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ボイストレーニングコース

歌の表現力を磨く3つのステップ

はじめに

こんにちは!!ナユタス下北沢校です!!🎤✨

歌っているときに「うまく歌えてるのに、なんか伝わらない」と感じたことはありませんか?それ、実は“表現力”がカギなんです。

音程やリズムが完璧でも、心がこもっていなければ聴き手の心は動きません。でも安心してください。表現力は練習と意識で確実に磨ける力です!

今回は、現役プロ講師の視点から、下北沢でボイトレを受ける方にぜひ知ってほしい「歌の表現力を磨く3つのステップ」をご紹介します。

表現力とは?“うまさ”より“伝わる力”

表現力とは、「技術を超えて感情を伝える力」のこと。つまり、上手く歌うことと、心を動かすことは別物なんです。

たとえば、同じメロディでも、声の強弱息づかい間の取り方でまったく印象が変わります。表現力がある人の歌は、聴いている人の心の中に“情景”や“物語”を描かせます。

表現力を磨く3つのステップ

① 感情を言葉に置き換えてから歌う

表現力を育てる第一歩は、“歌詞の意味を自分の言葉で理解する”ことです。たとえば「会いたい」という歌詞をただそのまま歌うのではなく、自分にとって「会いたい」と感じた瞬間を思い出してみてください。

  • 誰を思い出した?
  • そのとき、どんな気持ちだった?
  • 声のトーンや息の量はどうだった?

こうして感情を「具体的な記憶」と結びつけることで、自然と声のニュアンスに“リアリティ”が生まれます。

② 声の強弱・息づかい・間で“感情”を表現する

感情を声で伝えるには、「音の強弱」や「ブレス(息づかい)」が重要です。

  • 強く出す声:怒り・情熱・決意
  • 柔らかい声:優しさ・切なさ・悲しみ
  • ブレスを長めに取る:余韻・迷い・ためらい

さらに、「間(ま)」を大切にすることで、“言葉にならない感情”を聴き手に感じさせることができます。たとえば、すぐに次のフレーズを歌わずに1拍分の静けさを残すだけでぐっと深みが出ます。

③ 録音して「聴き手の立場」でチェックする

自分の歌を客観的に聴くのは少し勇気がいりますが、表現力を磨くうえでこれは最も効果的な練習です。

録音を聴きながら、次の3つを意識してみましょう👇

  1. 声の強弱が単調になっていないか
  2. 歌詞の意味が声で伝わっているか
  3. 自分が聴き手でも「気持ちが動く」と感じるか

最初は恥ずかしいかもしれませんが、“自分の声を聴く習慣”こそ、成長の近道です。

ボイトレで表現力を伸ばすメリット

ナユタス下北沢校では、技術的なボイトレに加えて「感情を声に乗せるレッスン」も大切にしています。

たとえば、

  • 同じフレーズを3種類の感情で歌い分けるトレーニング
  • セリフのように歌詞を読んでから歌う練習
  • 呼吸・姿勢・表情を連動させるワーク

こうしたレッスンを通じて、“声に心を宿す感覚”を育てていきます。テクニックだけでなく、感情の表現方法を学ぶことで、歌の説得力が一気に増します。

表現力があると「聴かせる歌」に変わる

表現力が身につくと、ただ歌が上手いだけでなく、聴いている人が“物語を感じる歌”になります。感情のこもった声は、聴く人の心を動かし、ステージでも配信でもカラオケでも光る存在になります。

歌が上手くなる喜びに加えて、「伝わるって、こんなに気持ちいいんだ」と感じられるようになるのが表現力の魅力です。

まとめ|“声で伝える力”を磨こう

表現力を磨くための3ステップをもう一度まとめると…

  • 歌詞の感情を自分の言葉にする
  • 声の強弱・息づかい・間で感情を表現する
  • 録音して客観的に聴く

表現力は“心のトレーニング”。技術に心が追いつくと、あなたの歌は必ず変わります✨

ナユタス下北沢校で“伝わる歌”を一緒に作ろう!

ナユタス下北沢校では、初心者からプロ志向まで、目的に合わせたマンツーマンレッスンを行っています。下北沢駅から徒歩3分!学校帰り・仕事帰りにも通いやすいアクセスです🎶

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あなたの声が、もっと“伝わる声”になる瞬間を、ぜひ一緒に体感しましょう🎤✨