れたら20秒〜30秒を目指す
3. 共鳴ポイントを意識して響かせる
声を前に飛ばすには、口腔・鼻腔などの「共鳴空間」を意識しましょう。
おすすめ練習：
・「んー（ハミング）」で顔の前あたりに響きを感じる
・次に「まー」「なー」などの音に変えても、響きの位置をキープする
4. 音読や朗読で声を前に出す練習を
声量を上げるには「話す声」から鍛えるのも効果的です。
やり方：
・短い文章を、しっかりと口を開けて、相手に届くように朗読する
・鏡を見ながらやると、口の動きや姿勢も意識できて◎
5. 録音して自分の声を客観的に聞く
自分が「出してるつもり」でも、実際は小さかった…ということも多いです。
定期的に録音して、客観的に声量・響き・バランスをチェックしましょう。
おわりに
声量は「生まれつきのもの」ではなく、正しい練習と意識で必ず改善します。
無理に大声を張る必要はありません。
息・響き・自信の3つを意識して、少しずつ「通る声」「届く声」を目指しましょう！
最後までご愛読いただきありがとうございました！
それではまた！！
ゆってぃ☆
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