オーディションで「誰よりも大きく、全力で踊ったはずなのに落ちてしまった」という経験はありませんか?
オーディションで見られているのは動きの大きさだけでなく、曲に合わせて強弱をつけられるメリハリのある表現力です。
今回は、ただ大きく踊るだけではダメな理由と、プロの表現力に必要なメリハリについて解説します。
大きく踊るだけがダメな理由
すべてのカウントを同じスピード・同じ大きさで踊ることは、「パワフルで好印象を持たれる」と思うかもしれません。
しかし、審査する側から見ると、ずっと同じ調子に見えて飽きてしまうことも。
例えば、サビは120%の力で強く見せる一方で、Aメロは60~70%くらいに抑えると、印象づけられます。
他にも、大きく跳ぶ振付の前にあえて小さくタメをつくることで、爆発力が生まれます。
全部を大きく踊るのではなくて、どこで攻めるか・抜くか・溜めるかを自分で設計できることが、プロの現場で評価されるメリハリです。
ダンス経験者が陥りやすい罠
なぜ大きく踊ってしまうのか、その理由を紹介します。
1.音をカウントだけで捉えている
ダンス経験者ほど、1・2・3・4のカウントに正確に合わせようとします。
カウントは大切ですが、集中しすぎると、楽曲の細かな表現まで意識が回りにくくなります。
その結果、どの音も同じ力で動いてしまい、表現にメリハリが出にくくなります。
「カウントは合っているのに、なんとなく平坦に見える」という場合は、音楽の強弱や歌詞の流れも意識してみましょう。
2.「全力で大きく」が身についている
レッスンで「もっと大きく!」と言われてきた人ほど、常に全力で踊ってしまいがちです。
しかし、ずっと力が入りっぱなしだと、肩や首が上がりやすく、ラインが潰れて見えることも。
また、余裕がない印象になってしまい「本番でダメになりそう」とみられてしまう場合もあります。
大きく踊れることはあなたの強みですが、オーディションでは大きく踊るだけでなく、必要な場面でコントロールできるかも見られています。
メリハリをつけるための簡単チェック&練習
まずは、自分のダンス動画を撮影してみましょう。
Aメロ・Bメロ・サビで、踊り方の印象が変わっているかを確認します。
もし、どのパートも同じテンション・同じ強さに見えるなら、メリハリ不足と言えます。
メリハリをつけるための具体的な練習方法を紹介します。
1.力の配分を考える
曲をメロとサビに分けて、力の配分を決めて踊ってみましょう。
Aメロは60%くらい、サビは110%くらいというイメージです。
「どこを強く見せるか」「どこを抑えるか」を決めるだけで、踊りの印象は変わります。
2.同じ8カウントを3パターンで踊る
同じ8カウントを、60%・100%・120%の3パターンで踊ってみます。
その様子を動画で取ると、ちょうどいい力加減が見つけやすくなります。
「大きく動いているつもりでも雑に見える」「少し力を抜いたほうが余裕ある」など、客観的に気づけることも多いです。
メリハリのあるダンスならナユタス所沢校
オーディションで評価されるには、曲の雰囲気や歌詞に合わせて、強弱や抜きどころをコントロールできる「メリハリのある表現力」が大切です。
しかし、自分ではメリハリをつけているつもりでも、実際には全部同じ強さで踊ってしまっていることも。
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