歌に表情をつける「抑揚」とは?今日からできる簡単トレーニング☆NAYUTAS(ナユタス)香川高松校 ボイストレーニング
皆さん、こんにちは!
NAYUTAS香川高松校がお送りいたします。
歌っているときに、
「音程は合っているはずなのに、なんだか平坦に聞こえる……」
「もっと歌に表情をつけたいけど、どうすればいいか分からない」
そんな経験はありませんか?
歌をより印象的に聴かせるために大切な要素のひとつが、「抑揚(よくよう)」です。
今回は、抑揚とは何なのか、そして自宅でもできる簡単なトレーニングをご紹介します!
そもそも「抑揚」って何?
抑揚とは、簡単にいうと、声の強さや高さ、息の量などに変化をつけることです。
例えば、同じ言葉でも、
「ありがとう」
を一定の声の大きさ・高さで言うのと、
「ありがとう!」
と声に変化をつけて伝えるのでは、受け取る印象が大きく変わります。
歌も同じです。
歌詞をすべて同じ強さで歌うのではなく、
* ここは優しく歌う
* ここは力強く歌う
* ここは少し声を抑える
* ここから徐々に盛り上げる
というように変化をつけることで、歌に「流れ」や「表情」が生まれます。
抑揚をつけるときに意識したい3つのポイント
①「声の大きさ」を変えてみる
まず意識しやすいのが、声の大きさです。
ただし、
大きな声=強い表現
というわけではありません。
大切なのは、曲の中で「大きくする場所」と「小さくする場所」を作ることです。
例えばAメロでは少し声を抑え、Bメロから徐々に大きくし、サビでしっかり声を出す。
このように声の大きさに変化をつけるだけでも、曲全体にメリハリが生まれます。
まずは1フレーズを選び、
「ここは小さめ」
「ここから少し大きく」
「ここを一番強く」
というように、声の大きさを決めてみましょう。
⸻
②「声の高さ」に変化をつける
抑揚は、声の大きさだけではありません。
声の高さの変化も重要です。
歌詞の中で特に伝えたい言葉を少し高めに意識したり、落ち着いた部分では低めの声を意識したりすることで、表現に変化が生まれます。
ここでおすすめなのが、
「歌詞をメロディーなしで読む」
という練習です。
歌う前に歌詞を声に出して読んでみましょう。
「この言葉は強く伝えたい」
「ここは少し寂しい印象」
「ここは優しく伝えたい」
など、言葉の意味を考えると、自然と声の高さや強さが変化する部分が見つかります。
その変化を歌にも取り入れてみましょう。
③「息の量」を変えてみる
意外と見落とされやすいのが、息の使い方です。
同じ音程・同じ音量でも、息を多めに含ませることで柔らかい印象になったり、息の流れをしっかりさせることで力強い印象になったりします。
例えば、
「ありがとう」
という言葉を、息を多めに使って柔らかく歌うのと、息をしっかり流して力強く歌うのでは、同じ言葉でも印象が変わります。
このように、「どれくらい息を使うか」も抑揚を作る大切な要素です。
家でできる!抑揚トレーニング
ここからは、今日からできる練習をご紹介します。
トレーニング①「歌詞をセリフとして読む」
まずは練習する曲の歌詞を用意します。
そして、メロディーをつけずに普通の会話のように読んでみましょう。
ポイントは、
「誰かにこの言葉を伝える」
という意識を持つこと。
棒読みにならないように、
「ここは強く伝えたい」
「ここは優しく伝えたい」
と考えながら読んでみます。
その後、同じ部分を歌ってみましょう。
歌詞の意味を意識するだけでも、自然な抑揚がつきやすくなります。
トレーニング②「わざと大げさに歌う」
普段の歌い方から少し離れて、あえて大きく抑揚をつけて歌ってみるのもおすすめです。
例えば、
* Aメロはかなり小さく
* Bメロで徐々に大きく
* サビでしっかり声を出す
* 最後はまた少し抑える
というように、極端に変化をつけてみます。
最初は「やりすぎかな?」くらいでOKです。
その後、録音して聴き返してみると、
「ここはちょうどいい」
「ここは少し強すぎる」
という部分が見つかります。
そこから少しずつ自然な表現に調整していきましょう。
トレーニング③「1フレーズだけ練習する」
1曲全部を一度に練習する必要はありません。
まずは、1フレーズだけを選びます。
そして、
①普通に歌う
↓
②声を大きくする場所を決める
↓
③声を小さくする場所を決める
↓
④一番伝えたい言葉を決める
↓
⑤もう一度歌って録音する
という流れで練習してみましょう。
短いフレーズでも、意識するポイントを変えるだけで歌い方は大きく変わります。
「抑揚=大きな声」ではない!
抑揚をつけようとして、
「とにかくサビを大きな声で歌う!」
となってしまうことがあります。
しかし、抑揚は大きくすることだけではありません。
むしろ、
「小さくする」ことも大切な表現です。
大きな声を出す部分が印象的に聴こえるのは、その前に声を抑える部分があるからこそ。
「大きくする」だけではなく、
「小さくする → 徐々に大きくする」
という変化を意識してみましょう。
毎日の歌の練習に「抑揚」を取り入れよう!
抑揚の練習は、特別な道具がなくてもできます。
例えば毎日の歌の練習で、
「今日はこの1フレーズの抑揚だけ意識する」
という目標を決めるだけでも十分です。
また、歌う前に歌詞を読みながら、
「この言葉はどう伝える?」
「どこを一番強く伝えたい?」
と考えてみるのもおすすめです。
歌は、音程やリズムが合っているだけではなく、「どう伝えるか」によって印象が大きく変わります。
まずは1フレーズから、声の大きさ・高さ・息の量を意識してみましょう。
少しずつ声の変化を作ることで、いつもの歌にも自然と表情が生まれていきますよ♪
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