こんにちは🌈渋谷のマンツーマンボイストレーニングスクール「ナユタス渋谷校」講師の石田です！
鼻詰まり気味の時のボイトレは、普段とは違うアプローチが必要です。
無理をすると喉を痛めてしまう可能性もあるので、以下のポイントを参考に、体調と相談しながら行ってください。
1. 鼻詰まりの原因を特定し、対処する
* 風邪やアレルギー: 症状を緩和するために、市販薬や点鼻薬を使用したり、耳鼻咽喉科を受診したりしましょう。
* 乾燥: 加湿器を使用したり、こまめな水分補給をしたりして、鼻の粘膜を潤しましょう。
* 鼻炎: 鼻うがいや蒸気吸入も効果的です。
2. 鼻詰まりでもできるボイトレ
* ハミング: 鼻の奥が振動している感じを意識しながら、低い音から高い音へ、ゆっくりと音階を上げていきます。
* リップロール: 唇を閉じて、息を吐き出しながら唇を振動させます。リラックス効果があり、鼻呼吸を促します。
* タングトリル: 舌先を上の歯の裏につけ、息を吐き出しながらトゥルルル舌を振動させます。鼻腔周りの筋肉をほぐし、鼻呼吸を助けます。
* 腹式呼吸: 鼻詰まりで浅くなりがちな呼吸を、お腹を意識した深い呼吸に変えることで、リラックス効果や声帯への負担軽減になります。
* ストレッチ: 首や肩周りの筋肉をほぐすことで、呼吸が楽になり、声が出しやすくなります。
3. 鼻詰まり時のボイトレの注意点
* 無理をしない: 鼻詰まりがひどい時は、ボイトレを休むことも大切です。
* 水分補給をこまめに: 喉の乾燥を防ぎ、痰を出しやすくします。
* 加湿: 部屋の湿度を適切に保ち、鼻や喉の粘膜を潤しましょう。
* 短時間の練習: 長時間の練習は避け、こまめに休憩を挟みましょう。
* 高音域は避ける: 鼻詰まり時は声帯が炎症を起こしやすく、高音域を出すと負担がかかります。
4. 専門家のアドバイス
* ボイストレーナーや耳鼻咽喉科医に相談し、自分に合ったボイトレ方法や鼻詰まりの対処法を教えてもらいましょう。
鼻詰まりは、声の出し方に影響を与え、ボイトレの妨げになることがあります。
しかし、上記のポイントを参考に、無理のない範囲でボイトレを続けることで、鼻詰まりが改善された時にもスムーズに歌えるようになるでしょう。
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