こんにちわ!
ナユタス天王寺校です!
すっかり夏の猛暑も過ぎ去り、少しずつ過ごしやすい天候になってきました。
そろそろジャケットを新調しようか悩んでおります。。
さて、すっかり当たり前の存在。身近な存在になってきたK-POP。
もともとどのような歴史があり、どのように作られてきたのか皆さん考えたことがありますか?
今回はその遍歴を紹介したいと思います!
K-POP(韓国ポップ)は、韓国で発展した音楽ジャンルであり、韓国の大衆音楽産業の象徴的存在として世界中で人気を集めています。その歴史を振り返ると、1950年代から始まり、特に1990年代以降に国際的に注目されるようになりました。
1. 1950〜80年代: 初期の韓国大衆音楽
- 1950年代には、韓国戦争の後、アメリカ文化の影響が強まり、アメリカのポップミュージックが韓国に導入されました。このアメリカ文化の影響というところ、とても大事です!
- 1970年代〜80年代にかけては、韓国国内でトロット(韓国伝統音楽と西洋音楽を融合したスタイル)が主流でしたが、フォークやロックなど多様なジャンルも流行り始めました。この時期はK-POPの直接的な起源というより、現代韓国音楽の土台を形成したと思ってもらえれば!
2. 1990年代: K-POPの誕生と成長
- 1990年代に入ると、おまちかね!現代的なK-POPが誕生しました!これを象徴するのが1992年にデビューした「ソテジワアイドル(서태지와 아이들, Seo Taiji and Boys)」です。彼らはラップやヒップホップ、ロックなどの要素を取り入れ、韓国音楽界に大きな変革をもたらしました。
- 1996年には、韓国の大手エンターテインメント企業「SMエンターテインメント」が誕生し、K-POPアイドルシステムが確立されました。H.O.T.というアイドルグループがデビューし、これがK-POPアイドルブームの火付け役となりました。ちなみに筆者が生まれたのもこの時期です笑
3. 2000年代: 第1次K-POPブーム
- 2000年代初頭には、K-POPは国内での人気をさらに拡大させ、東アジア地域、特に中国、日本、台湾などでブームを引き起こしました。代表的なグループには、BoAや東方神起などがあり、彼らは日本市場でも成功を収めました。筆者はこの世代です。よく聞いてました。
- この時期のK-POPは、ダンスパフォーマンスや洗練されたビジュアルを強調し、音楽の他にも映像作品やファッション、ビューティーが融合したエンターテインメント文化が形成されていきました。韓流ブームもこのあたりだったような。。
4. 2010年代: グローバルK-POPの台頭
- 2010年代には、K-POPは本格的に世界へと広がりました。筆者の感覚ではK-POPという言葉をよく聞くようになったのはこのあたりかと。。特に、Psyの「江南スタイル」(2012年)がYouTubeで爆発的な人気を博し、K-POPの存在をグローバルに知らしめました。
- 同時に、BTS(防弾少年団)やEXO、TWICE、BLACKPINKといったグループが世界中で成功を収め、特にBTSはアメリカの音楽チャートで連続的にトップを飾り、K-POPの国際的認知度を飛躍的に高めました。
5. 2020年代: デジタル時代のK-POPとさらなる進化
- 2020年代には、ストリーミングサービスやSNSの普及により、K-POPはさらに国際的な影響力を強化しました。特にTikTokやYouTubeを通じて、K-POPのダンスチャレンジやファンダム文化が世界中の若者に広がり、グローバルなトレンドを牽引しています。若い世代はみんなやってますよね!
- BTSやBLACKPINKが国際的な賞を受賞し、アメリカのビルボードチャートで連続的にトップを獲得するなど、K-POPはアジア発の音楽文化として、世界中で非常に大きな影響力を持つようになりました。
K-POPの特徴
K-POPは、その視覚的なパフォーマンス、洗練されたビジュアル、スタイリッシュなミュージックビデオ、そして強力なファンダム文化が特徴です。アイドルたちは厳しいトレーニングを経て、ダンス、歌、そしてビジュアル面でも高度な技術を持っています。また、K-POPは単なる音楽ジャンルとしてだけでなく、韓国文化の象徴としても国際的な影響力を持ち、他の韓国製品(映画、ドラマ、化粧品、ファッション)とも密接に結びついています。
K-POPの今後
K-POPは今後も、デジタル技術を活用し、AIやバーチャルアイドルなど新しい形態のエンターテインメントと結びつきながら進化を続けると予想されます。また、ファンとのグローバルなつながりを通じて、K-POPはさらに多様な文化や国々に広がっていくでしょう。