こんにちは、NAYUTAS天王寺校です!
私は普段ドラマや映画をあまり見ない人間なのですが、
いくつか見て判明したことがあります。
「日曜劇場はおもしろい」
日曜日夜9時からTBS系列で放送されているドラマシリーズ。
有名なものを上げると「半沢直樹」「華麗なる一族」などですね。
歳を重ねたからなのか、こういった大人向け?のような渋いドラマがすきになってきてしまいました。。笑
その中で今回は「グランメゾン東京」を取り上げてお話しようと思います!
木村拓哉さん主演のドラマで
高級レストラン「グランメゾン東京」でミシュランの三つ星を獲得するために奮闘するドラマになっております!
大ヒットドラマ「グランメゾン東京」は、料理を“シンフォニー”として描いた作品とも言えます。
そのテーマはまさに「味覚の交響曲」。今回は、料理と音楽がどのようにリンクしているのかを音楽目線で深掘りしてみましょう。
1. メロディのように味わうプレート構成
ドラマ中、料理は“前菜→メイン→デザート”と曲のように展開し、味の流れも音楽と同様に「テーマ」「展開」「クライマックス」で構成されています。いつ・どこで“味の転調”を入れるかというシェフの構成力は、まさに作曲者の手腕と重なります。
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最初の一皿は「序曲」のように期待感を煽り、
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メインは味覚の“盛り上がり”で印象を強め、
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デザートでは余韻を残しながら静かに締めくくる…
これぞ“味覚による交響曲”です。
2. 音色を引き立てる“調和”の技
料理には素材の個性を活かしつつ、全体の調和を保つ繊細なバランス感覚が求められます。これは音楽における“和声(ハーモニー)”にも通じます。
例えば、ドラマのワインの場面では、
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赤ワインの深く厚みのある“低音”が肉料理に肉厚な深みを与え、
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白ワインは“高音域”の爽やかさで前菜を爽快に彩ります。
シェフがワインペアリングで使うその組み合わせは、まさに作曲時の“コード進行”そのもの。その絶妙なアンサンブルが、“口の中のオーケストラ”を創り上げるのです。
3. リズムとテンポを操る調理技術
キッチンでのリズムやテンポ感も、音楽と密接にリンクしています。
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ソースを煮込むテンポの一定のリズムは“拍”のように安定感をもたらし、
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仕上げの火入れや盛り付けの“間”が、一品一品に“間合い”や“余韻”を演出します。
音楽の世界でいうところの「間」と「テンポ感」が、料理の質にも大きな影響を与えることをドラマは教えてくれました。
4. ドラマ演出の音楽的演出効果
ドラマではシーン転換ごとに音楽が効果的に使われており、料理の完成と共にBGMが盛り上がる瞬間は、食欲と心を同時に刺激します。
BGMが料理の“味”を増幅し、視聴者である私たちにも“音楽を聴くように味わう演出”を体感させてくれるのです。
🎼まとめ:「グランメゾン東京」は『味の交響曲』」
このドラマは単なる料理番組ではありません。料理が奏でる“音楽”を五感で描く、まさに食の交響曲です。
私たちNAYUTASでは、歌や演奏を通じて“表現の総合芸術”を追求しています。音楽と料理、どちらも「感情と感動」を届ける点で共通しています。皆さんも、音楽とともに“無限の表現”を探してみませんか?