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【NAYUTAS新宿西口校】ボイトレ・音楽理論における「ピッチ」とは?初心者向けQ&A

皆さんこんにちは!NAYUTAS新宿西口校でございます!

歌やボイトレをしていると、「ピッチが悪い」「ピッチを合わせる」「ピッチが高い・低い」といった言葉を耳にすることがあります。

では、そもそも「ピッチ」とは何なのでしょうか?

ここでは、ボイトレと音楽理論の両方の視点から、ピッチについて5つのQ&Aでわかりやすく解説します。

Q1. ピッチとは何ですか?

A. ピッチとは、音の高さを表す概念です。

「ド」と「ミ」を比べると、「ミ」のほうが高い音です。このような音の高低を「ピッチ」と呼びます。

音の高さは、音の振動数である「周波数(Hz)」と関係しています。一般的には、周波数が高いほど高い音、低いほど低い音になります。

ボイトレでは、「狙った音の高さに声を合わせる」という意味でピッチという言葉が使われることが多いです。

Q2. 「ピッチ」と「音程」はどう違いますか?

A. ピッチは音そのものの高さ、音程は2つの音の間隔を表します。

たとえば、「ド」という音の高さがピッチです。

そこから「ミ」までどれくらい音が離れているのかを表すのが音程です。

簡単に考えると、

  • ピッチ=音の高さ
  • 音程=音と音の間隔

という違いです。

歌では「音程が悪い」という表現もよく使われますが、実際には「狙った音に対してピッチがズレている」という意味で使われることもあります。

Q3. ボイトレで「ピッチが悪い」とはどういう意味ですか?

A. 狙っている音の高さに対して、実際に出している声がズレているという意味です。

たとえば、ピアノなどで「ラ」の音を鳴らし、その音に合わせて歌うとします。

基準より高い声になれば「ピッチが高い」、低い声になれば「ピッチが低い」ということになります。

ピッチが不安定になる原因はさまざまです。

  • 目標の音を正確に聴けていない
  • 音の高さをイメージできていない
  • 息や声のコントロールが不安定
  • 喉に力が入りすぎている
  • 高音・低音で無理な発声をしている

そのため、ピッチ改善では「声を出す練習」だけでなく、音を聴く力と声をコントロールする力の両方を鍛えることが重要です。

Q4. ピッチを良くするには、どんな練習をすればいいですか?

A. 基準音を聴いて、その音を声で正確に再現する練習がおすすめです。

まずピアノやキーボードなどで1音鳴らし、その音を「ラー」などで歌ってみましょう。

その後、自分の声が基準音より高いのか低いのかを確認します。

慣れてきたら、

「ド→レ」
「ド→ミ」
「ド→ソ」

など、2つの音の移動を練習してみましょう。

チューナーを使えば、自分の声が目標の音に対してどの程度ズレているかを視覚的に確認できます。

ただし、最終的にはチューナーを見ることよりも、自分の耳でピッチのズレを感じ取れることが重要です。

Q5. 「ピッチ」と「キー」はどう違いますか?

A. ピッチは個々の音の高さ、キーは曲全体の調を表します。

たとえば「この音のピッチが高い」という場合は、1つの音の高さについて話しています。

一方、「曲のキーを上げる」という場合は、曲全体をより高い調へ移調することを意味します。

つまり、

  • ピッチ=個々の音の高さ
  • キー=曲全体の調・音楽的な中心

という違いです。

カラオケなどで「キーを上げる・下げる」と言う場合は、曲全体の音の高さを変更することを指します。

まとめ

ピッチは、歌や楽器演奏において非常に重要な基本概念です。

ピッチ=音の高さと覚えると、まずは理解しやすいでしょう。

そして、正確なピッチで歌うためには、単に声を出すだけでなく、基準となる音を聴き、自分の声との違いを感じ取り、声を調整する能力が必要です。

ボイトレでは、ピッチの正確さを身につけることを土台にして、さらにリズムや声質、表現力などを磨いていくことで、より音楽的で魅力的な歌につながっていきます。

参考文献・参考資料

  • 津崎 実「音楽用語の整理――ピッチ,音程,音階,調律を軸に――」『日本音響学会誌』81巻7号、pp.466-474、2025年。
  • 大串 健吾「音のピッチ知覚について」『日本音響学会誌』73巻12号、pp.758-764。
  • 饗庭 絵里子「ピッチ知覚に関するチュートリアル」情報処理学会。
  • 福田 宏之「ピッチメータ―その基本と臨床的応用」『耳鼻咽喉科』53巻10号、pp.789-795、1981年。
  • CASIO「微調整する(A音のチューニング)―音の高さを調節する」。

※本記事は、上記の文献・資料を参考に、ボイストレーニングや音楽理論を学ぶ方向けにわかりやすく整理・解説したものです。

 

 


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