「ボイトレを始めたけど、どんな曲で練習したらいいかわからない…」
そんな方のために、今回は 男声初心者におすすめの練習曲5選 をご紹介します!
ポイントは、
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無理のない音域で歌える
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発声の基礎を身につけやすい
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楽しく続けられる
この3つ。カラオケやお家での練習にもぴったりですよ。
(女声編は後日公開予定!お楽しみに♪)
🎵 1. 福山雅治 – 「桜坂」
おすすめポイント(技術面)
中低域が中心で無理なく歌えるため、腹式呼吸・安定した胸声(地声)の土台作りに最適。ゆったりとしたフレーズが多く、フレーズごとの呼吸や歌い出しの処理を丁寧に練習できます。抑揚(ダイナミクス)を付ける練習にも向きます。
練習ポイント(実践メニュー)
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リップトリル(唇の震え)でウォームアップ → 長めのフレーズで息継ぎの位置を確認。
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「ah」母音でメロディをなぞる(フレーズを切らずに繋げる) → レガートの感覚を養う。
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ロングトーン練習:中音で一定の音量(mp)を10〜15秒キープ → 支え(息)を安定させる。
パフォーマンスのコツ
語尾を潰さずに少し抜くと雰囲気が出る曲。カラオケではマイクを近づけすぎないで、柔らかい声のニュアンスを大切に。
🎵 2. スピッツ – 「チェリー」
おすすめポイント(技術面)
中音域のフレーズが多く、サビで少し高めに行く設計。中音の安定感を作りつつ、サビでの「抜け」を意識してミックス(地声と裏声の橋渡し)を練習できます。リズムが心地よいので、リズム感も磨けます。
練習ポイント(実践メニュー)
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スケール練習(メジャースケール)を「la」で歌い、ミドルレンジの安定を作る。
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サビの最高点を「ng→ah」練習で滑らかに(鼻音から開放する練習)。
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メトロノームに合わせて歌詞を短く切る練習 → リズムの正確さを養う。
パフォーマンスのコツ
サビは少し前に出る(フォワード)イメージで声を作ると抜ける。高音が厳しいときはキーを下げて歌いやすく調整。
🎵 3. 森山直太朗 – 「さくら(独唱)」
おすすめポイント(技術面)
ロングフレーズとゆったりしたテンポで、息の管理(持久力)とダイナミクスコントロールを学べる王道曲。声のニュアンス(柔らかさ)と共鳴の感覚を磨くのにも向いています。
練習ポイント(実践メニュー)
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フレーズごとに「どこで吸うか」を文字にして書き出す(息継ぎプランの作成)。
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長い母音を段階的に強弱を付けて歌う(p→mf→p)→ 表現幅を広げる。
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低音〜中音での安定を作るために、低めの音を小声で歌って共鳴位置を確認。
パフォーマンスのコツ
感情を込めすぎると息切れしやすいので、句ごとの呼吸設計が重要。録音して「どこで息が足りなくなるか」をチェックしましょう。
🎵 4. Official髭男dism – 「宿命」
おすすめポイント(技術面)
ポップロック系の代表曲で、低めのパートと高めのサビが混在。地声の厚み(胸声)と、高音でのミックス〜ハイパワー(強めのミックスボイス)を切り替える練習になります。アーティキュレーション(言葉の明瞭さ)も求められるため表現力が上がります。
練習ポイント(実践メニュー)
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チェスト強化:短いフレーズをスタッカートで胸声を意識して出す(腹に力を感じること)。
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ミックス練習:サイレン→半音ずつ上げる → 裏声に逃げずにつなげる感覚を作る。
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コンソナント強化(子音の明瞭化):歌詞の母音は柔らかく、子音は短くはっきり。
パフォーマンスのコツ
サビは「力を入れる箇所」を決めて、全部を力ませないこと。先にブレスを取り、言葉の始めで声を立ち上げると安定します。
🎵 5. BUMP OF CHICKEN – 「天体観測」
おすすめポイント(技術面)
サビでしっかり声を張る(プロジェクト/ベルト)の練習に向いている曲。リズムのアクセントが効いているため、アタック(音の出だし)と声の選択(強めの胸声)を練習することでライブ映えする力が付きます。
練習ポイント(実践メニュー)
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ベルト基礎:短いフレーズを胸声で、息を押し出す感覚を意識して発声(徐々に音量UP)。
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スタミナ練習:サビの繰り返し部分を分割して繰り返し→体力をつける。
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発音の確保:語尾の処理を明確にして、バンドサウンドの中でも言葉が潰れないようにする。
パフォーマンスのコツ
高音で無理に息を押し込むと引っかかるので、胸の支え+前方の響きを意識。ステージでは体を使ってリズムを取ると声が安定します。
全曲に共通する「効果的な練習ルーティン」
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ウォームアップ(5〜10分):リップトリル、ハミング、低音からのスライド。
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スローテンポ練習:メトロノームを遅めに設定して丁寧に音を取る。
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録音して聴く:自分の癖(音の抜け、息継ぎ位置、発声の崩れ)を可視化。
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週に3回、1回20〜30分の集中練習を継続する。休息も大事。
カラオケ・ライブ本番の実践的アドバイス
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キー調整は遠慮なく:自分が楽に出せる音域に合わすと表現が良くなる。
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マイクの使い方:高音はマイクを少し遠ざけ、弱音は近づける。一定距離を保つ練習を。
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喉ケア:本番前は水分補給(常温の水)、激しい発声直後は無理しない。
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心理面:大きな声を出す前に短い深呼吸で落ち着くと安定する。
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次回は【女声編】をご紹介しますのでお楽しみに♪

