皆さんこんにちはNAYUTAS新宿西口校でございます!
音楽理論を学んでいると、「1度」「3度」「5度」「7度」などの「度数」という言葉が出てきます。
度数は、ある音を基準にして、別の音がどのくらい離れているのかを表すための数字です。音程やコード、スケールを理解するうえで、とても重要な考え方です。
ここでは、音楽理論初心者の方に向けて、度数についてQ&A形式で解説します。
Q1. 音楽理論における「度数」とは何ですか?
度数とは、基準となる音から数えて、何番目の音にあたるかを表したものです。
たとえば、C(ド)を基準にすると、
- C → 1度
- D → 2度
- E → 3度
- F → 4度
- G → 5度
- A → 6度
- B → 7度
- C → 8度
となります。
このように、音名を数えることで「何度離れているか」を表します。
Q2. 「1度」や「3度」はどうやって数えますか?
基本的には、基準となる音を「1」として、音名を順番に数えます。
たとえばCからEまでを数える場合、
C(1)→ D(2)→ E(3)
となるため、CとEは「3度」の関係です。
同じように、CからGなら、
C(1)→ D(2)→ E(3)→ F(4)→ G(5)
なので「5度」です。
Q3. 「度数」と「音程」は同じ意味ですか?
厳密には同じではありません。
「度数」は、音名を何段階離れているかを表すものです。
一方、「音程」は、音と音の距離そのものを表します。
たとえばCからEは3度ですが、実際の音の距離は「長3度」です。
つまり、
度数=何度なのか
音程=どのくらいの距離なのか
と考えると分かりやすいでしょう。
Q4. 「長3度」「短3度」の違いは何ですか?
同じ「3度」でも、半音の数によって種類が変わります。
たとえば、
- C → E = 長3度
- C → E♭ = 短3度
です。
どちらも音名を数えると、
C → D → E
なので「3度」ですが、EとE♭では実際の音の高さが異なります。
このように、度数だけではなく、長・短・完全・増・減などの種類も合わせて考える必要があります。
Q5. 「完全1度」「完全4度」「完全5度」とは何ですか?
1度・4度・5度・8度は、音楽理論上「完全音程」と呼ばれるグループに分類されます。
代表的なものは、
- 完全1度
- 完全4度
- 完全5度
- 完全8度
です。
たとえばCからGは完全5度です。
完全5度は非常に安定した響きを持ち、コードやスケールなど、さまざまな場面で重要な役割を果たします。
Q6. コードの「1度・3度・5度」とは何ですか?
コードを理解するときにも度数が使われます。
たとえばCメジャーコード「C・E・G」は、
- C=1度
- E=3度
- G=5度
という構成になっています。
つまり、1度・3度・5度という度数を使ってコードの構成音を考えることができます。
特に3度は、メジャーコードなのかマイナーコードなのかを決める重要な音です。
Q7. なぜコードを「C・E・G」ではなく「1度・3度・5度」で考えるのですか?
度数で考えると、コードの形を別のキーにも応用しやすくなるからです。
たとえばCメジャーコードが、
「1度・3度・5度」
で構成されていることが分かれば、Gメジャーコードも同じ考え方で、
G(1度)・B(3度)・D(5度)
と考えられます。
このように、度数は「音名」ではなく音同士の関係性を理解するために便利です。
Q8. スケールでも度数を使いますか?
はい。スケールを理解するときにも度数は非常に重要です。
Cメジャースケールの場合、
C=1度
D=2度
E=3度
F=4度
G=5度
A=6度
B=7度
となります。
そのため、「Cメジャースケールの3度」と言えばEを指します。
Q9. 「7度」にはどんな種類がありますか?
7度には主に「長7度」と「短7度」があります。
Cを基準にすると、
- C → B = 長7度
- C → B♭ = 短7度
です。
コード理論では、7thコードを理解するときにも7度が重要になります。
たとえばC7というコードは、基本的にC・E・G・B♭という音で構成されます。ここではB♭がCに対する短7度です。
Q10. 度数を覚えると何ができるようになりますか?
度数を理解すると、音楽理論のさまざまな分野が分かりやすくなります。
たとえば、
- コードの構成音を理解する
- メジャーコードとマイナーコードの違いを理解する
- 7thコードなどの構造を理解する
- スケールの各音の役割を理解する
- コード進行を分析する
- キーが変わっても同じパターンを応用する
- アドリブや作曲で音の位置関係を考える
といったことに役立ちます。
Q11. 度数はどうやって練習すればいいですか?
まずはCを基準にして、各音の度数を覚えるところから始めるとよいでしょう。
Cを1度とした場合
C=1度
D=2度
E=3度
F=4度
G=5度
A=6度
B=7度
これを覚えたら、次はGやFなど、別の音を1度として同じように数えてみましょう。
さらに、
「CからEは何度?」
「CからGは何度?」
「CからB♭は何度?」
のように問題を作って練習すると、度数の感覚が身につきやすくなります。
Q12. 度数を覚えるときに注意することはありますか?
一番大切なのは、半音の数だけで度数を判断しないことです。
たとえばCからE♭は3度ですが、CからD♯も実際の鍵盤上では同じ高さです。
しかし、音楽理論上は、
- C → E♭=3度
- C → D♯=2度
となります。
これは「音名を何個数えるか」という度数の考え方によるものです。
そのため、度数を考えるときは、まず音名を数えて何度なのかを判断し、その後に半音の数から長・短・完全などの種類を判断するのが基本です。
まとめ
音楽理論における「度数」は、音と音の関係を数字で表すための基本的な考え方です。
特に、
1度・2度・3度・4度・5度・6度・7度
という基本的な度数を理解すると、スケールやコードの仕組みが一気に分かりやすくなります。
最初は「音名を順番に数える」というシンプルなルールから覚えて、慣れてきたら「長3度」「短3度」「完全5度」など、音程の種類まで学んでいくとよいでしょう。
音楽理論を学ぶうえで、度数は避けて通れない重要な基礎知識です。
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