こんにちは!!ナユタス下北沢校です!!
歌を練習するうえで、声や喉のコンディションは非常に大切です。特に高音を出したり長時間練習をする方にとって、喉のケアは欠かせません。今回のブログでは、ボイトレ講師の視点から、自然の力で喉を守る「マヌカハニー」とボイトレの関係について詳しくご紹介します。これを知っておくだけで、毎日の声の調子がぐっと安定しますよ!
マヌカハニーとは?
マヌカハニーはニュージーランド原産のハチミツで、マヌカの木の花から採れる特別なハチミツです。一般的なハチミツよりも抗菌作用が強く、古くから喉や口内の健康を保つために利用されてきました。ボイトレの現場でも、喉を守る自然のサポートとして注目されています。
MGOとは何か
マヌカハニーの効果を示す指標として「MGO」という数字があります。これは「メチルグリオキサール」という成分の含有量を表し、抗菌作用の強さを示します。例えば、MGO263+は毎日の喉のケアに適しており、練習前や声を使う前に少量舐めるだけで喉の保護に役立ちます。MGO1620+は切り傷や皮膚炎など外用に適しており、患部に塗ることで自然の治癒力をサポートします。
なぜマヌカハニーは喉に良いと言われるのか
マヌカハニーの抗菌作用は、喉の粘膜を保護するのに非常に有効です。歌を歌う際、特に高音やロングトーンで声帯に負荷がかかります。マヌカハニーを摂取しておくと、喉の乾燥や炎症を抑え、声帯のコンディションを整えることができます。
ボイトレ講師としてアドバイスすると、発声前のウォームアップとともにマヌカハニーを少量摂る習慣を取り入れると、声の安定感が増すだけでなく、練習後の回復も早くなります。特に社会人や学生で毎日声を使う方には強くおすすめです。
ペットにも使える自然の薬
マヌカハニーは人間だけでなく、犬や猫などペットの喉や口内ケアにも役立ちます。例えば、ペットの水に適量溶かして与えると、口内の菌の繁殖を抑え、歯周病予防につながります。自然由来の成分なので安全性も高く、日常的に使えるケアアイテムです。
市販のマヌカハニーに潜む問題点
実は市販されているマヌカハニーの多くは、完全な純正品ではない場合があります。マヌカハニーはニュージーランドでしか生産できず、国に生産量を申告する義務があります。しかし、申請量よりも多く出回ってしまうことがあり、加熱加工や水飴の混入などで量を補っている製品も存在します。
そのため、マヌカハニーを選ぶ際は、ラベルの「MGO表示」や「UMF認証」などを確認し、信頼できるメーカーや輸入元から購入することが重要です。特にボイトレで喉のケアに使う場合、純正品の信頼性がコンディション維持に直結します。
ニュージーランドの現場からの豆知識
先日、実際にマヌカハニーを生産しているニュージーランドの日本人生産者の方にお話を伺う機会がありました。蜂の管理や花の時期、採蜜の方法など、現場ならではの貴重な情報をたくさん教えていただきました。例えば、蜂の健康管理が直接ハチミツの抗菌力に影響することや、収穫後の保存方法でMGOの数値が変わることなどです。
こうした現場の知識は、ただハチミツを舐めるだけでは得られない“質の高い喉ケア”につながります。私たちボイトレ講師としても、生徒さんに安全で効果的な方法をおすすめするための重要な情報です。
日常の具体的な活用方法
では、ボイトレでの活用方法を具体的に見ていきましょう。
練習前後のルーティン
- 練習前:少量のマヌカハニーを舐めて喉を保護
- 練習後:うがいと合わせて摂取し、炎症や乾燥を抑える
- 就寝前:喉の保湿効果を高め、翌日の声のコンディションを維持
ペットへの応用
犬や猫の場合、水に適量溶かして飲ませることで口内環境の改善に役立ちます。特に歯周病予防や口臭対策としても注目されています。
声の調子を整えるポイント
ボイトレ中は、声帯の負担を減らすために十分な水分補給と休息が大切です。マヌカハニーは自然の成分で安全に使えるため、習慣化することで声の安定感や表現力の向上に直結します。
まとめ|喉を守る自然の力を取り入れたボイトレ
今回の記事でわかったことをまとめると:
- マヌカハニーはニュージーランド原産の特別なハチミツで、喉の抗菌・保湿に効果的
- MGOの数値によって使い分けができ、263+は毎日の喉ケアに最適
- 市販品には偽物や加工品もあり、選ぶ際はラベルや認証を確認することが重要
- 実際の生産現場から学べる知識は、安全で効果的な喉ケアにつながる
- ボイトレ前後や就寝前に取り入れることで、声のコンディションが安定し、表現力が高まる
ナユタス下北沢校では、こうした喉のケア方法も含め、プロ講師が個々に合ったボイストレーニングを行っています。喉を大切にしながら、無理なく楽しく声を伸ばすレッスンを体験してみませんか?

