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高い声が出ない6つの原因|タイプ別の正しい練習法を解説[所沢のボイトレ教室]ナユタス所沢校

こんにちは!
ナユタス所沢校ボイトレ講師のMARIKOです。

今日は、【高い声が出ない6つの原因】についてお話ししていきます。

皆さん、高い声が出にくいと感じる時、その具体的な原因を認識していますか?💡

高い声が出ない原因は、実は人によって様々で、その原因に合った練習をしないと、さらに声が出にくくなってしまう場合もあります。この記事では、ボイトレ講師が現場で見てきた「高い声が出ない6つの原因」と、それぞれのタイプに必要な練習の方向性をまとめて解説します。

この記事でわかること

  • 高い声が出ない原因は1つではなく、大きく6タイプに分かれること
  • 自分がどのタイプに当てはまるかを確かめるセルフチェック方法
  • タイプごとに必要な練習の方向性(間違えると逆効果になる理由)

まずはどんな原因があるのかをみていきましょう。


原因①地声を張り上げている|高い声が出ない人に一番多いパターン

地声は主に中低音域で使いますが、そのまま高音域まで持ち上げてしまう方がいます。呼気量(息の量)が多いので一見声量はありますが、声帯に過剰な負担をかけているため、すぐに喉が枯れてしまいます。

また、声帯が上手く振動せず綺麗な音が出ないため、聞いている人からすると『うるさい』という印象になってしまうことも。

こういう方は、呼気量の調整と声帯のコントロールをする練習が必要になります。

▶︎ あわせて読みたい:高い声が「叫び声」になってしまう人へ。張り上げずに高音を出すための“支え”の感覚とは

原因②喉を締めている|息が流れず高音を絞り出している

声帯周辺の筋肉に不必要な力が加わり、無理に声を絞り出している状態です。喉周りに余計な力が入ると口が開きにくくなり、息がうまく流れず、さらに喉を締めてしまうという悪循環に陥ります。

また、息を流すのが苦手な人も多いのですが、皆さんは声を混ぜたため息がつけますか?これが難しい人は、喉を締めていることで息が流れにくくなっている可能性が高いです。

こういう方は、口の開け方や上手く息を流す練習が必要になります。

▶︎ あわせて読みたい:高音になるほど喉が締まって苦しい…その原因と正しい改善ステップ【喉締め声を治す3つの方法】今日からできる脱力トレーニング

原因③舌の力み|舌根が高い声の通り道を塞いでいる

まず、歌っている時の舌の状態を見てみてください。もし舌が奥に引っ込んだり震えたりしている場合は、舌根が声の通り道を塞いでしまっているかもしれません。

歌いながら顎の下を親指で触ってみて、硬く押し返してくるようなら舌の力み過ぎのサインです。

また、舌を出して30秒キープできますか?震えたり引っ込みたくなったりする場合は、過緊張状態にあると言えます。

こういう方は、舌の力みをとるトレーニングが必要になります。

▶︎ あわせて読みたい:歌うと力んでしまう方必見!簡単にできる脱力ウォーミングアップ4選

原因④声帯の柔軟性不足|伸展できないと高音は出ない

高い声は、声帯を薄く引き伸ばす(伸展)ことができないと出ない仕組みになっています。伸展がうまくできないと、裏声がスカーッと抜けてしまったり、かすれたりしてしまうのです。

皆さん、裏声は使いたくないと、避けてきていませんか?実は強い声の練習ばかりしていても、高い声は出せるようにならないのです。

高音をパワフルに歌うためには、芯のある強い裏声が出せるようになることが必須です。

裏声がかすれる、出せない、裏声って何?という人は、声帯を伸展させる練習が必要になります。

▶︎ あわせて読みたい:高い声が楽に出る!芯のある『強い裏声』を出す練習法とイメージ裏声(ファルセット)がかすれる原因は?声帯の閉鎖と息のコントロールを徹底解説

原因⑤高い声は出るが裏声・合唱声になる|声帯の閉鎖不足

※合唱声=合唱で使うような、柔らかく響かせる発声のことです。

高い声をパワフルに出すには、声帯を収縮させ、しっかり閉鎖させて『地声』を使える状態である必要があります。原因④の伸展とは逆の動作になりますが、高音には【両方が必要】ということです。

普段の喋り声が裏声の方や、歌う時に地声を使わない方は、声帯を閉じる力が弱い可能性があります。

歌う時にパワー不足と感じる方は、声帯を閉じるためのトレーニングが必要になります。

▶︎ あわせて読みたい:ミックスボイスの出し方完全ガイド|地声と裏声を自然につなぐコツと練習法

原因⑥喉頭の動きが悪い|高音に合わせて上下できていない

発声における『喉頭』=『喉仏』とも言えますが、喉頭は音域や出したい音色に合わせて、スムーズに上下できるのが理想です。

上がり過ぎていると喉を締めてしまい、下がったままだと高音を出すための喉の筋肉が使いにくくなります。

こういう方は、喉頭の位置を音域や音色に合わせてコントロールする練習が必要になります。

▶︎ あわせて読みたい:高音は出るけど「声が細い・苦しそう」原因は喉仏?正しい位置にキープする筋肉の鍛え方高音が出しやすくなる声帯の仕組みをやさしく解説!喉を締めないために


【ナユタス所沢校のレッスン事例】

ここからは、実際に所沢校のレッスンで担当した生徒さんのケースを2つご紹介します。原因が1つとは限らないこと、そして原因に合った順番で練習すれば必ず変わることが伝われば嬉しいです。

事例①|裏声が出せず、中音域から上が声にならなかった20代女性

裏声が出せないため、中音域から上は声にならない状態でしか歌えなかった20代女性のケースでは、②③④⑤が複合した原因でした。

喉を締めることで舌にも力が入り、声帯を開けながら(息を流しながら)声を出すことができないため、裏声どころか「声を混ぜたため息」がつけない状態でした。

練習は、まず「声を混ぜたため息」からスタートしました。息だけ、または声だけになってしまうので、舌を手でつかんで思い切り前に出した状態で、ため息がつけるように練習してもらいました。

それができたら、『ホ』『フゥ』などで喉を開けた状態のまま、息混じりの裏声を高音まで出せるように練習します。慣れてきたら息漏れをなくす作業に進み、地声と裏声の大きな声質の差を埋めていきました。入会から4ヶ月経った現在は、いよいよミックスボイスの習得に入っています。

事例②|強い地声を高音まで張り上げてしまっていた30代男性

強い地声は得意なものの、そのまま高音まで持ち上げて張り上げ状態になっていた30代男性のケースでは、①の過剰な呼気と②の喉締めが原因でした。

張り上げてしまう方は裏声が苦手なことも多いのですが、しっかりと芯のある裏声が使えないと、高音域は地声のまま張り上げるしか方法がなくなってしまいます。

そこでまず、息漏れの少ない裏声が出せるように練習をしていきました。それに慣れたら、地声と裏声の移行をスムーズにできるようにしていき、入会から半年〜8ヶ月ほどで徐々にミックスボイスを使えるようになりました。

いかがでしたか?

まずは自分が『どれが原因で高い声が出ないのか?』を知ることが大事です。

もし、

  • 『一人で歌っていても原因がはっきり分からない』
  • 『原因が分かったけど、具体的にどんな練習をすれば良いか分からない』
  • 『練習してみたけど改善しているかが分からない』

という方は、ぜひ無料の体験レッスンで直接講師に見てもらってくださいね。

今の課題に対して、どのような練習をすれば良いかを丁寧にお伝えしています。

ぜひお気軽にお越しください♪